レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

シルバー・サドル~新・復讐の用心棒

2011年05月20日 23時56分10秒 | 西部劇

「シルバー・サドル~新・復讐の用心棒」
原題:地SELLA D'ARGENTA
1978年 伊 94分
■監督:
 ルチオ・フルチ
■出演:
 ジュリアーノ・ジェンマ
 スヴェン・ヴェルサッチ
 ジェフリー・ルイス
 エットレ・マンニ
 シンツィア・モンレール

●あらすじ
流れ者のガンマンが、富豪に依頼されて賞金首の待つ墓地に向う。
だが、そこに現われたのは小さな少年だった。
事件に裏があると睨んだガンマンは少年をかくまうが、山賊の一団が執拗に彼らを狙う。
スネークという元ガンマンを味方につけ、山賊を倒したガンマンは、
富豪の屋敷に乗り込んで事件の真相を暴く。
少年は富豪の血縁で、彼に遺産が相続されるのを防ぐため殺そうとしていたのだった。
ラストで主人公が、名探偵ポアロ並の理知的で胸のすく大推理を繰り広げるのが新味。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
監督ルチオ・フルチだし、割と後年に作られたマカロニ・ウエスタンなんだね。
と言うか、完全にブームが終わり切った後に作られてるじゃん!
「カリフォルニア~ジェンマの復讐の用心棒」もそうだったけど、ジェンマはマカロニの火を守ったとか言われるのかねえ。
本作も内容の方は、78年に作られたとは思えない程マカロニしてる。
ただ脚本に色々な要素を詰めすぎており、その全ての要素を上手に消化することなく
ひたすらごった煮になっちゃってる感じ。
レレレ的には全く無問題ですが!
ジェンマ演じる主人公が、何故シルバー・サドルを使用し続けているのかとかは
さっぱり描写されないが、もう一人の主役とも言えるスネークは
まるで「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」のイーライ・ウォラック的なキャラクターだったり
少年も利発的で可愛い男の子なので、最後まで割と楽しめる作品である。
コメント
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