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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

マティマハル-アンブロワーズ アリゴテ

2020年09月26日 | ワイン ~2020年

まだまだテイクアウトも大事だよー。

もちろんイートインでも良いんだけど美味しいテイクアウトはこちらで。

 

長崎市桜町にある「マティマハル」。

 

ベジタブルカレーの極激辛で。

スーパーホットってなってるけど、そこまで辛くはない。

ちょっとだけハーハー言いながら食べる程度。冷めてくるとほぼ辛くない。

やっぱり熱い方が美味しいです。時々インドカレー(このスタイル)は食べたくなりますもんね。

家で食べるとごはんでもパンでも食べられるし、辛さも足そうと思えば足せる。(笑)

 

 

そして量が足りない時は

 

近所の大好きなパン屋さん「ガヤール」でミニハンバーガーを買ってくる。110円。

これで完璧だ。

 

しかし最近は世の中はまったく自粛ムードがなくなってきましたね。

密な場所にいないことと、手の消毒だけはしっかりしましょうね。

 

 

 

そしてクールダウンで今夜の試飲はこちら。

 

2018 ブルゴーニュ アリゴテ(アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、アリゴテ種、白、千円台半ば程度)

 

この造り手のアリゴテ種のワインは珍しいです。

香りは青い柑橘、花梨や青リンゴも少し、白~黄色の花、ミネラル、軽く青草やハーブ、

とてもきれいでさわやかです。

 

味わいはアリゴテとしてはちゃんとしたボディがあり、さわやかですっきりだけど

構成と厚みもあります。やはりコストパフォーマンスが良いワインでしょう。

 

同価格帯でコトー・ブルギニヨン白がありますが、そちらはシャルドネ種なので

ニュアンスが違います。こちらがややアロマティックでさわやか。

これはこれでも良い感じでしょう。でも販売するのはコトー・ブルギニヨンで。

 

 

 

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政-コトー・ブルギニヨン赤

2020年09月24日 | ワイン ~2020年

ホームグラウンドの「ラーメン家 政」。

つい行ってしまう。

 

 

今月のクーポンは玉ねぎ。

そのまま食べても良いし、ラーメンに入れても良い。

 

結局ほぼ、そのまま食べました。

もちろんスープまで完食。いつも満足。

実は最近血圧が高くなってきましたので、これ以降、ラーメンは回数を減らしたいのです。

そしてスープを出来るだけ飲まなくていいように(あると飲んでしまう)、つけ麺などに

していこうか?と考えております。

ただし、佐賀ラーメンだけは別ね。スープを飲んでもあれは大丈夫。(笑)

健康な身体で美味しいワインを飲んでいきたいもので~。

 

 

それにしてもV・ファーレンがなかなか勝てない。

いまいちすっきりしない毎日。

そんな今夜の試飲はこちら。

 

2018 コトー・ブルギニヨン ルージュ レトルデロイーズ

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種&ガメ種?、赤、千円台半ば)

 

まず、千円台半ばでブルゴーニュが味わえることに感謝したい。どこぞのわけわからない

ブルゴーニュではなく、ドメーヌ・アンブロワーズは信頼できる造り手なので安心です。

 

香りはイチゴ、フランボワーズ、カシスなど赤いベリーのフルーツにビオやオーガニック

から来るであろう酵母や藁、さらに獣臭やミネラルなど感じます。

 

味わいはまず、この価格なのにちゃんとブルゴーニュの風味がしっかりしていることに

驚きで、重くはありませんがしっかりと旨みがあり、風味はフルに感じることが出来ます。

この時代、デイリーに飲めるブルゴーニュとしてとてもありがたいと思います。

ほんの少しだけ冷やすと(16~20℃程度)、ベストに飲めるでしょう。

 

 

 

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レトルデロイーズ Char-アッポーペン

2020年09月22日 | ワイン ~2020年

いよいよ私の大好きなドメーヌ・アンブロワーズの2018年が入ってきました。

当たり年なだけについ期待してしまいます。

ここから数日はアンブロワーズの試飲になることでしょう。

 

今日の試飲はこれ。

 

2018 コトー・ブルギニヨン レトルデロイーズ シャルドネ

   (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、千円台半ば)

 

