レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

マッドマックス サンダードーム

2009年02月18日 23時39分46秒 | アクション

「マッドマックス サンダードーム」
原題:MAD MAX BEYOND THUNDERDOME
1985年 豪 107分
■監督:
 ジョージ・ミラー/ ジョージ・オグリビー
■出演:
 メル・ギブソン
 ティナ・ターナー

●あらすじ
核戦争を経験した荒野、さすらいのドライバー「マックス」は謎の航空機を 操る親子連れに大切なマシン・装備もろともうばわれてしまう。

徒歩でたどり着いた街「バータータウン」ではすべてが「物々交換」で なりたつ世界だった。
自分のマシン・装備をとりもどす為、その「腕前」を街の支配者である「アウンティ」に 買われたマックスは
街の裏の支配者である「マスター・ブラスター」と すべての問題を解決するために設けられたステージ
「サンダードーム」で 戦うことになる。

★感想など
マッドマックス第三弾。
シリーズ中、マッドマックスらしくないからと言う評判で、割と不評らしい。
その噂はずっと前から知っていたので、全然期待しないで観た。
そしたら、期待値よりは全然面白かった。
でもマッドマックスのシリーズと言うよりかは、中世が舞台っぽくなってしまっていた。
どちらかと言うと、「インディ・ジョーンズ」シリーズっぽい感じ。
なので前作の様な「北斗の拳」ライクな世界観はまるでなし。
モヒカンも居ないし、プロテクターもほとんど着けてないし、ボーガンも手に装備していない。
マッドマックスのシリーズと思わなければ、それなりに面白い作品。
だがシリーズの一遍だと思うと、納得いかないファンが多いであろう。
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世紀末救世主伝説 北斗の拳

2009年02月15日 11時39分16秒 | アニメ

「世紀末救世主伝説 北斗の拳」
1986年 日本 110分
■監督:
 芦田豊雄
■出演:
 ケンシロウ:神谷 明
 ユリア:山本百合子
 シン:古川登志夫
 レイ:塩沢兼人
 リン:鈴木富子
 バット:鈴木みえ
 ラオウ(拳王):内海賢二

●あらすじ
核戦争によって荒廃した世紀末、そこは暴力の支配する世界だった。
一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の伝承者であるケンシロウは南斗六聖拳の男シンによって恋人ユリアをさらわれてしまった。
ユリアを捜し求める旅を続けるケンシロウ。
その先に待ち受けるのは、自らを世紀末覇者・拳王と名乗るラオウであった。

★感想など
やっぱり、ラオウはこの声だね!
「ラオウ伝説」が10分も耐えられなかった理由は、やっぱり宇梶ラオウのせい。
ラオウの顔から、あの声が聞こえた瞬間
腰がくだけたもんな!
これで新しい北斗5作は観る事ないな。

前回が「マッドマックス2」だから、これを観た訳ではない。
たまたまであり、只の流れです。
声はいつもの人達なので、安心して観る事が出来ますな。
ただ各キャラクタ配置を、あえて原作と変えてきている。
まずトキが登場しない!
北斗は三兄弟扱い!
そしてジャギが結構メイン!
解ってるねえ。
それ以外だと、ハート様がジャギの部下的登場をしたり
ラオウの手下としてウイグル獄長がいたりする。
また原作には無い戦いもあり、ラオウVS牙大王、ラオウVSシン等がそう。
まあラオウとシンが戦うシーンは無いのだが、そこはひどく残念。
ただそういった夢のカードを劇場版として実現するやり方は、かなりいいねえ。
もっとやって欲しかった。

そう言えば本作では、やたらリンの比重が高くなっている。
だが冒頭ジードに襲われているリンが出ない悲鳴でケンシロウを呼んだ時は
ハリウッド版「北斗の拳」を思い出したよ!
まあストーリーの矛盾っぷりは多々あるが、ジャギもラオウも観れたから満足・満足。
やっぱ声って重要だね。
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マッドマックス2

2009年02月14日 14時08分23秒 | アクション

「マッドマックス2」
原題:MAD MAX 2
1981年 豪 96分
■監督:
 ジョージ・ミラー
■出演:
 メル・ギブソン

●あらすじ
前作よりさらに数年後、石油危機を迎え荒廃した世界。
凶悪な暴走族と戦いながら荒野の中で生活を続ける一団に救われたマックスは
用心棒として彼らに協力する。

★感想など
モヒカン大暴れ!
主人公は肩パットあり、敵はモヒカンにプロテクターにボーガンを左手に装備。
ジェイソンみたいなマスクしてる奴が敵のボスなど
ジードをまんま実写化したようなもん!
と言うか「北斗の拳」がいかに本作をパクっているかが、良く解る。
世界観は正に世紀末で、戦争後の荒廃した荒野。
ストーリーなど、ほとんど無いに等しいくらいだが、一応細々と生きている人達を助けるくらい。
小さな砦に篭る人たちを見ていると、この設定はまさにリンが居た集落じゃん!
リン的な子供も出てくるし、こう考えると「北斗」の第一話はまんまこれだなあ。
まあ「北斗」ファンなら絶対観ておけ、と!
さてストーリーがほとんど無い分、アクションとバイオレンスはのっぴきならない事になっている。
特に前作でこれ程命が安い映画は無いと言ったが
本作はそれを遥かに超えている!
特にラストのタンクローリーを巡るアクションは、激しすぎる!
タンクローリーと車の間にスタントマンが落ちていくシーン等は
絶対死んでると思うんだが!
香港映画を越えるスタント・シーンは初めて見たよ!
と言うか、香港映画はちゃんとした技術を持った人達が、死なないように凄いスタントをしている。
しかしこちらの方はどう見てもそんな事考えてるように見えない!
恐らく今後もこれを越えるスタントは登場しないであろう。
スタントマンを殺す気じゃないと、本作は超えられない!
映画としては前作の方が面白いし、本作は映画としてはそんなに面白い訳ではない。
「北斗の拳」を実写で見たい人にはちょうどいい。
とにかく映画史に残る一作である事は間違いないであろう。
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マッドマックス

