彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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からだと心のケアをしよう[3]

2011-03-27 23:36:14 | 簡単セルフケア
体の末端は3カ所。手指、足指、そして頭蓋。
血流や気の流れの折り返し地点である末端を緩めることで、体全体が緩みやすくなります。
頭蓋のセルフケア。これで、私は人生が大きく変わりました。変わった、というよりも、取り戻したって感じかも知れない。
おおげさでなく、おすすめです。
震災のショックで眠れない方にも、花粉症の方にも。ぜひ知っていただきたい!!
頑固、頭がかたい、ネガティブ思考など、性格だと思われていることも、頭の関節を緩めることで改善が見られたりします。


《teateセラピー 頭部~頸部(頭痛、肩こり、フェイスライン、鼻、喉の不調など)のセルフケア》
頭蓋骨は22個の骨でできており、当然関節があります。
ほんのちょっとしぼんだりふくらんだり、というポンプのような動きを行っていて、脳脊髄液という栄養分を仙骨まで送る大事な役割をしています。
頭蓋の関節に固さがあり動きが滞っていると、目鼻耳などの様々な症状、首や肩の凝り、精神的な不調などの原因にもなり得ます。

色々な症状は、固さがあることの「お知らせ」として、特に固さが強い箇所に出てくるのです。
(例)頭蓋の関節の固さ→頭蓋の血流などの滞り→頭痛

根本的原因である関節の固さをとってあげれば、最終的に“お知らせ”である頭痛は出なくなる、ということになります。
いわゆる柔軟性の‘硬さ’とは違い、関節をゆっくり動かし切ろうとした時の動かしにくさ、窮屈さなどを、‘関節の固さ’と呼んでいます。
関節を「触る」「動かす」ことで、固さは取れてゆきます。


最初に首をゆっくり回したりして、今の状態を確認しましょう。
くれぐれも痛くない範囲で、呼吸を深く、身体の声を聞きながら心地よく行って下さいね!

1.頭、顔、顎、首全体を細部まで触る。砂を払い落とすように、丁寧に優しく。(触るだけでも緩む)
鼻の通りを良くしたい時は、小指を鼻の穴の奥まで突っ込んでしばらくそのまま置いておく。
耳の場合も同様に、耳の穴に小指を。これだけでも変わります!だまされたと思ってやってみてください。
痛くないところまで、楽な姿勢でまずは5分ずつくらい置いてみてください。
鼻づまり、難聴などの改善がみられた方がとても多いです。

2.口の中を舐め回す。歯の裏や喉の方まで、くまなく。(触るのと同じ効果)喉が痛いときなどにもおすすめ。動物がからだを舐め回すのと一緒です。

3.大きな口で「あ、い、う、え、お」×3回くらい。表情筋を使いきるように、目や眉毛まで動かして!

4.空を見て口ぽかーん&頭をゆらゆら。
首が辛い場合は、そんなに上を向かなくても大丈夫。顎が緩めばOKです。
噛む筋肉=こう筋は、体重分くらいの力が出る、全身で一番強い筋肉。ここを緩めれば、全身がリラックスしやすくなります。

5.鼻回し;鼻をかむように鼻の両脇を両手で挟み人差し指を顔に押し付ける。顎の下に親指を置くと安定します。鼻の奥の骨(上顎骨)を動かすように、上下左右、ぐるぐる、丁寧に動かす。鼻を根こそぎ倒すように。


6.耳まわし;耳を人差し指と中指の間に挟み、手全体を顔に密着させる。耳の奥の骨(側頭骨)を動かすように、上下前後、ぐるぐる、大きく動かす。


7.目を手で覆う。やはり、触れることで緩みます。強く押す必要はありません。優しく心地よく、しばらく置いておいてください。



最後に、もう一度首を回して変化を見てみて下さい。

関節を緩め、流れがよくなると、最初は痛みや症状が強くなる場合があります。(身体が‘出す’ことをするため。)徐々におさまってゆくと思います。
我慢できない痛みなどの時は、もちろん薬を飲むなど対策して下さい。そうでないときは、「あ、身体が‘出す’ことをやってんな~」という感じで見守ってあげて下さい。
歯ぎしり、不眠の方は寝る前にやるのがおすすめです。
ネガティブ思考などの方も、改善が見られる方がいらっしゃると思います。
我慢強い方(別な言い方をすると痛みなどに鈍い方)は、敏感になっていきます。

私自身、これを続けて沢山の変化がありました。アレルギーの症状の緩和(花粉などが入れば当然鼻水が出たりしますが、詰まることはなく、すぐ‘出る’ようになりました)気分が軽くなった、低気圧などで出ていた頭痛がしなくなった、のど飴や吸入器がなくても喉の痛みが取れるようになった、頭皮が柔らかくなった、目が疲れにくくなった、などなど。

関節の固さの原因は、お母さんの産道を通った時からあるそうです。
ほとんどの人が足りていない、関節を「触る」「動かす」。
触るだけで??!って思うかもしれないけど、そんな動物として当たり前のことが、私たち現代人は足りてないんですね。
最初は朝晩一通りずつ、とか、ペースを決めるとよいかも知れません。ほんの数分でできちゃいます。
そのうちクセのようになってしまうと思います。
基本的にはやりたいときにやりたいだけ、気持ちよく続けてみて下さい☆

手足のケアについては、また次回。


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