★★★だんなと二人での自由旅行。エルサレム在住の内藤さん宅に数泊させていただきつつ、イスラエル・パレスチナを旅した12日間の記録です。★★★
2019年11月3日(日)
エルサレムからバスで、世界遺産のマサダ要塞遺跡(マサダ国立公園)へ向かいます。
トラムを降り、セントラルバスステーションへ。
バスステーションビルの内外で、若い兵士たちを沢山見かけました。
イスラエルは男女ともに徴兵があるので、日常の風景といった感じ。
私が4年ほど習っている護身術「クラヴマガ」は、そんな背景もあって生まれたのだそうです。
誰でもすぐに効率よく覚えられるようにと。
みんな休日を家で過ごしてきたのかな。
バスの出発時刻まで時間があったので、コーヒーやサンドイッチを買っていたら、あっという間に満席になっていて、座れませんでした。
車窓からはゴツゴツとした殺風景な茶色い景色。
そして死海が見えてきます。
マサダに到着。
歩いて入り口までテクテク登っていきます。
暑い!
見下ろすと、すでになんかすごい景色。
下の建物は宿泊施設だったと思う。
夏に、野外劇場で音と光のショーが開催されるそうなので、その時期みんな泊まるんでしょうね。
ダビデの塔のショーもすごかったけど、この場所で観るプロジェクションマッピングはまた凄そう。
あ、日本語。(イスラエルで初めて見た日本語がこれ。)
これがビジターセンター入り口です。
本当は歩いて要塞まで登りたかったんだけど、日差しがやばいのと時間に限りがあったので、ロープウェイで楽々3分。
登山道は、歩くと上り1時間〜1時間半、下り30〜40分だそうですが、早朝じゃないとかなりきついと思います。
通っているクラヴマガのジムのイスラエルツアーが、ちょうど私たちの旅よりちょっと前に開催されてたんですけど、そのツアーでは早朝にここを徒歩で登り、頂上でトレーニングもしたのだとか。
うひょー。
絶壁に囲まれ、難攻不落と言われた要塞マサダ。
紀元70年、ユダヤ戦争でエルサレムが陥落した後、1000人ほどのユダヤ人が2年以上もここに籠城、最後は集団自決したという場所です。
こないだテレビで見たんですが、ユダヤ教では自殺が禁止されているため、くじ引きでまず10人が選ばれ、その人たちが他の人を殺し、またくじ引きをして1人を選び、その人が残りの9人を殺し、最後の一人だけが自害したのだとか。
水を汲みに行っていて、生き残った女性と子供もわずかにいたのだそうです。壮絶ですね。。
すでに日焼けしてます。
広い茶色い茶色い広い。
神殿の色が残ってるのがすごい。
日差しを避けられる場所がほとんどありません。
遺跡の中にこんな方が。
お願いすると、ヘブライ語で名前を書いてくれます。これは私たち夫婦の名前。どっちがRIEだったかもう忘れちゃった。どなたか教えてください。
遺跡の窓から景色を見るのがとても好きなんです。
タイムスリップできる気がして。
ローマが攻めてくるのをここから見張っていたのかな。
1000人分の貯水槽とか食料庫とか、すごいスケールですよね。
帰りだけでも徒歩で下りたかったのだけど、時間もなく熱射病の危険もあったので断念。
野鳥や野生動物も多いのだとか。
そういえば、鳥を沢山見ました。
マサダには3時間くらい滞在しました。
夕方、さらにバスで30分くらい南下して、エンボケック(死海)へ。
リゾートホテルが立ち並ぶ小さな街。というか、ホテルしかないです。
直前に探したところどこも満室で、かろうじて空いていたIsrotel Dead Sea Hotelに泊まりました。
どのホテルも大きく、スパが充実していて、長期滞在してゆっくり静養する人が多いようでした。
各ホテルにプライベートビーチがあります。
夕方、ギリギリ間に合ったので、急いでビーチへ!
みんな浅瀬に立っているように見えますが、立ったままプカプカ浮かんでおしゃべりしている人も多いです。
ちなみに、後ろの赤いのは、夕陽ではなく山なんです。ヨルダン側ですね。
さあ、行け、カナヅチ!
恐る恐るでしたが、、いとも簡単に浮かびました!
これは楽しい。
この辺りはビーチに泥はなく、死海名物の泥塗りはできなかったのですが、海はすごく綺麗で、最高に気持ちよかったです。
死海の水は美容液にもたとえられるようですが、本当に大げさじゃなく、トロみがあり、えぐいくらいお肌すべすべになります。
アトピーの引っかき傷がものすごく染みたけど!
夜、ホテルのバルコニーから。
下にプールが見えます。明日行ってみよう。
イスラエルのビールを飲みながら、静かな夜を味わいました。写真ボケボケですけど幸せでした。
夕食を食べられるところを探したんだけど、小さなショッピングモールがあるだけで、本当に何もなくて。
結局ホテルのビュッフェにしたのですが、これがかなり良かったです。質も高く種類も食べきれないくらい。
ビールやソフトドリンクの飲み放題込みで、一人162.39シェケル。5000円弱。ちゃんとしてる割にお手頃かな。
イスラエルで食べた食事でトップ3に入る美味しさでした。
野菜は基本的に美味しいのだけど、コシェルといって、宗教的に血抜きされたお肉が多いので、なかなか美味しいお肉に出会えないのです。
でもさすがリゾート、肉も美味しかった。
日本からリゾートに行こうと思った時、死海という選択肢はまず浮かばないと思うんですけど、ヨーロッパの人にとっては一般的なんでしょうね。
旅の疲れがだいぶ癒されました。
つづく。
2019年11月3日(日)
エルサレムからバスで、世界遺産のマサダ要塞遺跡(マサダ国立公園)へ向かいます。
トラムを降り、セントラルバスステーションへ。
バスステーションビルの内外で、若い兵士たちを沢山見かけました。
イスラエルは男女ともに徴兵があるので、日常の風景といった感じ。
私が4年ほど習っている護身術「クラヴマガ」は、そんな背景もあって生まれたのだそうです。
誰でもすぐに効率よく覚えられるようにと。
みんな休日を家で過ごしてきたのかな。
バスの出発時刻まで時間があったので、コーヒーやサンドイッチを買っていたら、あっという間に満席になっていて、座れませんでした。
車窓からはゴツゴツとした殺風景な茶色い景色。
そして死海が見えてきます。
マサダに到着。
歩いて入り口までテクテク登っていきます。
暑い!
