彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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【イスラエル・パレスチナ旅行記7】ナザレ、ティベリア、ガリラヤの1Dayバスツアー

2019-11-26 17:43:39 | 
★★★だんなと二人での自由旅行。エルサレム在住の内藤さん宅に数泊させていただきつつ、イスラエル・パレスチナを旅した12日間の記録です。★★★

2019年10月30日(水)-1

「get your guide」というサイトで見つけた「テルアビブからのナザレ、ティベリア、ガリラヤの日帰り旅行」へ。北部聖地巡礼ツアーといった感じ。
英語ガイドの1dayツアーで、1人10000円ちょっと(食事別)。
ティベリア方面は自分たちで移動するのは大変そうだったし、時間もかかりそうだったのでツアーにしてみました。
get your guideは日本語ガイドはないみたいだけど、他のサイトに比べツアーの種類が多く、マニアックな場所に行くツアーもあって、料金も全体にお手頃。
駆け足観光だけどバスで移動できるだけでもラクだし、ものすごく多国籍なメンバーで、英語が分からなくても楽しめると思います。

実際、バスの中はまるで小さな地球。全大陸から来てるんじゃないかってくらい。
ガイドさんは国や都市の名前で私たちを呼んでいました。
「後ろのカリフォルニアさんとロンドンちゃん、ちょっと説明するからお静かに!」って感じで。

この日はテルアビブで自転車の大きなレースがあり、封鎖されている道があって混雑していたそうで、バスは30分以上遅れて到着。
待っている間にオールドヤッファのホテルの可愛いベーカリー(Milk Bakery)でコーヒーとペストリーを買うことができました。パンはここが一番美味しかった!

ツアーの内容は
■ナザレ(受胎告知教会、聖ヨセフ教会)
■車窓からカナやメギド(ハルマゲドン)、マグダラなどをちら見
■ガリラヤ湖畔(パンの奇蹟の教会、カペナウム、湖畔のレストランでランチ)
■ヤルデニット(ヨルダン川の洗礼ポイントで洗礼している人たちを見学)


私はキリスト教徒ではないですが、幼稚園がカトリック、中学校がプロテスタントで、多少キリスト教や聖書には馴染みはあったので、「ここがナザレか!」とミーハー的にワクワクしました。でも、決して観光地としては派手ではありません。
やっぱり巡礼という言葉の方が似合う場所。
キリスト教徒の人、キリスト教文化圏の人は相当ぐっとくるでしょうね。

行くまで知らなかったのですが、イスラエル/パレスチナには世界遺産も多く、名所は観光客でどこも混み合っていました。
イスラエルが観光地だ(リゾートだってある)ってイメージは、日本ではあまり無いですよね。

1Dayツアーで特に印象に残ったのは、ナザレの受胎告知教会に飾られている長谷川路可の「華の聖母子」。

街も美しく、美食の街だそうなので、今度ゆっくり滞在してみたい。

それと、ヤルデニットで見学したバプテストの洗礼(浸礼)。イエスがヨハネから洗礼を受けたのと同じように、全身をヨルダン川に浸す姿、祝福して盛り上がるグループが沢山見られました。
【ヤルデニット 洗礼を受けている人】


イスラエルでの移動はゴツゴツした茶色い景色が多かったけど、ゴラン高原とガリラヤ湖を間近に見ながらのドライブは壮観でした。
これがあのゴラン高原!この向こうはシリアなのか〜と。


帰り道、ほとんどの人が寝ている静かなバスの窓から、夕暮れに染まる無機質な景色を眺めていると、時空を超えてしまったような不思議な気分になりました。

つづく。

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