レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

男はつらいよ

2023年07月13日 18時14分11秒 | ドラマ

「男はつらいよ」
1969年 日本 91分
■監督:
 山田洋次
■出演:
 渥美清
 倍賞千恵子
 光本幸子
 笠智衆
 志村喬
 津坂匡章
 森川信
 前田吟
 三崎千恵子
 太宰久雄
 佐藤蛾次郎

●あらすじ
人気長寿シリーズの記念すべき第1作。
中学の時に家を飛び出した車寅次郎は、全国を渡り歩く香具師になった。
両親の死を風の便りで知った寅次郎は、矢切の渡しから故郷・柴又へ里帰りを果たし、
妹・さくらの結婚を助けようとするが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ずうっと前から思ってたんだよねえ。「男はつらいよ」を全部観たいって。
この第1作は確か観た事ないから今回初めて観てみたのだが、色々と驚く事があった。
まずOPクレジットが寅さんの語りだったため、第1作はあの主題歌は無いのかと思ったら
クレジットが終わった後から流れた。
いつもとは違うが、でも第1作からあの主題歌があった事はなんだか嬉しかった。
そして寅さんのジャケットがいつものと違い、色が薄いグレーだった。
途中いつものあのからし色のジャケットも一瞬着るんだけど、全体的には薄いグレーの方だった。
そしてさくら役の倍賞千恵子が、超若くて凄い可愛かった!
まあこの第1作ではまだ独身だから可愛い感じなのも当たり前かも知れないけど。
若きさくらが勤めている会社も、いかにも昭和で描かれる商社って感じの雰囲気が良かった。
後は寅さんたち兄妹に、さらに上の兄が居た事は知らなかった。
とまあ寅さんが葛飾に現れて町の人から「あれは誰だい」とか言われているのも新鮮だったけど
この第1作ですでに「男はつらいよ」のフォーマットが、すでにほぼ出来上がっている事に驚いた。
第1作~第5作くらいまではいつもの展開とちょっと違うのかと勝手に想像していたから。
まあマドンナの方は幼馴染と言うのもあり、寅さんが全く相手にされていなかったのもあるし
絡みが少なかった事も含めて、この第1作のヒロインはもしかしたら、さくらなのかも知れないなとか思いながらも
さくらの結婚式のシーンとかいくつかほろりとさせられるシーンもあり、
改めて「男はつらいよ」を十二分に楽しめる年齢になってきたかも知れない事を実感したね。
まあ終わり方も含め最高に楽しい気分で終われる最高のシリーズなのだが
すぐに次を観ようと思わなくていい所も、本シリーズの良いところだよね!

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