King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

寿司がちっさいんですけど

2022年06月02日 14時00分41秒 | 珈琲
例年出掛けている誕生日ディナーですが、コロナでしまってしまったり、昨年行った店を再訪するのもおもしろくなく寿司屋に行くことにしました。それもコロナのこともあり回転寿司の大きな店にと思いがってんにしました。最近ファミレスやラーメンチェーン店に配膳ロボットが導入されていると言うのは聞いていましたが、元々ベルトコンベアで配膳する回転寿司界ではその先端を行っているのかも。ファミレス界では当たり前のタッチパネルでの注文が最初に導入されたのも回転寿司です。以前は紙に書いて注文したりベルトで流れていた皿をとって食べたり、メニューにないしなも頼めたりしましたが、昨日行ってみるとタッチパネルでの注文のみになっていて皿は流れてきません。以前のように威勢の良い掛け声もなく、板前の手元を見ると手袋で寿司を握っています。正確にはマシンの握ったシャリに具材をのせているといった感じです。そして悲しくなるほど寿司の大きさが小さくなっているのに驚きました。選べる寿司の種類も少なく感じました。旬を味わいたくて寿司屋にしたのにマグロといかと海老しかないのです。コロナ定着で飲食店はますます魅力薄ですね。どこの飲食店もサンドやバーガーをおくようになってるし、テイクアウトが主流なようです。この回転寿司で一番人気のネタがサーモンですが、実はこれはサケではなく陸で養殖されたニジマスなのです。それに新鮮という言葉がやたらと使われる寿司屋ですが以前のように生きたさかなをその場でさばくというのは衛生的に推奨されておらず、冷凍庫で一定期間保存されてから出荷されるのです。生きたさかなには寄生虫やら細菌に汚染されているからですが、そうしたらわざわざなまで食べる必要もないとなってしまいます。まあ以前と比べると冷凍技術が進んでイワシなども生でたべられるようになって来たのですが、逆に牛やホタルイカはなまでたべられなくなっています。今後生食禁止は増えるものと思われます。それでも回転寿司の集客手段で一番人気なのがマグロの解体ショーなのです。がってんでも土日はやっているようです。もちろんマグロは船で冷凍されたもので客には鮮度を感じさせるのかもしれませんが昔の生け簀料理とは違います。珈琲も焙煎の鮮度から自家焙煎が人気なのですが、新鮮ならそれで良いのかといったらそれは違います。最近テレビで見るずん喫茶でマスターがいれるシーンがそれは心寒くさせるもので私が味のためにとやってきたこととかけはなれたものを見せられます。一般のイメージのいかに頼りなくて不正確なものか。それにこれからはプーチンのせいで世界の食料不足も懸念されます。そんなことばかり考えさせられるディナーとなったのでした。
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