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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

嵩山少林寺

2025年03月25日 19時08分44秒 | 功夫/空手/武侠片

「嵩山少林寺」
原題:少林俗家弟子/DISCIPLES OF SHAOLIN TEMPLE
1985年 香港/中国 98分
■監督:
 華山(ホア・サン)
■出演:
 范冬雨(ファン・タン・ユー)
 何晴(ホー・チン)
 趙嬈嬈(チァウ・リャウ・リャウ)
 王赤(ワン・チー)

●あらすじ
全寮制の少林寺で、よき友や先生たちに囲まれ迷いながらもその秘伝を掴んでゆく主人公を描く。
製作はジュー・ムー、監督はホア・サン、脚本はチェン・チョイ・チェー、
武術指導はウォン・チェックとウン・キ・クェンが担当。
出演はファン・タン・ユー他。
(映画.comより)

★感想など
李連杰(リー・リンチェイ)主演の「少林寺」公開から、我が国でも少林寺ブームが巻き起こった。
有名どころでは劉家輝(リュウ・チアフィ)主演の「少林寺三十六房」や
台湾製ながら、全身金色に塗った木人ならぬ十八銅人が出てくる「少林寺への道」などが人気であった。
そしてそれらの作品に混ざって、劇場公開されたのが本作なのだ。
同時上映は何と、あの「大福星」!
夢のような二本立てですね。
さてとは言っても、本作にはいつもの馴染みのある人たちが一人も居ない。
唯一主演の范冬雨(ファン・タン・ユー)が、先日観た「天山回廊 ザ・シルクロード」に出ていたくらい。
だからと言って別につまらないわけではなく、まず売りは本物の嵩山少林寺でロケしていること。
リー・リンチェイの「少林寺」にも出てきた、あの功夫の修行をしてへこんでいる床や
少林寺の周りの風景もたっぷり見せてくれます。
また「少林寺」みたいに中国寄りの映画なのかと思いきや、これがガッツリ香港映画だった。
まず音楽が当時のゴールデン・ハーベストの映画みたいな感じで、ちと少林寺ものにはあってない感じだったし
あと役者さんたちの吹き替えをしている声優さんの声で、よく聞き覚えがある声が聞けたからね。
これで間違いなしと確信。
だがストーリーの方がいまいちこなれていなくて、主人公を追いかける二人の女性が登場するのだが
前半はやたらに登場してくるのに、後半の敵との闘いメインに話が移ると、急にパッタリ出てこなくなるのだ。
ラストの対決も唐突に画面がかわっていきなり闘ってたりするし、どうにも編集が悪いのかな。
まあその敵との闘い自体に関しても、無理やり感が否めないしね。
とまあ脚本はイマイチだが、主人公が少林寺の仲間たちとワイワイやる辺りは
ジャッキーの「拳精」みたいな楽しい雰囲気だったのは良かったけどね。


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