アンブロワーズの一番下のクラス。千円台半ばでブルゴーニュで最もコストパフォーマンス

が良いワインだと言われています。エロイーズというのはアンブロワーズさんの

孫の名前です。

 

香りは最初は硬めですが、徐々に姿を現し始めます。

柑橘、レモンやカリン、黄色い花、奥の方に蜜など。

 

味わいはこの価格としては厚みのある果実味に、ちゃんときれいな酸(この年は過熟

で酸不足でないことがとても大切)、開いてくるとちょっとしたとろみもあります。

蜜の様な風味のニュアンスを感じることが出来るだけで、この価格としては勝利です。

 

千円台半ばでブルゴーニュシャルドネが飲めること自体が今の時代なかなか出来ません。

このワイン、現在でもさらりと飲めますが、もう少し待ってやるといろんなニュアンスが

出てくる可能性があります。もちろんデイリーにバッチリです。

 

 

 

コンビニ商品で遊んでみました。

twitterで見かけたのをやってみたー。

 

今ファミマでちょっと話題になってるのが「ジョンソンヴィル」のソーセージ。

これ結構味がしっかりして美味しい。酒のつまみにもピッタリでケチャップやマスタード

無しでも十分いける。

 

 

そして同じくファミマで売ってるたまごドッグ。

 

これに乗っけるのさ。

勝利確定~!

 

ピコ太郎の I have a Pen~のアッポーペンみたいですよね。

PPAPやった!

 

 

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カレー連チャン-M・トリノ スパークリング

2020年09月19日 | ワイン ~2020年

カレーいくよね~。

自宅にて。

チキンカレーにフルーツにレモンタマネギとか抜群!

ワォ!ってなります。

 

 

そしてまたまたまた行ってしまっている。

マドゥバニの定食。

まぜまぜしてから食べまーす!

 

ギャ~!ってなります。

もうね、ひたすら食べるー。このスパイス世界に耽る。

ところでこれにフルーツが入ったらどうなるんだろう???

 

 

 

今日の試飲はこちら。

 

NV ミシェル・トリノ スパークリング ブリュット

   (アルゼンチン、シャルドネ種主体、白泡、千円台前半)

 

実は以降、セパージュが変わります。

今まではトロンテス種メインでしたが、シャルドネメインに。

 

香りは青リンゴやシトラス、白い花、ミネラルなど。

変更前と比べると柑橘系がよりまろやかになったイメージでしょうか。

 

味わいは軽やかで白い花のよう。その中にどこかウェイト感があり、それなりに足が

地に着いたしっかり感があります。マルベック種(黒ブドウ)が入っているからでしょう。

なかなかコストパフォーマンスが良いスパークリングだと思います。

 

 

 

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オスピス・ド・ボージュ モルゴン-とみ田冷やし豚中華

2020年09月17日 | ワイン ~2020年

今日はちょっとレアものです。

 

2018 オスピス・ド・ボージュ モルゴン(フランソワ・マルティノ)

   (仏、ボジョレー地区、ガメ種、赤、千円台半ば程度)

 

いや~、ボジョレー地区にもオスピスはあるんですねえ。

「オスピス・ド・ボーヌ」、「オスピス・ド・ニュイ」は知っていましたし、飲んだ

こともありますが「オスピス・ド・ボージュ」というのは初めてです。日本ではレア???

こんなサイトがありました(クリック、参照)。

 

 

ガメ種としては濃いめの色合い。2018年のせいかも。

香りはイチゴ、ブラックチェリー、カシスなどのフルーツにミネラルや日陰の植物、

スミレ、クレヨンなど。地味です。明るい感じではありません。

 

味わいはヴィンテージが良く、若いせいもあると思われますが、濃いめでそれなりに

凝縮して、まだ硬いです。熟成感や官能的な部分はまったく感じません。

実直に濃いガメです。この価格はとてもお安いので悪くはありませんが、もう少し

外交的で受けの良い部分があればなあとは思います。ポテンシャルは感じます。

価格を考えても悪くありません。

 

お手軽な上に、オスピス・ド・ボージュという希少性、さらに将来性もあるので、

数本だけ次回仕入れておこうと思います。たくさんは販売しませんが、好奇心で

飲んでみたい方は必ずいらっしゃるはずです。お問い合わせください。

 

 

 

さて、大好きな冷たい麺も、本日はコンビニの「とみ田 冷やし豚中華」で。

 

 

 

しっかりした濃いタレに、弾力感あふれるパワフルな麺!

