彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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からだと心のケアをしよう[4]

2011-03-28 22:57:23 | 簡単セルフケア
体には365の関節があります。
体は全部繋がっていて、例えば肩こりの原因が肩だけにあるとは限りません。
根本的な原因は、肩じゃないことが多い。
だから、いくら肩をもんでもしばらくすると元に戻ってしまうのです。
しかし、そもそも体って『元に戻るもの』ではありません。
伸びた爪や髪の毛がひとりでに短くなったり、治った傷口が勝手にまた開いたりしないように、
体は常に『前に進むもの』です。
根本的な原因を取ってあげれば、自然に体は前に進んでゆく。
見過ごされがちな原因のひとつである『関節の固さ』を取る為の、とってもオススメな末端セルフケア。
今日は‘手’編です。

《teateセラピー 手~胸(肩こり、姿勢、呼吸が浅い、手や指、爪のかさつき、血行不良など)セルフケア》

最初に肩や手首を回して、今の状態をチェックしてください。

1.砂払い(素手お風呂);指先から肩まわり、胸、脇の下などをくまなく触る。付いている砂を優しく払い落とすように、丁寧にまんべんなく。爪や爪先、指の間なども忘れずに。触るだけでも緩みます。お風呂では、タオルで洗う前に素手で洗うのがおすすめ。優しく触れてゆくことで、からだのちょっとした違和感にも気付きやすくなります。

2.タオルむぎゅむぎゅ;指の一番端の関節である第一関節を動かす目的。第一関節を使っていることを意識して、タオルをむぎゅむぎゅ揉みます。親指も忘れずに使います。タオルを使う事で関節を絞り切りやすく、傷めにくくなります。


3.指パッチン、デコピン;音は鳴らなくてOK。痛まない程度に、第一関節に複雑な動きをさせることで、手全体が緩みやすくなります。

4.手の指回し(第一関節の回旋運動);ほんのちょっとしか動きませんが、このねじる動きは日常でほとんど行われておらず、行う事で肩や胸まで緩み様々な変化を感じられるおすすめの運動です。
次のように第一関節の下をしっかり固定し、左右にねじります。
・親指:(同じ側の手の)人差し指と中指で挟むようにおさえる。


・人差し指:親指と中指で


・中指:親指と薬指で


・薬指:親指と小指で


・小指:親指のみで、第一関節を突き上げるようにおさえる。


固定することで、ピンポイントに第一関節を回します。
可動域いっぱいしっかり回し切りますが、力で回すと傷めやすいので、回す方の手は力まないよう注意します。呼吸を深くしながら、リラックスしてやってください。3回ずつが目安ですが、何度やっても大丈夫です。
第二関節と指の付け根も同様にすると、尚効果的です。
おさえにくい場合は、誰かにやってもらうか、おさえなくてもいいので出来る範囲でやってみてください。
やっているうちに、だんだんおさえやすくなると思います。
説明すると長くなっちゃいますが、慣れればシンプル。
指先のヨガです。
小さくても関節は関節。
動かしてあげることがとても大切です。
私はこれで、小学生の頃からの肩こりが治りました!

5.腕回旋;両腕を肩と水平に横に開き、肩の力は抜きます。


ぞうきんをしぼるような感じで、手のひらが互い違いになるように腕全体をねじります。胸の中心の胸鎖関節と、肩と鎖骨を繋ぐ肩鎖関節を動かす運動で、鎖骨の回旋運動になります。



最後にまた手首や肩を回してみてください。
呼吸が浅くなりがちな今の状況。。
思いついた時に、ちょくちょくやってみてくださいね!


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