レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

F/X2 イリュージョンの逆転

2009年02月11日 23時01分03秒 | アクション

「F/X2 イリュージョンの逆転」
原題:F/X2: THE DEADLY ART OF ILLUSION
1991年 米 108分
■監督:
 リチャード・フランクリン
■出演:
 ブライアン・ブラウン
 ブライアン・デネヒー

●あらすじ
特殊効果の天才ロリーが、再び事件に巻き込まれる。
恋人の前夫マイク刑事に頼まれ、連続殺人事件の犯人を捕らえる為、特殊効果の手伝いを始めたロリー。
だが彼の前で、マイクは犯人によって殺害されてしまう。
前作にも登場したレオと共に、ロリーは得意の特殊効果の技術をつかって、犯人を追い詰めていく。

★感想など
前作より全然面白かった。
前より予算が増えたのが丸わかりなのが、高ポイントな所。
特に冒頭に登場したオカマ・ロボットは良かったなあ。
後、今回のウリはピエロのロボット。
中に人が入っているのが丸わかりなのは、突っ込む所かな?
特殊技術を使った主人公と言う設定だが、確かに最初の囮捜査に用いたテクニックは面白かった。
だが途中のスーパーの中での戦いとかに関しては、その辺にある物を活用して戦っており
ほとんど「冒険野郎マクガイバー」と化していたぞ!
まあ前作を観た人限定かも知れんが、楽しい続編って感じだった。
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F/X 引き裂かれたトリック

2009年02月08日 13時29分22秒 | アクション

「F/X 引き裂かれたトリック」
原題:F/X: MURDER BY ILLUSION
1986年 米 109分
■監督:
 ロバート・マンデル
■出演:
 ブライアン・ブラウン
 ブライアン・デネヒー

●あらすじ
映画製作で特殊効果を担当し、その道のスペシャリストと評判のロリー。
そんな彼はある日、司法省のリプトンという人物から重要証人ニコラスの暗殺偽装を依頼される。
そして、ロリーは持ち前の技術でメイクアップを施し、みごと依頼に答えるのだった。
しかし、その直後リプトンに命を狙われ、彼の上司であるメイソンも絡んだ謀略であることを知る。
一方、警察でも刑事レオが捜査に乗り出し、追い詰められるロリー。
やがて、彼もレオもこの一件の主犯格がメイソンと確信し、それぞれメイソンのもとへ駆けつけるのだが…。

★感想など
ずっと昔から観たかった作品。
特殊効果のスペシャリストが主人公という設定は、中々聞かないストーリーだ。
そのせいか主人公が数々のSFXを駆使して、危機を乗り切る姿は面白い。
だがそのストーリーは突っ込み所満載で、かなりのB級だ。
映像自体も昔の80年代ぽくて懐かしい。
昔から良くレンタル・ビデオを利用している人なら、
ちょっと古い映像・ご都合主義満載の展開・異様にタフな主人公など、楽しめる要素満載である。
特に人に薦められるような映画ではないが、個人的にはまあまあ満足。
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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

2009年02月07日 23時30分14秒 | コメディ

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
2007年 日本 116分
■監督:
 馬場康夫
■出演:
 阿部寛
 広末涼子
 薬師丸ひろ子
 劇団ひとり
 伊武雅刀

●あらすじ
国の借金が800兆円に膨らみ破綻寸前の2007年、元カレの借金を背負わされ、
母・真理子まで突然亡くして八方塞がりの真弓を、財務省官僚の下川路が訪ねる。
実は真理子は死んでおらず、諸悪の根源であるバブル崩壊を阻止すべく1990年にタイムスリップしたまま行方不明になっていると言う。
17年前に戻って真理子を探してほしいと頼まれた真弓が乗り込むタイムマシンは、
なんと古びたドラム式洗濯機だった!

★感想など
30代以上限定で楽しめる作品。
製作はあのホイチョイ・プロダクション!
バブル全盛期におしゃれな映画の最先端を作っていた会社が、今このテーマを作るか。
正直、ここの会社が作る映画は他とは一味違っている。
本作も最初からバカ全快な作りで、真面目なバカ映画って感じで笑える。
今見るとバブルの頃はこんなに変だったんですよー、というカルチャー・ギャップ・コメディが前半のウリ。
観ているこちらも「ああ、確かにそうだった!」とか
「あれ? この頃こんなのあったっけ?」とか色々話せて楽しい。
作品全体も堅苦しい事考えずに、スカっと娯楽作として突き抜けている点が好感度高し。
ただこの内容で116分ではなく、90分前後くらいで良いような気もするが。
短い映画大好き!
無駄に長い映画大嫌い!
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スリー・リバーズ

