魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

パンとパラン

2013年08月03日 | ワイン ~2019年
うちの近所、といいますか大浦町に新しいパン屋さんがオープンしました。


場所は湊公園から市民病院の裏通り。ホテル・モントレーを過ぎ、直進すると
すぐ左手です。(大浦天主堂下の電停に抜ける道)

「ベーカリー F.labo.」という名のお店。エフ・ラボっていうのかな。


さっそくうちの奥さんが行ってきたようですが、すでに売り切れていて、1個
だけ、小豆練乳パン?そんな名前を買ってきました。それしかなかったのです。

その味はとても美味しくて、またほかのパンもトライしてみたいです。
もうちょっと落ち着いてからがいいかもなあ。


私としては今まで贔屓のパン屋さんがあるので、そこで十分だったのですが、
ちょっと悩ましげ。でも町の色が増えることはとてもいいことです。
大嫌いな大手資本のチェーン店でもないしね。


このお店のある通り、活水の下の通りとずっと呼んでいたのですが、最近は
「龍馬通り」といういかがわしい名前になったような・・・。
(でも誰もそんな呼んでないよー)

この通りも実は微妙で、狭いし一方通行なのでちょっと不便。
いろんなお店が出来ちゃやめ、出来ちゃやめ・・・してきたところ。
一方通行を解除したらきっといろんなお店も売り上げが上がるんだろうけど
それにはちょっと狭いんですよねえ。


まあ、大浦はパンが美味しい町ってことにならないだろうか。
(ワインも美味しかですばい!)

またそのうち取材するかも。



さあ、今夜はこれ。





2010 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(パラン)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円とちょっと)

まず香りから感じるのは、2010年があまりにブルゴーニュらしい、それらしく
思えることです。

チェリーやイチゴ、赤系ベリーがあふれ、その酸によって生き生きとした
香りや味わいを表しているという大前提があります。
(はっきり言って、酸味がダメな人はブルゴーニュなんて飲むな!という関門
のような?入学試験があります

とてもチャーミングで美しいベリーの香り、若いのでハーブ、ミントのような
揮発性の抜けるような香り、その奥にスグリ、井戸のコケやミネラルみたいな
重みのある香りがします。


味わいは溌剌とした若い果実味とやはり酸味が強い。でもはちきれんばかりの
美しさ、その奥にある肉や革のような旨味がまた良いんですよねえ。
酸味とのバランスでその旨味を感じ取っていただきたいと思います。
ちょっとスパイシーですが、若いので土っぽさはあまりなくて、ピュアな
フルーツを感じられれば十分でしょう。これが若いブルゴーニュの特徴です。

このパランは質が高くて良い造り手です。
そのうち入るかもしれませんので、その時はよろしくお願いいたします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もう我慢できない! | トップ | 地元の色 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン ~2019年」カテゴリの最新記事