魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

はるみ~好きだよ~

2012年05月10日 | ワイン ~2019年
はるみ~~~

大好きだよ~~~!


って何のことか分からないでしょう。


実は「はるみ」とはこちら(クリック)です。


みかんの種類で「清見」と「ポンカン」を交配して育成された新品種のようです。

なんでも「柑橘類がお好きな方、(柑橘マニア)に人気の品種です。」と書いて
ありますよ~。


1、2月あたりまでは通常のみかんが美味しかったのですが、この時期でもはるみ
のような美味しいみかんがあってとても嬉しいです。

特にダイエットを意識してからは、フルーツは重要な位置を占めますからねえ。




えっ、女の人の名前と違うとかってぇ~?

ごめん、つい、全国のはるみさんに罪作りなことば言うてしもうたかなっ???




そんなダイエットも順調にといいますか、まだたった一日だけです。

でも夜中のTV番組でのラーメン特集は勘弁してよ~。

自制がきかなくなりそうやろ。デモミテシマウ~





そんな困った時でもワインはいくら飲んでも大丈夫。

ってことで、今夜はこれ。






1999 ブルゴーニュ ピノ・ノワール
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、千円台後半)

千円台後半で当たり年の1999年、しかも13年熟成というのがすごいでしょ。

香りはブランボワーズや寝かせた肉、焼けたレンガや熟した柑橘やオレンジ
ピールなど。

味わいは軽いです。グランヴァン(偉大なワイン)ではないので、当然軽め。
重さも複雑味も弱いです。

しかし、やや枯れた中にエッセンスの持つパワーを感じます。枯れてこそい
ますが、果実味はしっかりと残ってだれません。

シャンと張りがあって、背筋をきちっと伸ばした老婦人のようです。
酸がそれを支えているんですよね。だんだん心地良くなってきてまたもう1本
飲みたくなるような・・・そんな枯れてもなお美しいドライフラワーのような
魅力がそこにはあります。価格も重くないですしね。

普通の千円台のブルゴーニュ・ピノ、無名の造り手、それが10年以上経っても
ちゃんと普通に美味しく飲めるということの証明です。特にピノ好きは喜ぶと
思います。

しかもわざわざ自分で寝かせなくても、こうしてこんな価格で売り出されるって、
素晴らしいと思いませんか?



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