「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
2007年 日本 116分
■監督:
馬場康夫
■出演:
阿部寛
広末涼子
薬師丸ひろ子
劇団ひとり
伊武雅刀
●あらすじ
国の借金が800兆円に膨らみ破綻寸前の2007年、元カレの借金を背負わされ、
母・真理子まで突然亡くして八方塞がりの真弓を、財務省官僚の下川路が訪ねる。
実は真理子は死んでおらず、諸悪の根源であるバブル崩壊を阻止すべく1990年にタイムスリップしたまま行方不明になっていると言う。
17年前に戻って真理子を探してほしいと頼まれた真弓が乗り込むタイムマシンは、
なんと古びたドラム式洗濯機だった!
★感想など
30代以上限定で楽しめる作品。
製作はあのホイチョイ・プロダクション!
バブル全盛期におしゃれな映画の最先端を作っていた会社が、今このテーマを作るか。
正直、ここの会社が作る映画は他とは一味違っている。
本作も最初からバカ全快な作りで、真面目なバカ映画って感じで笑える。
今見るとバブルの頃はこんなに変だったんですよー、というカルチャー・ギャップ・コメディが前半のウリ。
観ているこちらも「ああ、確かにそうだった!」とか
「あれ? この頃こんなのあったっけ?」とか色々話せて楽しい。
作品全体も堅苦しい事考えずに、スカっと娯楽作として突き抜けている点が好感度高し。
ただこの内容で116分ではなく、90分前後くらいで良いような気もするが。
短い映画大好き!
無駄に長い映画大嫌い!