チリたま(赤いタマネギ)が私大好き。

とみ田すごいなあ~、よく冷たい麺でこれだけの力を出せるなあと感心。

あとから喉が渇くのはご愛敬。でもまた食べたくなるなあ。

 

 

 

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過ぎ行く夏に・・・あがく-Mトリノ新ラベル

2020年09月15日 | ワイン ~2020年

ホームグラウンドの長崎市大黒町にある「ラーメン家 政」。

 

冷たい麺を食べにやって来ました。

まだまだ冷たい麺は必要。過ぎ行く夏が名残惜しいように、まだまだ食べたいとです。

 

「政竜冷麺 辛さ増し!」と心は決まっているのでオーダー。

facebookのクーポンのタマネギがなんと!切れていたというアクシデント。

 

代わりに何かトッピングをー!

と言われたので、2秒悩んでキャベチャーを。

 

うん、今日の盛りは悪くないと思う。

贅沢を言ってはいけない。あくまでサービス。メチャありがたい。

 

 

 

さあ、政竜冷麵、きたよ~。

何と! 辛味噌が前のと違う?!

今回の辛みの方が強い。通常一般レベルではこれは激辛と謳ってもおかしくないくらい。

 

まあ、でも美味しい。この夏にはもっと(-_-)/~~~ピシー!ピシー!と来てもいいぜ。

冷やした丼に冷たい麺。いいよね。

 

海苔にネギにほうれん草にタマゴに、キャベチャーにごはん!

 

メッチャお腹いっぱいで満足感でいっぱいになります。

もちろんスープまで完食です。当然。

ラーメンではこれをもってして完食という。ここ大事。

 

 

 

 

そして今夜のワインはこれ。

 

2018 ミシェル・トリノ ピノ・ノワール コレクシオン

   (アルゼンチン、ピノ・ノワール種、赤、千円未満)

 

ラベルが新しく変わっています。ちょっと高級そうになった?

 

香りはチェリー、フランボワーズ、イチゴなどのフルーツにセルロイド、ハーブや

僅かにシナモン、赤土など。

 

味わいは明るく軽やか。チャーミングで愛想の良い果実味と軽やかなタンニン、

酸味はしっかり、そしてクリア。疲れることなく飲み続けられます。

旨味もちゃんと出ていて、酸味さえ大丈夫な方なら十分に美味しいと思います。

 

 

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ヴァイン・イン・フレイムPN-写真の難しさ

2020年09月10日 | ワイン ~2020年

V・ファーレンが負けてちょっとショック。

まあ今までが出来過ぎといえばそうなのかもしれないが、上に行くにはまだまだ

攻撃バリエーションの工夫も必要なのでしょう。きっと何かやってくれますよ。

楽しみに待ちましょう。

 

 

さて、今夜のワインはこちら。

 

2018 ヴァイン・イン・フレイム ピノ・ノワール(ヴィル・ブドゥレアスカ)

   (ルーマニア、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)

 

淡い色合いに、香りはイチゴ、チェリー、フランボワーズなどのフルーツにセルロイド、

インク、赤い花、ハーブにコショウなどのニュアンス。

 

味わいは軽やかですが、ちゃんとエキス分は乗っており中心部分はしっかりしています。

酸味も程良く、タンニンは軽め。寿命はそう長くはないでしょうが、数年は十分に

楽しめ、かつチャーミングでピチピチした若さ、赤さ、華やかさを楽しむワインでしょう。

余韻もブチ切れず、赤い果実味がちゃんと残ります。

東欧は物価が安くて、その分コストパフォーマンスが良い感じです。お手軽価格でも

ちゃんと美味しいピノ・ノワールがあります。

 

 

 

ハンバーガーを食べたくてモスバーガーを買ってきた。

Wモスバーガーだ。

 

普通のモスバーガーに、ハラペーニョをトッピングしようか? チーズをトッピングしようか?
と悩んだが、そうだ、パテをトッピングしてみよう!という結論に至った次第。

 

しかし・・・写真を撮ってみると情けない。

 

味はすごく美味しんだよー。みなさまご存知のモスバーガーの味。

Wパテなので肉々しい!

