1月11日に親父が死んだ。
84歳
入退院を繰り返してはいたが、まだまだ元気だった。
病院で検査の最中に容態が急変し、俺が病院に行ったときにはすでに意識がなかった。
見ている間にどんどん脈拍が弱くなっていき、眠るように息を引き取った。
あっけないものである。
寝たきりになったり、苦しんだりしなかったのが救いである。
娘は通夜には出たものの、葬儀と成人式が重なったので成人式に行かせた。
成人式に行くように、と言ったときには泣き出してしまったが。
姪と甥は東京で仕事と学校があるので帰って来られなかった。
仕事中に連絡を受けた姪は、トイレに籠って泣いて仕事にならなかったそうだ。
自分のために泣いてくれる人がいるというのは、幸せなことである。
一切皆苦
親父の人生は思い通りにはならなかったかも知れないが、それは誰しも同じこと。
人生とはそういうものである。
先ずはそれを受け入れていれば自分の思い通りにならなくても
笑って受け流すことが出来るようになる。
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