レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

修羅雪姫 怨み恋歌

2011年05月07日 19時13分16秒 | スペクタル/史劇/時代劇

「修羅雪姫 怨み恋歌」
1974年 日本 89分
■監督:
 藤田敏八
■出演:
 梶芽衣子
 伊丹十三
 吉行和子
 原田芳雄
 岸田森
 安部徹
 山本麟一

●あらすじ
惨殺された父母の復讐を果たした雪は凶悪犯として死刑が宣告された。
しかし、奇妙な運命の悪戯から政治的混乱に巻き込まれ…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
原作とは関係ない続編らしい。
冒頭でいきなり雪が捕まり、死刑を宣告~処刑場に連れて行かれるまでがはやく
この先どうなるのかと思ったくらいだったが、その後はぐだぐだであった。
まず本作が修羅雪姫である必要が全くなく、主役も梶芽衣子ではなくて
前半は伊丹十三。後半は原田芳雄が完全に映画全体をリードしており
適度なポイントで敵役の岸田森が美味しいシーンを作り上げている。
と言った具合で、修羅雪姫がただの雇われ暗殺者でしかないのが残念。
こうして見ると、修羅雪姫はパート1だけで完結していたのが良く分かる。
無理に作った続編として、良い見本となるであろう。
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修羅雪姫

2011年05月07日 19時12分45秒 | スペクタル/史劇/時代劇

「修羅雪姫」
1973年 日本 97分
■監督:
 藤田敏八
■出演:
 梶芽衣子
 赤座美代子
 西村晃
 高木均
 地井武男
 黒沢年男
 小松方正

●あらすじ
明治初年、悪辣な一味に犯された小夜は、生まれてきた子・雪にその怨念を託して死んだ。
雪は修羅の子として復讐を果たす。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
昔の邦画には、アクション時代劇と呼べるジャンルが存在した。
「座頭市」や「子連れ狼」のシリーズ辺りが代表格であろうか。
本作もそういった部類に入る、傑作である。
当時の邦画は何かが狂っていたのか、残酷描写が凄まじく
本作でも首を吊って死んでいる仇敵の死体を、胴体の部分で真っ二つにするシーンは有名である。
脚本が良く出来ており、原作の漫画も映画に織り交ぜてナレーターが説明するなど
分かりやすさも追求しており、一級品の娯楽作品と言える。
残酷描写が気にならない人には、文句なくオススメ出来る傑作である。
そう言えば、釈由美子のリメイク版は恐ろしく評判が悪い上に
設定だけ見ても完全に別物で期待出来ないのは分かっているんだが
動作設計がドニー・イェンだから、いつか観てしまうんだろうなあ。
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あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE

2011年05月07日 00時41分15秒 | 刑事/警察

「あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE」
1998年 日本 105分
■監督:
 成田裕介
■出演:
 舘ひろし
 柴田恭兵
 浅野温子
 仲村トオル
 小林稔侍
 ベンガル
 木の実ナナ
 永澤俊矢
 本上まなみ
 庵野秀明
 中山秀征
 西岡徳馬
 加藤雅也

●あらすじ
タカとユージが壮絶な銃撃戦の末、逮捕した城島が逃走。
押収した武器は、襲来した国際テロ組織"NET"によって奪還されてしまう。
さらに巨大タンカーをジャックしたNETは、爆破を予告し、100億の身代金を要求する。
戦闘のプロ相手に立ち向かうタカとユージに勝ち目は…?
(日テレプラスより)

★感想など
こじんまりとしてしまった感がある後編。
映画なのでストーリーにスケール感を出そうとしているのは解るが
そのせいでストーリーの進み具合は停滞気味。
とりあえず暴れて話が進んでたTV版に比べると、テンションが低く感じられてしまう。
ラスト、主役二人が爆死して終わるとは思っていなかった。
スタッフは本当にこれで終わりにするつもりだったんだろうか。
どうでもいいが、トオルが二人にタメ口をきくシーンが多かったけど
これはいつからこうなったのかね?
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あぶない刑事 フォーエヴァーTVスペシャル'98

2011年05月07日 00時40分42秒 | 刑事/警察

「あぶない刑事 フォーエヴァーTVスペシャル'98」
1998年 日本 96分
■監督:
 一倉治雄
■出演:
 舘ひろし
 柴田恭兵
 浅野温子
 仲村トオル
 小林稔侍
 ベンガル
 木の実ナナ
 竹内結子
 永澤俊矢

●あらすじ
ワインバーに乱入してきた銀行強盗と銃撃戦を繰り広げたタカとユージ。
結果、350万円ものワインの請求書を受け取るハメに。
ユージは、金を工面するために怪しげなバイトに手を出すが、そこで武器密輸組織と遭遇する。
犯人たちを逮捕したユージだったが、一人だけ取り逃がしてしまう。
その男こそ国際指名手配犯の城島だった。
城島は、押収した武器を返さなければ警官を次々と殺すと脅迫、そしてその予告通りに…。
(日テレプラスより)

★感想など
TVが前編、映画が後編てやつ。
映画版は観た事なかったけど、このTV版は多分観てたかも知れない。
いくつか見覚えがあるような気がしたので。
両方を通して観ると、断然こちらの方が面白かった。
音楽は旧TV版のものを使用してるし、各キャラクターもTV版の方が描かれている。
ストーリーの方は、完全に城島一人を追い詰めるのみとなっている。
基本パターンとして、
城島を追い詰める→銃撃戦→取り逃がす
これの繰り返しでしかないのだが、その銃撃戦は派手だし、城島なかなか死なないし。
ラスト病院で城島が脱走したシーンを見て
「13日の金曜日 完結篇」を思い出したし!
とにかく無茶で、テンションの高い作品。
このノリで映画版も作ってくれてればなあ。。。
後編に続く。
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