彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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はじめての瀬戸内海 1

2014-08-12 19:52:12 | 
7月末、久しぶりのひとり旅に行って来ました。
ひとり旅と二人以上の旅には大きな違いがあります。
もう、別モノといってもいいくらい。
自分と向き合う特別な時間。

とにかく小さな島に行ってのんびり海を眺めたいな~と思ったのですが、沖縄はこの時期やたら高いし、車を運転できないと大変そうだし…

結局瀬戸内海の島々へ。
関東の人間からすると、あまり馴染みのない地域です。
一度、愛媛には仕事で行きましたが、道後温泉や松山城など、とても風情があって良かったし、なんだか「日本って広いなあ。」とやたら思った記憶があったのです。
私ってまだまだ日本を知らないなあ、というような。
その記憶もあって、四国にしました。

しかも羽田から高松行きの航空券は夏休みにも関わらず激安!
ということで未知なる瀬戸内へ…。
いい感じの島ならどこでもいいやと思っていたので、アートで世界中から注目されていることもほとんど知らずに出かけました。


7月21日 高松空港から高松港へ直行して、女木島へ。
鬼が島として有名な、高松から20分ほどの島です。
大きな浮き輪を持った海水浴客も沢山乗っていて、島に着いてすぐの海水浴場でみんな泳いでいました。
ちょこっとフェリーに乗って海水浴に行くなんて、地元の方がうらやましい!



私はすぐバスで山の上の方にある鬼が住んでいたという洞窟へ。
のどかな島の雰囲気に、すぐ魅せられました。



洞窟の中は、ひんやり。
地元の中学生が作った鬼のお面が大量に展示されていて、不気味でした。
これもアートプロジェクトの一環だと知ったのは後のこと…。

帰り道は、バスに乗らず歩いてみました。
遠かったけど、景色も空気も最高だった!いきなり島パワー吸収しまくり。


集落におりて適当に歩いていた時、たまたまアートを展示している古民家に辿り着き、そこで初めて女木島にも沢山のアートスポットがあることを知りました。。
そんな観光客は私くらいのようで、スタッフの方に驚かれてしまいましたが、親切に他のスポットまでの道や、他の島のアートの事を教えて下さいました。

その古民家には広くて涼やかな軒先があり、星が天上を通るたびに、その星の明るさや距離に応じてプログラミングされた‘音’を聴くことができました。
忘れがちですが昼間でも星は通っているので、時々何とも言えない美しい音が鳴ると、あ、今通ったんだとわかります。
近くて明るい星は強い音。遠い星は小さな音、というように。
一つの星が私たちの上を通るのは、長い長い年月にたった一度だけ。
おそらく人生で一度きり。
一期一会。
見えない星々に思いを馳せながら、しばし涼むことができました。

大竹伸明さんの「女根(めこん)」は、休校中の小学校で観ることができます。かっこよすぎ。


ちょっと小高い丘にのぼってゆくと、こんな絶景を活かしたアート。


フェリー乗り場近くにも、屋外アートがあります。


高松に戻ると、港にもアート。


その場所を活かし、そこにあるものを活かしたアートばかりで、早速感銘を受けました。
これはすごい旅になるかも!という予感。

うどん県初上陸だったので、とりあえずうどんも。
遅くまで空いている店があまりありませんでしたが、なんとかありつけました。まあまあだったかなあ。


夜は香川ウォーターフロントフェスへ。
海の上で繰り広げられるプロジェクトマッピングを観ました。こんな感じ。


翌日もまたうどん。
こちらではカルボナーラのような、黒こしょうが効いた釜玉が美味しかったです。


もっと郊外に行けば美味しい店があったのだろうけど、今回の目的ではないのでこのへんで。

直島へ渡ります。
【つづく】


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