さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

香りが漂う

2007-02-17 17:04:27 | 花便り

梅が咲き始めてからは、近くを通ると香りが漂う。

070216 この匂いは、誰しもが梅の花の香

りだと分かるだろう。

日本人と梅の関係は、すでに千三百

年前からの歴史があるという。

百花に先駆けて咲くので、春告げ草ともよばれていた。

並はずれた香りに、風散見草(かざみぐさ)とか匂い草とか香栄草(かばいぐさ)

などの名前まで作られていた。

近所の垣根越しに枝が伸びた下を通ると、漂う香りが鼻をくすぐった。


真冬の日の出

2007-02-16 17:52:03 | 風景

一片の雲もない夜明け。

雲がないと空が一層広く感じる。

やはり何もない空は広いね。

東雲から朝焼けに変わり、いよいよ日の出の瞬間だ。

田んぼの向こうの水辺の、またその先の対岸から

070216_004 火の玉のような朝陽が昇ってきた。

”日の出の勢い”という言葉の表現が、まさにこ

のことだと分かる時だ。

陽は2分程度で全容を現し、さらに上昇を続ける。

しかし、天気はいいが北西の風が冷たい。

吹き抜けていく風が、体感温度をさらに下回る寒さを増幅する。

今頃になって、真冬のような夜明けになった。

{{(>_<;)}}寒いっ!


