レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

復讐ドラゴン 必殺拳

2011年05月25日 23時09分14秒 | 功夫/空手/武侠片

「復讐ドラゴン 必殺拳」
原題:仇連環/Man Of Iron
1972年 香港 100分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)/鮑學禮(パオ・シュエリー)
■出演:
 陳観泰(チェン・カンタイ) 
 井莉(チン・リー)
 楊斯(ヤン・スエ)

●あらすじ
大ヒットを記録した『上海ドラゴン 英雄拳』のスタッフ&キャストが、再び上海を舞台に描いたカンフーアクション。
黒社会を仕切る大ボスのひとり・小開との賭けが原因でトラブルを起こした仇連環は、
立会いをしていた美しい女性・沈菊芳に救われる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「上海ドラゴン 英雄拳」の続編と言うよりかは、姉妹編と言った方が正しい。
と言いつつ、冒頭で「上海ドラゴン 英雄拳」のラストについて語られるけど。
上記冒頭も含め、なんだか香港版・仁義なき戦いと想起して観てしまった。
陳観泰のキャラクター、及びファイト・スタイルは前作とほとんど変わらないのだが、
逆にそこが魅力的に見えますな。
前作よりも女性キャラの割合が増えているのは、張徹担当部分が前作より薄いからか?
一番下っ端から伸し上がるまでを描いた前作に比べ、本作は最初から親分として登場。
唯一最後まで裏切らなかった腹心の部下との友情も良かったし、
愛する女性との雨の中での別れなど、ドラマチックな描写が増え、映画としての出来は前作より上。
個人的には前作より、こちらの方が面白く感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海ドラゴン 英雄拳

2011年05月25日 23時08分43秒 | 功夫/空手/武侠片

「上海ドラゴン 英雄拳」
原題:馬永貞/The Boxer From Shantung
1971年 香港 126分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)/鮑學禮(パオ・シュエリー)
■出演:
 陳観泰(チェン・カンタイ) 
 姜大衛(デビッド・チャン)
 井莉(チン・リー)
 谷峰(クー・フェン)

●あらすじ
19世紀末、一旗揚げようと山東から上海へやってきた青年のマー(馬)。
暗黒街のボス、タンと偶然行き合って、彼の大物ぶりに魅了され、自分も彼のようになりたいと憧れを抱くようになる。
やがてマーは、タンの縄張りを荒らそうとする斧頭党の連中を巧みに追い払ったことから一躍売り出し、
次第に彼自身、大物の1人に成長していく。
しかし、それを快く思わない対立グループのボス、ヤンは、罠を仕掛けた上でマーをおびき出し……。
(WOWOWより)

★感想など
陳観泰の代表作と言えばこれ。
馬永貞ものは香港映画で良く映画化されているが、あちらでは有名な人なのかな?
張徹監督作らしく物語はゆっくりと進み、クライマックスは壮絶過ぎる程のアクションで締められている。
腹に斧が刺さりながらも、全く気にせず暴れまくる陳観泰にはちょっとウケた。
でもちょっと長すぎなきらいがあるかなあ。
もっとシンプルに短く作ってくれた方が良かったかも。
姜大衛はゲスト出演的な扱いかと思っていたら、準主役と言ってよい役柄だったのは張徹らしい所。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする