「ラスト・シューティスト」
原題:THE SHOOTIST
1976年 米 99分
■監督:
ドン・シーゲル
■出演:
ジョン・ウェイン
ジェームズ・スチュワート
ローレン・バコール
ロン・ハワード
シェリー・ノース
ジョン・キャラダイン
ヒュー・オブライエン
●あらすじ
古き良き西部時代の終焉に、自身の生涯をダブらせてJ・ウェインの遺作となったウェスタンの名編。
1901年のネバダ州。
腰の痛みを見てもらうため、旧知の医師ホステトラーのもとを訪れた老境の名ガンマン、ブックス。
医師の診断によって末期ガンに犯されていることを知ったブックスは、ロジャース夫人の下宿屋で最期の時を迎えようとする。
だが、かつて西部に名をとどろかせたブックスを、周囲の人間は放っておかなかった……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
かねてから、本作とイーストウッドの「許されざる者」は
両者の西部劇をある程度観てから観ようと決めていた。
でまあ、ある程度観たかなと思い観てみました。
まず本作の方は抜群に面白かった。
と言っても、映画として面白いのではなく、ジョン・ウェインのラストとして面白いってこと。
今までのジョン・ウェイン像を崩すことなく、イメージ通りの晩年像を描いている点が良かったとこ。
つまり、ある程度ジョン・ウェインの映画を観ていることが前提となっている。
その点を踏まえれば、非常に感慨深く観ることが出来て楽しいであろう。
レレレ的には「死亡遊戯」のヒュー・オブライエンが出ているのもポイント高し。
上映時間も短いし、文句ないのではないだろうか。
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