霜が降りて真っ白。
田んぼも、畑も、道端の枯れ草の上にも。
今朝は-1度まで下がった。
空気が冷やされ、小野川の水温が高いので、
川面に靄が発生した。
川に沿って、乳白色の靄が筋を作って立ち込める。
”霞み立つ”とか”春のほだし”とかがピッタリの風景だ。
遮布をかけられたように、朝陽が霞の中から輪郭
を現し周辺が赤みを帯びてくる。
陽が出てくると、気温が上昇を始めるので、空気
が暖められ、それまで立ち込めていた靄が徐々に薄れていく。
その日の最低温度を境に、風景はめまぐるしく変化するので
こんな朝の風景はいつ見てもいいもんだ。