King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

八海山スキー場

2006年01月11日 23時17分05秒 | スキー
いやー行って来ました。
すごいのなんの。やっと開通した関越は、三国トンネルを越えても
積雪はなく、それでも速度規制が50キロとなっていて、湯沢あたりは
一車線になっていました。

私の健康状態は最悪で、腹痛と下痢は止まりません。とりあえず朝は何も
食べず、いつもの駒寄ではうどんはあきらめて一番高いユンケルを一気飲み。
それで気合を充実させると、一路八海山を目指しました。と行っても
一度も行ったことのないスキー場で、とにかくすごい急斜面しかなくて
行っても練習にも何にもならないとよく話しは聞きます。行く前の情報では
ゲレンデ内にクレパスがあり、危険ということでした。それなら私は昨年
ARAIで経験しています。あそこも新雪と豪雪ですごいスキー場です。
とても印象に残っています。なぜこのスキー場に行くのか。それは、
上達コースという集中のスキーレッスンの講座がちょうど火曜水曜の日程で
あったからです。

もちろん当初は、苗場の柏木の検定会期で2級は合格予定でした。それが
落ちて、結果強化レッスンみたいな形になりましたが、私は文字通り上達して
一級を目指すための講座と位置づけていました。八海山のあらゆる斜面を使い
上達を目指しますというそのキャッチコピーにひかれ、申し込みしました。
コブでも急斜面でもロングコースでも有名な斜面ですが、果たしてどんな
スキー場なのか。期待を秘めて目指しましたが、カーナビの設定をスクールの
電話番号で設定しておいたらどうも変なところに誘導されてちょっと時間ロス
しました。余裕を見て出かけていましたので、時間には間に合いましたが、
高速もひとつ手前の石打丸山でおりて、通勤割引を利用しました。それでも
のこり20K位のものです。カーナビは国道17号でなくて舞子の入り口の反対を
指しています。そのままいくとどんどん細い道で、通勤通学の人や車で
混み合います。そしてその時の外気温はマイナス12度です。そこを丸で薄着の
若い女が歩いています。その脇には雪の壁が4メートルはあります。なんとも
いえない風景です。女子高校生はここでもスカートです。日本の国はおかしい。
そう思いながら、地図をみると目的地が浦佐の近くになっており、カーナビの
設定をやり直します。八海山スキー場のそばに八海山山麓スキー場という
のがあり、最初それを指定しましたが、それはどうも違うだろうと17号に出て
改めて電話番号で八海山スキー場を指定します。地図には町立とか色々な
名称が出てきますので、どれが本当の八海山スキー場なのかわからなくなります。

しかし、国道には入口の看板もあり、そこからは一本道です。ただ、雪の
壁がすごく所々1車線分位しか除雪してありません。屋根にはまだ2m位の
雪が残っています。こんなところに来て帰れるのか。ふと不安になります。
もうすでに来てしまったのだからしょうがない。6時に出て9時半に着きました。
本来ならスクールの受付をして緩斜面で4.5本は足慣らしをするのですが、
体調もあり、しばし休憩をしてまったく滑りません。スクールは10時丁度から
緩斜面の方に最初連れて行かれて滑りを見るといい一本滑って見せます。
するとふたりいた講師がひとりになってしまいました。どういうことかと
言うと、あの八海山のスクールでしかも上達集中講座ということでかなりの
上級者も来るだろうとそれなりのレベルの講師がスタンバイしたが、受講者
はみんな中級者で一人でいいやとなったというのが、私の予測です。

さて、天候はいい天気でスキーにはもってこいの日です。ただし冷え込みは
厳しくそれなりの支度はしてますが、スキーという運動をするのですから、
実は汗もかくのです。それに体調不良もありそれに加え足のたこまで痛く
なりだす始末です。この日の受講者は、前回の柏木スクールと同じく3人
です。もはや、平日ですから驚きません。この間が、年末年始という休み
なのに3人と少なすぎたくらいです。それでも逆にこのくらいがちょうどいい
レベルです。9人もいるスクールを柏木では受けたせいか、3人くらいになると
とても密度が濃く感じます。しかし、ここでまたひとつの問題が発生します。
つまり、ここでの教えがまた柏木とは違うのです。田原、軽井沢はほぼ同じ
内容、そして柏木では上下動を使えという今までとは違う教えでした。そして
それをマスターして今までのような切り替えだけのターンはもはややろう
としてもできなくなっていました。それが、今度のスクールは腰を回せとか
上体を前に出せとか今までやってはいけないことばかりです。

この講座自体は、検定のすべりを教えるものでも中級者の滑りを教えるもの
でもなく上達講座だからそれでいいのかもしれません。今のレベルを上げる
ための練習ということで割り切って考えるしかありません。もちろんスクールで
こうだったとか検定の結果とか検定の目標とかも講師には話しました。それに
この講座で合格を出せる滑りを教えてもらいたいとは言いませんでした。
スキーの上達の肝を味わえればそれでいいのです。というのも私はほぼ合格
レベルにあると今は確信していて、柏木で教えてもらった小回りにも、それが
できるようになった自分の滑りにも自信を持っていたから、やはりそれを進化
させる術を知りたかったのです。というのも今シーズン中に1級合格が最終目標
だからです。それも講師には話しました。そして何よりコブでも何でもどこでも
滑れるのが一番であり、その為にこの講座に来たと。

私は講師がひとりになって少しテンションが下がりましたが、久しぶりで天候の
良いスキーでかなりスキー自体を楽しんだと思います。そして、それはまだ
本の序の口なのです。続きはまた後で。
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