レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

人喰族

2024年04月24日 18時43分07秒 | ホラー

「人喰族」
原題:MAKE THEM DIE SLOWLY
1981年 イタリア/アメリカ 95分
■監督:
 ウンベルト・レンツィ
■出演:
 ロレーヌ・ド・セル
 ジョン・モーゲン
 ブライアン・レッドフォード
 ゾーラ・ケロヴァ

●あらすじ
『食人帝国』に続いてイタリアの監督U・レンツィが放った残酷映画。
食人族の存在を否定する確証を得るためアマゾン奥地に入った女人類学者たちを主人公に、
全編40ヵ所に及ぶショックシーン連打で、同傾向の作品の中でも際立つ残酷シーンが続く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ついに手を出してしまったと言うか、観てしまった”食人”物ジャンル。
このジャンルの「燃えよ!ドラゴン」は勿論「食人族」だと思うが、本作もその次くらいには有名な作品。
本来なら「食人族」から観るのだろうが、ついついこちらから観てしまった。
思うにジャケ写にもある、小ぶりな女性のおっぱいにフックが刺さるシーンが観たかっただけかも。
残酷描写は中々の表現が繰り広げられるが、今改めて観ると作り物感が完全に分かるのが、むしろ有難い。
こんなのリアルにやられちゃあ、気持ち悪くなって途中でリタイアしちゃうからね。
代わりに目を覆いたくなるのが、動物への虐待シーンが多いこと。
こちらは勿論作り物ではなく、本物100%だから凄くグロイ。
でもまあ、この手のジャンル映画は完全にニッチなジャンルなので、興味の無い人は全く観なくて良いと思います。
しかし当時のイタリア映画界って、本当に勢いだけは凄かったなあと実感させられる作品ではある。
だが本作を観ている最中に、もうこういった内容の映画は絶対に現代では作らないんだろうなと考えていた。
今ではもう作らなそうなジャンルが「食人族物」「エロ系監獄物」などが思い浮かんだが
どれも昔イタリア映画界が得意としていたジャンルだなと気付いてしまうと、
やっぱりこの手のジャンルの復活は無いなと確信してしまったよ。

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