レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇

2012年04月14日 23時50分02秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇」
原題:黄飛鴻之三獅王爭霸/ONCE UPON A TIME IN CHINA III
1993年 香港 107分
■監督:
 徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
 李連杰(リー・リンチェイ)
 關之琳(ロザムンド・クワン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 劉洵(ラウ・シュン)

●あらすじ
“ワン・チャイ”シリーズ第3弾。
北京では、時の権力者・西太后が“獅子王争覇”と呼ばれる大武術大会を開催しようとしていた。
試合を前に殺気だつ各流派の武闘家たち。
武術の本分を説き、平和的に試合を行わせようとする黄飛鴻だが、
外国政府による西太后の側近・李鴻章の暗殺計画が進行していることを知り、自身も大会に参加することを決意する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
やっぱり面白くないなあ、これ。
香港人には好きなのかも知れないが、自分的には獅子舞のシーンって特に面白く感じないんだよね。
本作は獅子舞メインなので功夫シーンもイマイチ。
黄飛鴻と十三姨のラブロマンスも、完全にラブラブモードになっている。
まあこれはこれで悪くないんだが、二人の関係性としては「天地大乱」の距離感の方が好きかな。
製作途中にトラブルがあったせいか、全体的に活力がない印象。
功夫シーンも「天地大乱」の素晴らしい出来映えはどこへやら。
せっかくの李連杰の神技が泣いている。
これは元彬のせいだな。
まあ功夫映画としても“ワン・チャイ”シリーズとしても一番のワーストレベルかな?
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱

2012年04月13日 22時57分38秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱」
原題:黄飛鴻之二男兒當自強/ONCE UPON A TIME IN CHINA II
1992年 香港 108分
■監督:
 徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
 李連杰(リー・リンチェイ)
 關之琳(ロザムンド・クワン)
 甄子丹(ドニー・イェン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 任世官(ヤン・サイクン)
 姜大衛(デビッド・チャン)

●あらすじ
黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)の活躍を描いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの第2弾。
今回は、諸外国の排除をうたう白蓮教なる秘密結社が登場、広州を訪れた黄飛鴻たちに襲いかかる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
シリーズ最高傑作との呼び声高い大傑作!
シリーズ最高と言うより、功夫映画の最高傑作と言っても過言ではない程の名作。
まず脚本の出来が最高に素晴らしい。
他のシリーズと比べると良く解る。
それに李連杰の功夫シーンがとにかく格好良いのなんのって。
序盤の白蓮教との闘いのシーンはやたら格好いいし、白蓮教教祖との闘いはとにかく面白い。
絶対に地に足を付かないという、なんだか良く解らない独自ルールを守って闘う二人の姿が
珍奇なことは絶対になく、むしろ手に汗握る演出になっているのが素晴らしい。
祭壇を巡る闘いで観ているこちらのテンションを上げたかと思えば
さらにそれを上回る甄子丹との死闘。
この二人の激闘は、正に香港映画史上に残る闘い!
ああ、観たばっかりなのに早速また観たくなってきた。
とにかく本作は全功夫映画ファン必見の作品。
もし、まだ観たことが無いと言う人がいるのなら、絶対にすぐ鑑賞すべきだ!
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明

2012年04月12日 22時55分26秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」
原題:黄飛鴻/ONCE UPON A TIME IN CHINA
1991年 香港 128分
■監督:
 徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
 李連杰(リー・リンチェイ)
 關之琳(ロザムンド・クワン)
 元彪(ユン・ピョウ)
 鄭則仕(ケント・チェン)
 張學友(ジャッキー・チュン)
 午馬(ウー・マ)
 任世官(ヤン・サイクン)