2009年02月05日 22時33分21秒 | アクション

「スリー・リバーズ」
原題:STRIKING DISTANCE
1993年 米 105分
■監督:
 ローディ・ヘリントン
■出演:
 ブルース・ウィリス
 サラ・ジェシカ・パーカー

●あらすじ
3つの河川が合流するスリー・リバーズ・シティと別称されるピッツバーグを舞台に、
五代続いた警官一家の一員である刑事が、連続殺人事件のに挑む姿を描くサスペンス・アクション。

刑事トミーの家族は代々続く警察官一家で、親族もその職に就いている。
だが、彼の父は連続殺人事件の捜査中、何者かに殺された。
また、その犯人は逮捕されるものの、トミーのいとこである警官ジミーが暴力捜査をしたとして訴えられ、
トミーの証言により有罪、挙げ句に河へ投身自殺した。
数年後、トミーは河川レスキュー隊に転属していた。
そして彼は新しい環境でまた、父の事件に類似した連続殺人事件に遭遇する…。

★感想など
ブルース・ウィリス主演のサスペンス/アクション映画。
最初からほとんど最後まで、ブルース・ウィリスが嫌われ者な役。
親戚の叔父貴が凄く悪い奴に見えるんだが、各人達の繋がりが良く解らんのが難点。
家族何代にも渡って警官とか、親戚が沢山居てそれも皆警官とか、海上警察とか
目新しい設定はいくつもあるんだが、どうもぱっとしない印象。
犯人が人を殺す時に、殺人現場から警察に電話するとか、パトカーのラジコンを走らせるとか
面白い要素はあったんだけどねえ。
冒頭10分の展開はかなり面白い。
だがその後の展開はイマイチだった。
本作はブルース・ウィリスの中でも失敗作の一つに挙げられているが、それも納得かも。
だが、ラストのブルース・ウィリスと犯人が格闘するシーンは
舞台設定も含めてまるでホラー映画!
小屋とか川とか「13日の金曜日 パート2」にそっくりだった!
そこが面白かったかなあ。
まあ、そんな感じ。
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ゾディアック

2009年02月03日 23時21分15秒 | サスペンス

「ゾディアック」
原題:Zodiac
2007年 米 158分
■監督:
 デヴィッド・フィンチャー
■出演:
 ジェイク・ギレンホール
 ロバート・ダウニー・Jr

●あらすじ
1969年、ドライブ中のカップルが襲撃され、女性は死亡、男性も重症を負う事件が起こった。
その1ヵ月後、新聞社に事件の犯人と思しき人物――後に“ゾディアック”と名乗る男から犯行を告白する手紙と暗号文が届けられる。
曰く、暗号文を新聞に載せないと大量殺人を決行するという。
暗号は新聞に掲載され、新聞記者のエイブリーや風刺漫画家のグレイスミスは“ゾディアック”の謎解きに並々ならぬ関心を見せていくのだった…。

自らを“ゾディアック”と名乗る犯人によってゲームのような犯罪が繰り返された、アメリカ犯罪史上類を見ない事件、「ゾディアック事件」。
今なお解決に至っていない実在するこの事件をもとに、“ゾディアック”を追うことで人生を狂わされていく4人の男の姿を描いていく。

★感想など
監督がデヴィッド・フィンチャーだから観た作品。
だがゾディアック事件そのものにも興味があるので、そういった意味でも観たかった作品。
結論としてはかなり面白かった!
実在の事件を基にしているとは言え、そのストーリー展開はサスペンス風味ばっちり。
だが時間の流れが早すぎたりとか(すぐ何ヵ月後とかになる)
前もって事件の流れを知ってないと話が解りにくいとかの欠点もある。
実際の事件を結構忠実に映画化している感じなので、いつものフィンチャーらしさはかなり薄い。
と言うか、これなら彼が監督じゃなくてもいいんじゃないの?
主人公の漫画家がかなり気に入らなかったのも、鑑賞のさまたげとなったな。
なんか目付きが嫌なんだよね、こいつ!
まあゾディアックによって人生を狂わされた、狂いっぷりは良く出てたが。
そう言えば本作には映画ネタも二つあり。
一つはゾディアックをモデルにした犯人が登場する「ダーティハリー」
その映画を本作の中に登場させたのは素晴らしいぞ!
もう一つは度々登場する「猟奇島」という作品。
これ買うかどうしようかちょっと迷ってたんだよね。
RKO作品で、「キング・コング」の前年に作られ、ヒロインはコングと同じフェイ・レイ。
たったそれだけの理由で迷ってたんだが!
だが本作を観ていて、買っちまう気になっちゃったよ。
確か安かったしね。

ちなみに実在の事件では犯人は逮捕されていない。
しかし映画としては一応の解決(と言ってもいいだろう)をみせている。
観終わってからの感想は、さらにこの事件に興味を持てる終わり方。
二度観たいとは思わないが、充分満足出来る作品でした。
コメント (2)
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