見下ろすと、すでになんかすごい景色。
下の建物は宿泊施設だったと思う。
夏に、野外劇場で音と光のショーが開催されるそうなので、その時期みんな泊まるんでしょうね。
ダビデの塔のショーもすごかったけど、この場所で観るプロジェクションマッピングはまた凄そう。
あ、日本語。(イスラエルで初めて見た日本語がこれ。)
これがビジターセンター入り口です。
本当は歩いて要塞まで登りたかったんだけど、日差しがやばいのと時間に限りがあったので、ロープウェイで楽々3分。
登山道は、歩くと上り1時間〜1時間半、下り30〜40分だそうですが、早朝じゃないとかなりきついと思います。
通っているクラヴマガのジムのイスラエルツアーが、ちょうど私たちの旅よりちょっと前に開催されてたんですけど、そのツアーでは早朝にここを徒歩で登り、頂上でトレーニングもしたのだとか。
うひょー。
絶壁に囲まれ、難攻不落と言われた要塞マサダ。
紀元70年、ユダヤ戦争でエルサレムが陥落した後、1000人ほどのユダヤ人が2年以上もここに籠城、最後は集団自決したという場所です。
こないだテレビで見たんですが、ユダヤ教では自殺が禁止されているため、くじ引きでまず10人が選ばれ、その人たちが他の人を殺し、またくじ引きをして1人を選び、その人が残りの9人を殺し、最後の一人だけが自害したのだとか。
水を汲みに行っていて、生き残った女性と子供もわずかにいたのだそうです。壮絶ですね。。
すでに日焼けしてます。
広い茶色い茶色い広い。
神殿の色が残ってるのがすごい。
日差しを避けられる場所がほとんどありません。
遺跡の中にこんな方が。
お願いすると、ヘブライ語で名前を書いてくれます。これは私たち夫婦の名前。どっちがRIEだったかもう忘れちゃった。どなたか教えてください。
遺跡の窓から景色を見るのがとても好きなんです。
タイムスリップできる気がして。
ローマが攻めてくるのをここから見張っていたのかな。
1000人分の貯水槽とか食料庫とか、すごいスケールですよね。
帰りだけでも徒歩で下りたかったのだけど、時間もなく熱射病の危険もあったので断念。
野鳥や野生動物も多いのだとか。
そういえば、鳥を沢山見ました。
マサダには3時間くらい滞在しました。
夕方、さらにバスで30分くらい南下して、エンボケック(死海)へ。
リゾートホテルが立ち並ぶ小さな街。というか、ホテルしかないです。
直前に探したところどこも満室で、かろうじて空いていたIsrotel Dead Sea Hotelに泊まりました。
どのホテルも大きく、スパが充実していて、長期滞在してゆっくり静養する人が多いようでした。
各ホテルにプライベートビーチがあります。
夕方、ギリギリ間に合ったので、急いでビーチへ!
みんな浅瀬に立っているように見えますが、立ったままプカプカ浮かんでおしゃべりしている人も多いです。
ちなみに、後ろの赤いのは、夕陽ではなく山なんです。ヨルダン側ですね。
さあ、行け、カナヅチ!
恐る恐るでしたが、、いとも簡単に浮かびました!
これは楽しい。
この辺りはビーチに泥はなく、死海名物の泥塗りはできなかったのですが、海はすごく綺麗で、最高に気持ちよかったです。
死海の水は美容液にもたとえられるようですが、本当に大げさじゃなく、トロみがあり、えぐいくらいお肌すべすべになります。
アトピーの引っかき傷がものすごく染みたけど!
夜、ホテルのバルコニーから。
下にプールが見えます。明日行ってみよう。
イスラエルのビールを飲みながら、静かな夜を味わいました。写真ボケボケですけど幸せでした。
夕食を食べられるところを探したんだけど、小さなショッピングモールがあるだけで、本当に何もなくて。
結局ホテルのビュッフェにしたのですが、これがかなり良かったです。質も高く種類も食べきれないくらい。
ビールやソフトドリンクの飲み放題込みで、一人162.39シェケル。5000円弱。ちゃんとしてる割にお手頃かな。
イスラエルで食べた食事でトップ3に入る美味しさでした。
野菜は基本的に美味しいのだけど、コシェルといって、宗教的に血抜きされたお肉が多いので、なかなか美味しいお肉に出会えないのです。
でもさすがリゾート、肉も美味しかった。
日本からリゾートに行こうと思った時、死海という選択肢はまず浮かばないと思うんですけど、ヨーロッパの人にとっては一般的なんでしょうね。
旅の疲れがだいぶ癒されました。
つづく。