でも写真は情けない・・・。

何なんだろう、このギャップ。

 

どうしてもうまく伝えられないもどかしさがこの写真にはある。(笑)

ハンバーガーの写真は特に難しいと思う。

 

結論。

もう1個いける~~~。

 

 

 

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キーマカレー-チキンコルマ2-パスグラ(ジャイエ・ジル)

2020年08月29日 | ワイン ~2020年

夏だ、キーマカレーだ!

 

パインマンゴーを合わせてみた。

レモンも途中から絞る・・・いいぞ!

止まらない~。

 

 

マドゥバニにも行く。

あいにく定食が売り切れでチキンコルマ2を。

ビシビシとスパイスがキレていく。これも止まらない~。

 

カレーもいろいろと多様性があるから楽しい。

日本人はアジアンに生まれた恩恵をもっと享受すべきだと思う。

今まではアジアの中で北方民族的料理が多かったのかもしれない。

地球温暖化の環境となれば、これは南方のスパイス系に傾倒してもおかしくないだろう。

・・・とわざとらしいことを書いておこう。

 

 

 

さて、今日のワインですが・・・

身内に良いことがあったのでブルゴーニュを。

 

良いことがあったらブルゴーニュを飲む。

お気に入りのものでも良いけどやはりフランスになる。

これは自分の性だと思う。

 

 

2013 ブルゴーニュ パストゥグラン(ジャイエ・ジル)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール&ガメ種、赤、千円台)

 

お盆の時も飲んだので2回目です。

香りはベリー系フルーツに枯葉、腐葉土、キノコなど。このクラスではよく保って

いると言えるでしょう。

 

味わいはやさしく落ち着きしっかりした酸味。地味だけど奥ゆかしさ、つつましやかさ

があって、やはりこのクラス(ACブルゴーニュの下)なんだけど、それでもまだまだ

ささやかにつつましく生きてる小市民的、だけどブルゴーニュのプライドはどこかに

ちゃんと持ってるよ・・・的な味わいです。(笑)

 

2015年や2014年ほどこれは派手な味わいではありませんし、それなりのブルゴーニュです

ので、少しお安く、割り引いてお出ししたいと思います。千円台半ばにします。

数に限りがありますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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コノスル 20バレル カルメネール-麺や兼虎

2020年08月26日 | ワイン ~2020年

今日は真面目にワインの方から書きます。

 

今日の試飲はこれ。

2017 コノスル 20バレル カルメネール

   (チリ、カルメネール種、赤、2千円台)

 

香りはプラム、ブラックチェリー、カシスなどの濃いフルーツにバニラ、ミント、

シナモン、コショウ、エステル、ブラックチョコ、コーヒーなど。

 

味わいは濃くすごいです。ドラキュラが飲む血のようにドロドロした色合いと、

凄まじいパワー、オークからくるバニラや焼き菓子など。パワフルですが、タンニンは

丸っこくギスギスきません。酸味もそこそこありますが、あまりに分厚い果実味なので

バランスしていると思います。それにしてもパワフルでアルコールも高い。

ガツンとくる、いやき過ぎるのかもしれません。正直、カルメネールでなくても、メルロや

カベルネでもシラーでも良いのかもしれません。品種ではなく、とにかく20バレルシリーズ

のパワーなのです。もちろんメチャ美味しいです。

 

かなりの方に満足していただけるとは思いますが、逆にアルコール度が高過ぎとか、

パワーで押し過ぎとか思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

が、実際このワイン、10年後、15年後ってどうなるのでしょう???

ちょっと興味が湧きます。コノスルの20バレルシリーズを寝かせてみたくなりました。

反則みたいなコストパフォーマンスがあるので、それが本物かどうか?数本寝かせて

みることにしましょう。答えは10年後に。

それまでお店が存続してワイン会が出来るのかなあ・・・

何よりも生きてるかな???・・・・・私が。(笑)

 

 

 

大人しく自宅でカップ麺を。「麺や 兼虎」。

 

 

覚悟して食べたので、不意を突かれる驚きと辛さはありませんが、やっぱりすごい!

旨~いよね~。感心してしまいます。

意図的に麺を先に食べてから~のごはんを投入。

たまらん!

