ポタに出ようとドアを開けたら、ヒヨドリがすごい勢いで
鳴きまくった。
巣が有る木の近くの電線で、ピーピー・キーキーと甲高い
鳴き方は、何時もと違うなとすぐ分った。
そのまま出かけ、一時間余りで戻ると、またもや鳴き
まくっている。
いつものように知らぬ振りして、草花に水をあげたり、
雑草を抜いたり、巣のある木の周りをうろうろしている
うち、どこかへ飛んでいったのだろうか、急に静かになった。
近寄って巣の場所を見たら、もう一羽が巣の縁で中を
のぞくようにしていた。
それを見て想像はついた。
暑いのに、毎日頑張ってタマゴを抱えていたが、無事に
孵化するか心配していたのだが、無事タマゴからヒナが孵っ
たな・・・と。
もう一羽が巣から離れたので、中を覗いたら、巣には今
生まれたばかりのヒナが、重なるようにしていた。
この暑さでダイジョウブかな~。
それに、近くには猫やヘビ、カラスなどがいるし。
なぜこんな場所にと考えてみたら、玄関に近い低木は、いつも
人が近くに居る場所だから、外的の襲撃を受けにくく、安全な
場所だと分って巣を作ったのかも知れない。
それにしても、暑さの中でヒヨドリ夫婦の子育てはまだまだ続く。