●あらすじ
英米列強が幅を利かせ、動乱の時代を迎えていた中国大陸。
祖国の将来を憂いている黄飛鴻をよそに、武道家たちは自分の名を上げようと挑んでくる。
そんな中、治外法権をカサに着る英軍は中国人を奴隷として海外へ連れ去ろうとしていたが、
洋行帰りの叔母がその騒ぎに巻き込まれるに至って黄飛鴻の怒りは頂点に達した。
だが、英軍の陰謀を叩こうとする彼の前に、最強最大の武道家イェンが立ちはだかった!
中国の英雄・黄飛鴻をツイ・ハーク=リー・リンチェイのコンビが、まったく新たに映像化した作品。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
元々は趙文卓版黄飛鴻を全て観ようと思ったんだが、パート4はなんだか3の続きっぽかったし
「天地大乱」は何度も観てるけど、「天地黎明」と「天地争覇」は大昔に観ただけ。
そしてなんだか「天地黎明」を最近もう一回観たくなっていたので、シリーズ全部観ることにした。
シリーズ中一番功夫シーンが多いと言われている本作だが、特に印象に残る功夫シーンが少ない。
中盤の船上での闘いだけは中々良いが「天地大乱」程ではない。
本人も試写を観て騙されたと言ったという元彪の扱いが不憫でならない。
キャラクターも良くないので、感情移入も非常にし辛い。
功夫面も本作は李連杰だけが生かされているので、元彪の活躍シーンがない。
非常に勿体無い使い方である。
と言うより徐克が李連杰以外を大事にしてないなこりゃ。
ワン・チャイ第一作は上映時間も長いが、全体的にはそれなりである。
キャストは豪華なので、そういった点で楽しむといいかも。
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許されざる者

2012年04月08日 22時14分15秒 | 西部劇

「許されざる者」
原題:UNFORGIVEN
1992年 米 131分
■監督:
 クリント・イーストウッド
■出演:
 クリント・イーストウッド
 ジーン・ハックマン
 モーガン・フリーマン
 リチャード・ハリス

●あらすじ
荒事からは足を洗っていたウィリアム・マニーの元へ若いガンマンが訪れる。
娼婦に傷を負わせ賞金をかけられた無法者を追うためだ。
マニーのかつての相棒ネッドを加えた3人は追跡行に出かけるが、
その頃、町の実力者の保安官ビルは疎ましい賞金稼ぎたちを袋叩きにしているところだった。
やがてビルの暴力が黒人であるネッドにも及んだ……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ジョン・ウェインの「ラスト・シューティスト」に続いて、本作の登場。
でもこちらは全然駄目だったなあ。
ジョン・ウェインのように、昔は凄腕だったガンマンが年老いただけって訳ではなく
こちらは昔を後悔しまくってうじうじ生きてるのが似合わなかった。
そのくせ子供のためと言いながらも、昔取った杵柄とばかりにいそいそとガンマン稼業にあっさり戻る辺りが
なんとも納得いかない展開だった。
あそこまでかたくななんだったら、イーストウッドが再び銃を手に取るまでをしっかり描いて欲しかった。
ストーリーも80分で終わる話をただ引き伸ばしているだけで、非常に冗長だ。
こうして観ていくと、イーストウッドの西部劇って当たり外れが非常に大きいよなあ。
いや、西部劇に限らないかな。
とにかく激しく期待外れな作品だったよ。
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ラスト・シューティスト

2012年04月08日 22時13分47秒 | 西部劇

「ラスト・シューティスト」
原題:THE SHOOTIST
1976年 米 99分
■監督:
 ドン・シーゲル
■出演:
 ジョン・ウェイン
 ジェームズ・スチュワート
 ローレン・バコール
 ロン・ハワード
 シェリー・ノース
 ジョン・キャラダイン
 ヒュー・オブライエン

●あらすじ
古き良き西部時代の終焉に、自身の生涯をダブらせてJ・ウェインの遺作となったウェスタンの名編。
1901年のネバダ州。
腰の痛みを見てもらうため、旧知の医師ホステトラーのもとを訪れた老境の名ガンマン、ブックス。
医師の診断によって末期ガンに犯されていることを知ったブックスは、ロジャース夫人の下宿屋で最期の時を迎えようとする。
だが、かつて西部に名をとどろかせたブックスを、周囲の人間は放っておかなかった……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
かねてから、本作とイーストウッドの「許されざる者」は
両者の西部劇をある程度観てから観ようと決めていた。
でまあ、ある程度観たかなと思い観てみました。
まず本作の方は抜群に面白かった。
と言っても、映画として面白いのではなく、ジョン・ウェインのラストとして面白いってこと。
今までのジョン・ウェイン像を崩すことなく、イメージ通りの晩年像を描いている点が良かったとこ。
つまり、ある程度ジョン・ウェインの映画を観ていることが前提となっている。
その点を踏まえれば、非常に感慨深く観ることが出来て楽しいであろう。
レレレ的には「死亡遊戯」のヒュー・オブライエンが出ているのもポイント高し。
上映時間も短いし、文句ないのではないだろうか。
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