King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

妻籠目宿と山の中

2019年05月08日 12時01分52秒 | 日々のこと

夜中にドキュメンタリーで妻籠宿が世界遺産から除かれたというのを

やっていました。

 

今やこういう世界遺産は外国人旅行者であふれています。

 

平成の大合併で色々と不都合な事は起こっています。

 

この妻籠が岐阜になり世界遺産からも除外されたというのですが、現実問題として

ネットで検索する限りその弊害というか行政が変わったことによる差別化とか

中山道の宿場町から除外されたようには受け取れません。

 

未だに妻籠と馬籠と両方普通に皆訪れているようです。この合併による弊害を

取り上げている人もいません。

 

番組では観光予算が行政により違うので施設に差が現れているとか。

 

ドキュメンタリーが言うほどの弊害もないほど世間は今まで通り妻籠と馬籠を受け止めて

おり、今まで通り木曽路は全て山の中です。

 

秩父も同様山の中であり、過疎が問題になっています。

 

とかくテレビで流れるのは芝桜の映像や武甲山ですが、定期的に秩父に訪れている人は

そんなものを求めているのでしょうか。

 

そんな見えない需要を掘り起こして応えるのが今の情報化社会です。

 

秩父の家々には珍しい花や季節の花々が植えられていてそれらは私がランニングする時には

時には萎えそうになったり気分の乗らない日でもそんな花や木がそっと応援してくれるようです。

私と同じように秩父に走りに来ている人も最近は増えて旅ランナーにも出会います。

 

そんなランナーにお勧めなのは駅中の温泉もいいですが、市内のレトロな銭湯などは

おすすめです。

 

こういう今ある資源ややがてなくなるだろう消えゆくものに行政に何かやってもらう

という態度や期待する姿勢の前にそんな者たちやちょっと変えればもっと良くなるものを

考えたらどうでしょう。

 

我々は行政の枠やら線引きとは関係なく山の中に住んでいるという過疎とその将来に

不安を感じつつそれでもその楽しみの中にいることは間違いなく、それを楽しんでいます。

 

かつてあった国民宿舎や桜のぞんざいに切られた羊山など生かせるものはたくさんある

と思います。

 

こころを形にするとか気持ちを必然に変えていくとかやりようも最近は見えたりします。


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