King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マラソンに縁

2018年05月09日 09時07分32秒 | 珈琲

毎日珈琲をガソリンのように飲みどうにか

切り抜けている感じのこの頃。

気付けばこの時期にマラソン的なことが集中するようで、実際のロードレースとか

ハーフマラソンに出たのもこの頃ですし、若冲展でマラソンのように延々と並んだり

清志郎の葬儀に五時間並んだりとひとつのことに集中して時間を使うことに特化する

時期なのか。

 

まあでもこの頃やるドラママラソンは仕事の反発というか集中して過ごす時間の開放と

いうか、そんなようなものでしょう。

 

パソコンやらタブレットをつけて集中する傍ら電話を受け、豆を焼いたり時には

環境映像のように最近ではテレビのワイドショウの代わりに、美しい日本の山という

NHKの番組を流し続けます。

 

この山の映像を見ていると本当に日本の山というのは美しいという感じといくつもの

頂があるということを感じ入り、多くの中高年が山に登る理由も解った感じがしました。

特に中高年が登るのは時間と余裕があるからと言われますが、そんな物理経済的理由だけで

なく、それはやはり成功体験なのではと思います。

頂に立ちその雄大な景色を独り占めするという野望はこの映像美をみるだけで私もその

魅力に駆られ征服してみたいという欲求に駆られます。

ですが、それはやってはならないことだというのはマラソン体験のある人なら解るのでは

ないでしょうか。

まあ詳しいことは省くとして、日々私は今でも一時間は走り続けていますが、昨日のように

雨の中走り抜くと何にもやり遂げてはいないものの沸々と達成感や満足感という感覚が

抱いて寝床についてあとは寝るだけという気分に到達できます。

後は考えていただくとして肝心の走ることについて昨日考えたことを書いておきます。

一昨日から感じたことですが、ここのところの冷え込みでおなかが痛くなり途中で走れなく

なることが続いてどうしてもペースは落ちてきてなかなか完走もままならないこの頃の

走りの中で、色々と対策も考え昨日はどうせジョギングペースならと導入したのが

鼻から呼吸です。これはかつても経験して鼻呼吸の楽さは経験済みなのですが、どうしても

ランペースになると口から呼吸してしまいます。

 

それでいつも口からハアハアといいつつ走っているわけですが、どうせもうジョギングペースなら

今なら鼻呼吸でいいのではと一昨日は途中から切り替えたところ今まで苦しく感じていた体の意識が

一気に解消し、足の回転が体の苦しさから切り離され、そもそも苦しいと感じること自体がなくなり

すごく楽に走れました。

似たような経験は夏の昼間炎天下の中を走る時に感じることがあります。つまり意識が体から離れて

段々幽体離脱するような感じを経験したりします。人間というのは不思議なものでいつも自分という

感じは頭の先からつま先まですべて自分が意識して管理して一体なものと感じているものです。

それが金縛りなどごくたまに意識と体というのは別物という体験をとうして超自我とか超自然的体験など

をして宗教的意識とかに目覚めたり、何か違う人生を意識したりします。割とそんな免疫がある人でも

瞑想とか座禅とか何か違う自分を発見したいという欲求や体験をしてみたいという気持ちを抱いたり

します。

しかし、そんな宗教や哲学的な考察もなくただ肉体と意識というのはこうも隔離して体験できるもの

だというのは簡単に実感できるのです。まあそれが、真夏のロングランだったり、鼻呼吸なのです。

といっても普段から鼻呼吸が普通でマラソンも鼻呼吸で最後まで走れるような人にはこれはまた別な

話なのかもしれません。私は口で呼吸することしかできなかったので意識して鼻呼吸できるように

変更して普段も鼻呼吸するように変更しました。それは寝るときも同じです。普段人は意識して呼吸は

しませんが、そんなベース行動で自分の意識で変えられるのは呼吸だけで心臓の拍動などは意識して

早くしたり遅くしたりはできないのです。好きな時に食べ物を食べ、陽が落ちたら寝るなどすべてが

自分の意識の下で行動しているようでいて実は何一つ自分の意志ですべての体の機能をコントロール

してはいないのです。

その事実を感じ、自分の意識というのが実はほんの幻想なんだという体験をしてそれを宗教的なもの

に結び付けたりしてどこかへ導かれてきたのが人なのです。だからそんな宗教なんてものに走らずに

自分でもっと自分の意識と思考は鍛錬して人に操られてはならないのです。それには多くの哲学者の

残した思考の後を辿るのもいいし、多くの見識を持つのもいいのですが、自分の意識そのものを見つめる

というのも大事な作業です。その一つとしてこの鼻呼吸で走るというのもぜひ体験してみてほしいこと

です。昨日は意識してずっと鼻呼吸を続けて一時間半走り続けた結果、三つぐらいの意識が同時に存在し

それぞれに思考し、同時進行でその会議が自分の中で起きたような体験をしました。さぞよく眠れるのでは

と思ったらいつも電源が落ちるように寝て気が付くと朝という一番望むべき就寝スタイルとは違う複雑な

夜となりました。

当分珈琲をガソリンのように入れる日々は続きそうです。

 

何か頭を深く使うようなときにはブラジルの様な味がよいです。

 

このようにこんな感じなのですが、どんな珈琲がよいかという質問やご相談は

喜んでお受けしますよ。

 

以前頭痛持ちなんだけという人が来て頭痛に効く珈琲をという注文もありました。

カフェインは脳の血管を広げるのでおおむね頭痛にも有効とされます。

ですから話を聞いてどんなことでその人の意識が凝り固まっているのか解き明かし、

一緒に珈琲を飲むことで大概頭痛も治ったりします。

肝心なのはこの豆と押し付けたり一方的になったりしないことです。

まあ気が向いたらそんな珈琲のあれやこれやの話を聞きに来てみてください、

午後はドラママラソンをするでしょうから。


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