レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

バイオレンス・ポリス 九龍の獅子

2021年09月07日 22時12分00秒 | ミステリー/犯罪

「バイオレンス・ポリス 九龍の獅子」
原題:省港旗兵續集兵分兩路/LONG ARM OF THE LAW II
1987年 香港 90分
■監督:
 麥當傑(マイケル・マック)
■出演:
 萬梓良(アレックス・マン)
 王小鳳(ポーリン・ウォン)
 徐錦江(チョイ・ガムコン)
 林國斌(ベン・ラム)
 袁日初(サイモン・ユエン・ジュニア)
 成奎安(シン・フィオン)

●あらすじ
「クーロンズ・ソルジャー」のジョニー・マック監督が製作を担当、弟のマイケル・マックが監督を務めた“省港旗兵シリーズ”第2作! 
潜入捜査官の悲哀と、彼らを利用する警察の非情さを、派手なアクション・シーンとともに描いた傑作バイオレンス。
(紀伊国屋書店より)

★感想など
前作の「省港旗兵・九龍の獅子/クーロンズ・ソルジャー」が超トガっていたがゆえの名作だとしたら
本作は前作に「男たちの挽歌」を足して少し映画寄りにしたかのような印象。
それゆえに映画としては本作の方が圧倒的に面白い。
萬梓良(アレックス・マン)も最初はいつものこずるいチンピラ風で嫌なやつなのに
中盤から良いヤツに変貌し、すっかり仲間になってしまっているのが良い感じだった。
でもそのせいで死ぬけど(笑)
大陸から香港に密入国した男たちの物語と言う、前作からのテーマは失っていないが
前作に比べてそこを前面に押し出すのではなく、そのテーマをベースにしつつ
男たちの友情とか、男女の関係とか、潜入捜査時の正義への葛藤とか色々なテーマが盛り込まれて
エンターテイメントとして消化されているのは立派。
監督の麥當傑(マイケル・マック)は、前作の監督である麥當雄(ジョニー・マック)の弟だが
弟の方が映画監督としては優れているかも?
等と書くと「兄より優れた弟なぞ存在しねえ!」が持論の
ジャギ様に怒られちゃうかな!

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