さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

まだ葉っぱが落ちないのに

2006-12-15 13:46:34 | 庭の花

晴れたり雨になったり、めまぐるしく天気が変わる。

冷え込みは緩んでいるので、雨でもさほど寒くはない。

10時ごろになったら日が差しはじめて、青空が広がってきた。

落ち葉の掃除をしていたら、庭の蝋梅(ロウバイ)が咲き始めているの気がついた。

名の由来のとおり蝋細工のような花が芳香を放つ。

正月の生け花に飾っているが、花の香気が高いので、家の中がいい香りに包まれる。

花は1ヶ月も長持ちする。

この蝋梅は、毎年まだ葉っぱが落ちきらないうちに咲き始める。

花が満開になる年明けごろに、ようやくすべての葉っぱが落ちる。

その頃になると、木の周辺に香りを漂わせている。

0612151 061215_2


対岸の夫婦

2006-12-14 13:21:52 | 風景

ちょうど小野川の堤防沿いに出ると、朝日が昇り始めた。

昨日も同じ場所で日の出を迎えたが、その後は天気が急変

して午後になると雨になった。

少し雲はあるが、今朝も赤く染まった朝陽がゴルフ場の

小高い木々の間から現れた。

川面に水鳥が残す水跡に、陽の光がキラキラと反射して眩い。

今朝も、ウオーキングの夫婦がセピア色に染まる対岸の堤防上を

規則正しい歩調で上流へ向かっている。

1年以上も前に見かけて、それ以来いつも二人で歩いている。

対岸で顔は見えないが、おそらく70歳前後の夫婦だと思う。

毎朝すれ違う散歩などの人たちの一組なのです。

061214_008 061214_013


今年も来たね

2006-12-13 14:31:34 | 野鳥

かすかにチィー・チィーと鳴き声がする。

来たなと直感し、家の中に入ってガラス窓越しに覗くと、来た来た。

昨年より3日早く可愛い冬の訪問者のメジロたちだ。

3匹は確認できた。

妻に告げると、さっそく大好物のミカンをシャラの枝に取り付けた。

ミカンの甘い匂いを嗅ぎつけたか、10分もしないうちに、2匹が

食べ始めていた。

窓から3mほど先の距離で、夢中で食べている姿を見ていて、

1シーズンぶりに来たメジロたちを眺めているうちに、

なぜか、久しぶりに会った子供のよう気分になっている自分がおかしくなった。

061213


暖かな日差し

2006-12-11 14:55:13 | 風景

昨日今日と、日中は暖かな日差しが心地よい。

正午を回った頃、あまりの暖かさに誘われ、国の天然記念物で

保護鳥のオオヒシクイが越冬する干拓地に出かけた。

めずらしいことに、かなりリラックスしているのか、舗装された農道に出て

のんびりと寝転んでいる姿があった。

田んぼの中か、あぜ道で過ごすことが多いので、

このような様子を見るのは初めての事だ。

農作業車が通ることもあり、見ている側からすれば、少々ハラハラさせる。

暖かな陽気がそうさせているのかな~。

061211_005  061211_011


気圧の境目が移動

2006-12-10 17:58:46 | 風景

昨日は久しぶりの雨降りだった。

晴天の日が続いていたので、乾燥していたからちょうどよかったのでは。

12月に入ったとたんに連日最低気温を記録し、

マイナス一度まで下がっていたが今朝は7度だ。

いつもの仕度で家を出たら、途中で汗ばんできた。

小野川の河口に差し掛かると、西から青空が広がってくるのが分かった。

筑波山の山並みも見え始めていた。

雲と青空の境が線を引いたように分かる。

どんどん青空が広がってくる。

天気が急速に回復している様子をしばらく眺めていた。

0612010_003


イルミネーションで飾られた通り

2006-12-09 13:58:06 | 街並み

室内楽のコンサートを聴きにつくば市に出かけた。

コンサートホールのある街の中心周辺は、街路樹がイルミネーション

で飾られていた。

コンサートが終わってから、光ロードを歩いてみた。

9時も過ぎていたので人通りも少ない。

寒々しい夜ではあるが、何色かのイルミネーションで飾られた通りは、

その光で幻想的な風景を作り出していた。

今では、日本全国の各地で多く見られるようになり、年末の風物詩になりつつあるね。

061208_003 061208_004


椿の開花

2006-12-07 16:56:02 | 庭の花

葉の影になっていたので気がつかないでいたが、

椿の花が開き始めているのを発見。

特段珍しいことではないが、我が家では何種類かの椿のトップを切って咲いた。

サザンカは霜が3日ほど続けば花が終わってしまう。

そのサザンカに変わって、これからは椿の季節になる。

数少ない冬の花として、春になるまで椿の花は頑張る。

061207_002


陽は東に月は西へ?

2006-12-06 14:11:54 | 風景

「菜の花や月は東に日は西に」は与謝蕪村の知られた句だ。

当然菜の花の咲く頃の東の空に昇る満月に決まっている。

与謝蕪村の句とは正反対に、今満月が西に沈もうとしている今朝の風景だ。

西の上空の薄い雲は、すでに朝陽が届いて赤く染まりだした。

東の方向は、まもなく日の出を迎える。

今朝の気温はマイナス一度まで下がった。

川面には、羽が真っ黒でくちばしが白いオオバンが元気に動きまわっていた。

061206_002 061206_004


湯気が立ち上る?

2006-12-05 15:03:29 | 風景

今朝は一段と寒さが厳しくなった。

枯れ草に薄っすらと霜が降りたのを見ても、冷え込みをものがたっている。

堤防上の気温より川の水温が高いのだろう。

朝日がまもなく昇りはじめる直前の最低気温を記録する時刻になると、

小野川の川面から湯気が立ち上り始めた。

その湯気で霞んだ川面には、水鳥が動き回っている。

まもなく川面に朝日が当たり始めると、次々に水鳥が集まりだした。

12月に入ってから、カモ類が目に見えて増えてきている。

061205_005


ワイングラスデコレーション

2006-12-04 16:16:20 | 歳時記

12月になると街並みが一気に師走の装いになる。

日が落ちると、イルミネーションで彩られた

商店や家々が、日中とは一変して華やかになる。

シャトーに立ち寄ると、今年もワイングラスのデコレーションで

飾られていた。

暗くなればライトが当てられて、ワイン色が作り出す

幻想的な世界を見せてくれるのだろう。

暗くなってから足を運んでみることにしよう。

0612042

061204_001