2009年02月14日 00時11分39秒 | アクション

「マッドマックス」
原題:MAD MAX
1979年 豪 94分
■監督:
 ジョージ・ミラー
■出演:
 メル・ギブソン
 ジョアン・サミュエル

●あらすじ
近未来、暴走族と戦いを繰り広げる警官たち。
友人に続いて妻と息子を殺されたマックスは遂に暴走族への復讐に出る。
舞台がオーストラリアの原野だからこそ成し得たカーチェイス・シーンの凄さで、
一躍豪映画界を世界に知らしめた傑作アクション。

★感想など
超面白いぜ、これ!
暴走族が暴れ周り、それに負けず劣らず暴走する警察達。
「北斗の拳」に影響を与えたのは有名な話だが、この1はどちらかと言うと
永井豪の「バイオレンス・ジャック」な世界観に近い。
低予算なのは観ていて丸わかりだが、その点がマイナス材料になっていないのが凄い。
特にカー・スタントはヤバイの一言で、
死者が出るのも当たり前だよ!
ちなみに死人が出たのは「2」の方だと思ってたんだが、こっちだったんだね。
でも「2」のスタントでもかなりヤバイのあったぜ!
絶対死んでんだろ、これっての!
ストーリーは取ってつけたようなもんだが、それ程気にならない。
また音楽がほとんどホラー映画なノリな上に、常に流れっぱなしな所も
いかにも昔の映画って感じで、お気に入りだ。
とにかく今まで沢山のスタントを見てきたが、
ここまで命を軽視した映画は観た事ない!
その衝撃を体験する為だけでも、オススメな一作だ!

追記で、本作のラストに、「ソウ SAW」の有名なシチュエーションがあったのはビックリ!
「ソウ」の脚本家は絶対直前にこれ観たな!
詳しい事は「ソウ」の時に。
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ルパン三世 GREEN vs RED

2009年02月12日 23時31分35秒 | アニメ

「ルパン三世 GREEN vs RED」
2008年 日本 79分
■監督:
 宮繁之
■出演:
 栗田貫一
 小林清志
 増山江威子
 井上真樹夫
 納谷悟朗

●あらすじ
舞台は東京。
民間の軍事組織“ナイトホークス”の持つお宝・アイスキューブを目当てに、
緑ジャケットを着たルパンと赤ジャケットを着たルパンが勝鬨橋に現れた!?
橋の上でワルサーを構え、対峙する赤ジャケットのルパンと緑ジャケットのルパン――。
何故ルパンが2人……?!
果たしてお宝はどちらが手にする……?!
不二子や次元、五ェ門はどちらの味方につくのか?
銭形警部は本物のルパンを見分けることができるのか?!
ルパンの素顔とは……?!

登場キャラクターは、ルパンのほか次元、不二子、五ェ門、銭形警部はもちろんのこと、
今回ストーリーの鍵を握る人物として、ラーメン屋でアルバイトをするヤスオとヤスオの恋人でニュースリポーターのユキコが登場。
どこかルパンの風貌を思い起こさせるヤスオと、日々事件に追われアイスキューブに絡む事件も追うユキコ。
一体この2人は物語にどう関わってくるのか……?

★感想など
これは興味があったので、レンタルして観てみた。
思っていたストーリーとは違っていたね。
今までのルパンがパラレル・ワールドのように登場すると聞いていたような気がしていたので
てっきり初代(グリーン)vs二代目(レッド)が争い、最後の最後まで
どっちがルパンか解らない、的な展開だと思ってた。
だが実際は全然違ってたね。
あ、そう言えば長編のルパン観たの、これが初めてです。
勿論クリカン・ルパンを観たのも初めて。
思ってるよりは悪くないんだろうとは思ってたから、そんなに辛くはなかったね。
ただ、もっとモノマネしてるんだと思ってたけどね。
さて、根本的な疑問なんだが、この作品一体何が言いたいんだろう?
主人公の名前がヤスオだったり、次元に
「顔とか関係ねえ。面白いやつがルパンなんだ」とか言わせる辺り
これって未だに続く栗貫ルパンへの批判に対する、スタッフ側の返事なんすかね?
だとしたらラストのルパン像が正に答えですか?
最後、どっちのルパンが勝ってもいいような終わり方にしているが、
ラストの新型ルパンは、どう見てもあっちだよねえ?
でもその「新型ルパン」ってのは、ヤスオ+栗田貫一って事か?
まあどうでもいいが、そこまで面白くはなかったよ。
でも、万引きで捕まったルパンに怒った大量のルパンが集結する所は面白かったな。
今度は是非そういう方向で。
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