さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

これは”春のほだし”か

2007-02-22 13:11:36 | 風景

霜が降りて真っ白。

田んぼも、畑も、道端の枯れ草の上にも。

今朝は-1度まで下がった。

0702211_1 空気が冷やされ、小野川の水温が高いので、

川面に靄が発生した。

川に沿って、乳白色の靄が筋を作って立ち込める。

”霞み立つ”とか”春のほだし”とかがピッタリの風景だ。

0702212_1 遮布をかけられたように、朝陽が霞の中から輪郭

を現し周辺が赤みを帯びてくる。

陽が出てくると、気温が上昇を始めるので、空気

が暖められ、それまで立ち込めていた靄が徐々に薄れていく。

その日の最低温度を境に、風景はめまぐるしく変化するので

こんな朝の風景はいつ見てもいいもんだ。