さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

見てるうちに青空へ

2006-12-27 14:58:09 | 風景

夜が明けるころ、34年ぶりの記録的な雨が止んで、

天気が急速に回復してきた。

雲と青空の境が線を引いたようにはっきりと分かれ、

見るまに、雲が西から東へどんどん追いやられ、青空がその範囲を広げる。

雲で覆われていた上空が30分余りで青空になった。

送電線の鉄塔に寄り添うように、遠く富士山が望めた。

朝日で少しピンクに染まっている。

小高い丘の向こうに、雲がまるで雪山のように錯覚するような姿を見せている。

風が強くなってきたがさほど寒さを感じない。

雨と風で余分なものが吹き飛ばされ、とても澄んだ朝の風景だ。

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