 

ところで最近お気に入りの「辛辛魚」がどこにも売っていない。

弟子のお店のこちらは見つかるんだけどねえ。

 

 

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2020精霊流し-パストゥグラン(ジャイエ・ジル)

2020年08月16日 | ワイン ~2020年

昨晩、長崎は精霊流しでした。

当店の前を通る船の少ないこと?!

やはりこのコロナ禍状態ではねえ。

でも故人を偲び、思いを乗せて流されていきます。

子供の頃の気持ちと違って、年を取るとだんだん精霊流しに対する気持ちが変わって

いったりするところがまた良いんです。

 

 

そしてお盆が終わると年末に向けてまたお仕事です。

この時期がちょうどひと休み。

 

 

さて今日の試飲はこれ。

 

大好評だったワインの2013年ものが残っていたので入れてみました。

2013 ブルゴーニュ パストゥグラン(ジャイエ・ジル)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール&ガメ種、赤、千円台)

 

香りはチェリー、イチゴやカシスなどのフルーツに枯葉、腐葉土、キノコなどが混じります。

 

味わいはやさしく落ち着いています。柔らかな果実味にしっかりした酸味。

2015、2014年ほど派手ではありません。そこはヴィンテージの差。

 

優しく柔らかく酸味がやや出ています。何となく落ち着いて飲み進められるワインです。

正直2015や2014のようにすごくありません。でも亡くなったジャイエ・ジルの苦労を

忍ばせるような、そんな2013年。他のヴィンテージを飲まれた方はぜひこのヴィンテージ

も飲んで、連続性というかヴィンテージによる違いを確認していただきたいです。

千円台なので良い勉強になるかと思います。これがブルゴーニュなんだなあ・・・と実感します。

 

 

 

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BrgR(ミシェル・ノエラ)-一風堂まぜそば

2020年08月15日 | ワイン ~2020年

今夜の試飲はこれ。

 

2018 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ミシェル・ノエラ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、3千円台前半)

 

香りはカシス、イチゴ、チェリー、ブラックチェリー、ブルーベリーなどのフルーツ。

そしてミネラル、深々としています。奥の方からお菓子の甘さ、そして肉の様な旨み

が香ってきます。

 

味わいは包み込むような優しさと猛烈な旨味を持った果実味が虜にさせます。

どんどんと、ぐんぐんと進んでいきます。若いはずなのにこの充実感は何だろう?と。

甘み、旨味、肉や獣臭がたなびいてきます。これぞブルゴーニュの魅力だと告げるようです。

 

メチャクチャ旨いので止まらなくなってしまいます。

体調が良ければ楽に1本空くことでしょう。そんな魅惑的なヤバいワインです。

 

・・・・・・実際1本その日のうちに空けてしまいました。

 

ところでさ、こんなのの上のクラスになるとどうなるんでしょうね。

ヴォーヌ・ロマネとかシャンボール・ミュジニーとかVRの1級畑とかあるのですが、

さぞかしだと想像出来ます。これはワイン会案件かもしれません。仕込んでおきたいですね。

 

・・・輸入元、このACブルゴーニュ品切れです。悲しか~~~!

 

追記 8/18:これ入荷できるようになりました!

 

 

 

お盆はお仕事なので大人しくこれを。

 

白丸をかけると確かに白丸の風味がします。面白いです。

赤丸をかけると辛くなるので、しばらく食べてからは、激辛仕様にしてガッツリと頂きました。

一風堂のまぜそばとか珍しいですね。ただ、まぜそばの場合もっと太麺が合うかなあ。

そうなると一風堂らしくなくなるので・・・でもちゃんと美味しいので流石です。

 

 

 

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無鉄砲-ヴィラ・ヤンボルに思う

2020年08月12日 | ワイン ~2020年

今日は大人しく買っておいたカップ麺を。

 

「無鉄砲」これは初めて食べます。

濃厚でとろみがあり、つやのある麺にそのとろみが乗っかって美味しいです。

海苔を付けて食べたり、ごはんと一緒に食べたりかなり満足です。

知らんやった~。

 

買いだめまではしないけど、もう1個は買っておこう。それくらいの満足度。

もちろんお店で食べたらもっと美味しいはずです。

 

 

 

 

そして今夜はこれ。

 

