レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ゴジラvsビオランテ

2023年12月01日 19時12分01秒 | 怪獣/モンスター

「ゴジラvsビオランテ」
1989年 日本 105分
■監督:
 大森一樹
■出演:
 三田村邦彦
 田中好子
 高嶋政伸
 峰岸徹
 高橋幸治
 小高恵美
 相楽晴子
 沢口靖子
 永島敏行

●あらすじ
かつて東京を襲い三原山火口にその巨体を沈めたゴジラ。
しかし今、そのゴジラが再度、動き始めた。
政府はゴジラに対抗するため、ゴジラのエネルギー源である核を駆逐する抗核バクテリアの開発に着手する。
だが依頼を受けた白神博士は、開発のために預けられたゴジラ細胞を、
死んだ愛娘・英理加の遺伝子と共にバラの花とかけ合わせてしまう。
娘の魂をこの世に残そうという博士の思い―。
しかしゴジラの遺伝子は強く、身長120mもの植物怪獣・ビオランテを生む結果を引き起こしてしまう。
その叫びに誘われるかのように復活したゴジラ!
ここに2大怪獣の凄絶な死闘の火ブタは切って落とされた!!
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ゴジラの平成VSシリーズは、かなり大昔に観たので、内容とかはほとんど覚えてないに等しいかも。
昔観た頃は昭和ゴジラのイメージが強かったので、とにかく怪獣同士の戦いが見たかった。
その観点からいくと、1984年の「ゴジラ」はゴジラしか出てこないし
本作は新怪獣登場とは言え、何か弱くて消化不良だった気がする。
おまけに怪獣登場までが長いのも、当時はあまり面白いと思わなかった一因かな。
だが今回観直してみると、人間ドラマの部分が割と分かるようになってたので、そこまでつまらないとは思わなかった。
昔に比べて面白いと思った箇所として、まずゴジラが恰好良いよねえ!
これは昔も思っていたが、VSシリーズのゴジラって、精悍で恰好良いんだよねえ。何か強そうだし。
またVSシリーズと言えばの小高恵美。
ドラマ版「花のあすか組」の印象しかないけど、本作ではまだ幼さが残っていて可愛いね。
あすかの髪型だからショートカットのイメージが強いけど、本作ではまだロングなのが珍しいね。
「花のあすか組」と同じドラマ枠の先輩にあたる、相楽晴子と共演しているシーンはちょっと嬉しかったな。
同じ先輩枠で言えば、声だけだけど斉藤由貴も出ていて、当時謳っていた「夢の中へ」のイントロが流れるのも懐かしかった。
脚本も科学の誤用みたいなテーマに加え、音楽がすぎやまこういちなところなども、目新しく感じるポイント。
復活した平成ゴジラシリーズとしては二作目にあたるが、舞台が大阪なところとか、
対戦怪獣が出てくるがちょろっとしか戦わず、むしろメインはゴジラ対自衛隊なところとかは「ゴジラの逆襲」を想起させる。
一方自衛隊が作戦発動するシーンに”怪獣大戦争マーチ”が流れたり、自衛隊員たちの描写がメインぽかったりするのは
「シン・ゴジラ」に似ているシーンが多いので、もしかして「シン・ゴジラ」は本作へオマージュを捧げたのかもしれないね。

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