クリスマスローズの花が開いた

2007-02-15 15:31:22 | 庭の花

1ヶ月前から、蕾が開きそうでなかなか開かなかった

0702151 クリスマスローズがようやく咲き始めた。

紫花が開き、まもなく白花も開くだろう。

花の少ない冬から春にかけて、花期が長く

5月ごろまで楽しめるのが嬉しい。

0702152 金木犀の根元に植えてから6年になるが、株が大きくなり

葉の広がりは1mに近い。

冬の貴婦人などと言われるが、早春の花と言えるだろう。

本来クリスマスローズとは、クリスマスの頃に咲く、原種の‘ノイガー’を指すそうだ。

2~3月に咲くオリエンタリスち言い、日本では一般的に、まとめて

クリスマスローズと呼ぶようだ。


戻ってきたオオヒシクイ

2007-02-14 18:06:10 | 野鳥

今日もオオヒシクイのことで・・・。

昨日の午後3時半ごろ、残っていた48羽が一斉に飛び立ったので

北に(カムチャッカ)向かったのでは思っていた。

しかし、今朝7時ごろに、越冬期間に利用している干拓地へ戻ってきた。

今までにも、北に旅立ったものの、3日後に再び現れたこともある。

野鳥が気象状況を読む力は、人間には創造できない本能的な能力を

持っていると専門家などがいう。

それから予想すれば、今日・明日の天気が大荒れになると感知し、

途中から引き返して来たのではとも考えられる。

昨日は、風の状態が良いと判断したので飛び立ったのだろうが、これから

向かう北の方面が、大荒れになるということを感知し、引き返したのかも・・・

と想像もできる。

翼を広げると2m近くにもなる、大型の鳥にとって、2000kmにも及ぶ

道のりは大変なものだろう。

カムチャッカ半島までの数日間、旅立ちを決めるに当たって、気象状況が

彼らにとっての一つの重要な判断になるのだろう。

条件の良い日を選んび、無事に帰ることを祈りたい。


秋篠宮様がオオヒシクイの郷へ

2007-02-13 15:15:53 | 野鳥

越冬で近くに飛来しているオオヒシクイの調査研究のため、

プライベートで、皇室の秋篠宮様が当地を訪れた。

関係者以外は、事前まで知らされていなかったので、

干拓地の観察舎には、保護関係の説明する数人と、

市役所から接待のための要員だけに限られたなかで、

070213 1時間余りにわたって、熱心にオオヒシクイの越冬状

況等についての説明をお受けになっていた。

ウオーキング途中に偶然出くわした何人かを交え、

少し離れた場所からその様子を見ていた。

帰り際には、私たちの前にわざわざ車を止めて、自ら窓を開け軽く会釈し

手を振ってくれたことには少々驚いた。感激ということかなぁ・・・・。

0702131  オオヒシクイは、国の法のもとに天然記念

物として指定され、国が保護している野鳥なので、

危害はもちろんのこと、驚かしたり等もしてはいけない、特別な鳥なんですよ。


やぶ椿

2007-02-12 17:24:19 | 花の家

古い集落の曲がりくねった狭い道を、対向車に注意をはらいながら

進んでいくと、目の前に大きなやぶ椿がど~と現れた。

かなりの数の真っ赤な花が、照葉の中に華やかに咲き誇っていた。

0702121 木の高さが10mはあるだろうか。

かなりの年数ものだ。

そろそろ夕方のころだったので、写真を撮るには明るさが

0702122 足りない・・・腕でカバーが出来ないのが悲しい。

留守のようだが、庭を借り車を止めて撮らせてもらった。

天気がよくて明るい時間に、もう一度訪ねたいな~。


前線の境目から

2007-02-11 19:54:45 | 風景

春雷の発生源である寒冷前線も、早朝には早足で東に遠ざかり、青空が広がり始めた。

干拓地を見下ろす高台に差しかかると、遠ざかる前線の谷の境い目から

朝陽が顔を出した。

070210

この場所からの日の出は、冬の間だけの期間限定だ。

冬以外は、日の出の位置はず~と左の方向で、さらに樹木の葉

が生茂り、遮ってしまうので見えなくなる。

以前は眼下の干拓地は霞ケ浦の入り江で、ここから見渡す風景がすばらしく、

茨城百景に選ばれて記念碑がある。

日の出は、霞ケ浦の水際から望むことが多い。

ここから見る日の出の風景もいいもんだ。


春雷

2007-02-10 22:36:12 | 歳時記

これは春雷か。

午後10時ごろ突然の轟きで驚いた。

立春が過ぎてはじめて鳴る雷は初雷(はつらい)という。

初雷なのかな、それとも春雷?。

春雷はこの時期、寒冷前線が通過するとき、前線の付近に積乱雲が発達

して起こるようだ。

春の雷はそれほど大きくならないというが、・・・なるほど数回の

等々力で終わった。

外に出たら、雨がぱらついていた。

前線がただいま通過中で~す。

明日は寒い北風が吹きまくるそうだから、寒くなるぞ。


北帰行は・・・そろそろなのか~

2007-02-09 16:04:11 | 野鳥

暖冬と暖冬だと言っていたが、むしろ春はすでに来た・・・と言える陽気だ。

各地から、白鳥が帰り始めたニュースが入ってくる。

近くの干拓地で越冬しているオオヒシクイはどうなんだろう。

今朝も6時30分ごろ観察小屋に行くと、すでに数人が堤防上

でオオヒシクイたちの様子を追っていた。

土浦市から、ボランテアグループの皆さんが保護員から

説明を受けながら観察をしていた。

いろいろな音を録音し、目の不自由な方々に、その音を聴きな

がら状況を説明してさし上げる活動らしい。

オオヒシクイの鳴き声を録音に、まだ暗い時間から

待機していたようだ。

うまく録音できたのかは確かではなかったが、オオヒシ

クイの生態に興味を示されたようだ。

そのオオヒシクイたちの、これからのスケジュールは?。

オオヒシクイたちと話が出来たら聞いてみたいよ。

気がもめるな~。


タンポポが

2007-02-07 20:36:26 | 野の花

今日はタンポポの花を見つけた。

タンポポは黄色い花でどれも似ているけど、いくつも種類がある。

20種類ぐらいあるらしい。

おおざっぱに見分けると、セイヨウタンポポと日本のタンポポに

区分けられるようだ。

区分けするには、総包で見分けるのが簡単。070207_1

セイヨウタンポポは総包は反り返っている。

日本タンポポは、花を包むようにぴったりとついている。

これは反り返っていないので、日本タンポポの中の関東タンポポなのかな???。