2017 ヴィラ・ヤンボル カベルネ・ソーヴィニョン

(ブルガリア、カベルネ種、赤、千円未満)

 

マイデイリーワインですが、先日ちょっとした事故品に当たってしまい、点検を兼ねて

飲んでいます。合成コルク(圧縮コルク)みたいなのですが、それでも事故は起こり得ます。

 

 

このワインは某ワン雑誌で「旨安大賞」なるものを獲ったものです。安くて旨いはずです。

今まで何本も飲んでいますので、それは間違いないです。

問題のボトルは味が平坦でとても退屈で・・・とてもおすすめ出来る味ではありませんでした。

いわゆるブショネの香りではなかったので、雑菌の混入とか何か?が考えられます。

100%完全なボトル、ワインはないのです。それはどこで購入しても同じです。

(ブショネを含め事故率は1~2%程度と言われています。ただし、コルクや栓もいろいろ

改良されて事故率は徐々に減ってきています・・・でもなくならない)

 

これは商品として造ったワイナリーに責任があります。輸入元も販売した当店も

いくら勉強しても努力しても、開けてみないことには判別出来ません。

「ワインとはそういうもの」と言ってしまえばそれまでなのですが、とても残念な気持ち

が残ります。私がおすすめした味と違うものがお客様に渡ってしまうことが辛いです。

 

 

自分自身が事故品に当たった時は、せめて「私が飲んで良かった、お客様に行かずに

良かった」と思うようにしています。正直な気持ちです。

 

・・・でこのボトルはまったく問題ありませんでした。

穏やかな濃さ、上手にまとまっていけています。

東欧は物価がお安い分、コストパフォーマンスが良いのだといつも思います。それに

してもこのカベルネ・ソーヴィニョン種は世界のいろんな所で、安定して育ち良い

ワインになるのですねえ。そういう意味ではワイン用ブドウの王様と言えるのかも。

 

世界が平和を願うのと同様に、ワインの世界でも、造り手も、輸入元も、販売するショップも

事故なく、穏やかに平和な味わいを願っているのです。 間違いありません。

 

そして今日のV・ファーレンの群馬戦は平和祈念マッチだそうです。勝ちたいね!

 

 

 

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コノスルCS オーガニックGRSV-ほっともっと

2020年08月11日 | ワイン ~2020年

今日の試飲はこちら。

 

 

2018 コノスル オーガニック カベルネ・ソーヴィニョン グラン・レゼルヴァ

   (チリ、カベルネ・ソーヴィニョン種、赤、千円台半ば程度)

 

香りはプラム、ブラックベリー、レーズンやドライフルーツ、イチジク、甘草、

画用紙、鉛(鉛筆の芯)、シダ、杉、酵母、肥料など。

 

味わいはふんわりと濃く、まろやかに広がります。若いカベルネの風味が、でも優しく

内に力を秘めながらも余韻も意外と長めにあります。

いわゆるボルドーっぽさがしっかりあって、ブラインドだとボルドーと答えても

まったくおかしくありません。それくらいボルドーしています。

 

この価格で質の良いボルドーが飲めるのなら、ちょっと価値観が覆りそうな

そんな可能性が秘められています。コノスル、ヤバいです。

何でこんなの造っちゃうかな~とつい思ってしまいます。

当然仕込みますが、お盆休み明けてからになります。

ぜひお試しください。

 

 

 

ほっともっとでこれ食べてみました。

大判カルビ重だっけ。すごくシンプルな弁当です。

肉とごはん。

あんまりなのでサラダを添えたけど、ど真ん中ストライクだけを投げるとはすごい発想。

どうしても若い人向きなのでしょう。さすがにこれだけだともの足りない。

それなりに美味しいけど、ほっともっとはコノスルほどのヴァリューはないなあ。

 

 

 

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ラングメイルShz-マドゥバニ

2020年08月08日 | ワイン ~2020年

新しいワインリストを配信いたしました。

お盆のこの時期に配信なって今までやったこともありません。

ただ、帰省もしにくいし、お盆休みが長い方も結構いらっしゃるでしょうし、

こんな時期ゆえに心の癒しも必要かと思いました。

ご希望の方は添付ファイルが読めるアドレスをご連絡いただくか、Fax、また店頭にて

お渡ししていおります。A4サイズ2枚です。よろしくお願いいたします。

 

 

さあ、今夜の試飲はこれ。

 

・・・と毎日試飲ばかりやってると頭が変になる。

「飲むこと」が仕事で、人に「よかろ~」って言うこともあるけど、実は自分が飲みたい

ものを飲めない日が圧倒的だ。次から次へと試飲せねばならないわけで、それはそれでキツイ。

でも好きだからねえ・・・ということでがんばっております。

もちろん肝臓や健康も大事で、コロナに感染するわけにもいかず、これでも体調を整え

飲んでいるわけです。たまにはこんなこともお話ししておきましょう。

 

 

2016 ラングメイル ヴァレーフロア シラーズ

  (豪、シラー種、赤、2千円台後半)

 

香りはまず、ニューワールドやねえ~という感じで、濃いプラムやブラックチェリー、

ジャムやコンポートの煮込んだフルーツ、強めのバニラやハーブ、コショウやシガーなど。

結構強烈です。

 

味わいは濃厚で果実の熟した甘さとオーク(樽)がギュッと凝縮して来ます。

厚み、旨味がたっぷりの若いワインで、これから熟成すると葉巻、シガーボックスっぽい

風味がいつか出てくるであろうことはわかります。

この価格としてはパワフルでガッツリと飲めるワインでしょう。

 

 

さあ、外食も減らしていかなければなりません。

どうしても食べたい時は時間をずらすとかいろいろ工夫して食べましょう。

 

もちろんここは行っとかんばね。

 

運ばれてきたらしっかりまぜまぜしてからいただきま~す!

何度見ても破壊力のある画だ。

スパイスを充填してお盆の営業をがんばりましょう。

 

明日(日)も明後日(月祝)も営業です。15日まで休みません。

よろしくお願いいたします。

 

 

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花と蜂-マドゥバニアン

2020年08月01日 | ワイン ~2020年

今日の試飲はこちら。

 

2018 ザ・フラワー・アンド・ザ・ビー

   (スペイン、リベイロDO、トレイシャドゥーラ種100%、白、千円台後半)

 

花とハチですよね。年代的に思わず森進一が歌った「花と蝶」を思い出しました。

花が~うあうあうあうあうあうあ~~~ 散るときいいいいいい~~~

蝶はし~ぬうううううう~~~♪

ってなります・・・よね。(子供の時にTVで流れてたよねー)

これわからない方は昭和歌謡を知らない若い人~ということです。

 

それは置いといて、真面目に試飲です。

 

香りは少しまろやかな柑橘にモモっぽく、黄色い花や、花の蜜、

ミネラル、キューピー人形(セルロイド)などなどやっぱりフローラルなイメージ。

 

味わいはさわやかである程度の厚みと、オイリー、ネクタールな果実味がまろやかで

きれいな酸と一緒に美しくまとまっています。ラベルの安直なカジュアルなイメージ

とは違い、パワー、凝縮感もありちゃんとしているワインです。

「花と蜜」と題するように、フローラルでその中に蜜の風味が感じ取れるというと

そんな感じもします。

 

このトレイシャドゥーラ種100%というのは極めて珍しく、初めてかもしれません。

価格的にそう高価でもないけど、どこかシリアスで襟を正して飲める良いワインです。

 

ついでにブラインドをやったら、この地でこれを飲み慣れている方を除いて、もちろん

当てることは100%不可能です。そこは言い切ります。

でも逆にそんな個性と出会えるってことはワインの素晴らしさなのでしょう。

ともあれ、これはお試しだったので次回の仕入れで入れておくことにしましょう。

スペインの白の可能性の一端を示してくれていると思います。

 

 

 

お昼はマドゥバニへ。

 

定食が大好きだけど、今回はチキンコルマ2で。

やっぱり美味しい~~~!

 

隣の席の背筋の伸びた女性が素晴らしかった。

チキンコルマをごはん少なめで食べて、店を出るかと思いきや、定食のごはん少なめを

オーダー。2個食べだ! しかもごはん量を減らしてその順番でオーダーするあたりは

マドゥバニを知り尽くしている最上級者マドゥバニアンだった。そのオーダー、食べっぷりに

惚れ惚れしながら、1個しか食べられない私は店を出た。

 

 

 

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