King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

隻手の公案にどきどき

2013年02月09日 09時25分26秒 | 日々のこと
モカマタリで昼休みです。

本格冬の様相ですね。

そして、各高速ではものすごい渋滞とお決まりの事故に溢れています。

昨日の夜に見たテレビで渋谷の白隠展をやっていました。

MCの山田五郎が隻手の公案の答えはと解説役の教授に求めたのには
驚きでした。

いくらテレビとはいえ何でも許される、求めれば開かれるという態度が
うかがえます。

テレビ出演者の知識もこの程度かという提供されているものの質を知る
事件でした。

実はその質問の後に解説役の教授がどうこたえるかもドキドキして聞きました。

白隠がジョンレノンのイマジンに影響を与えたことやクロスロードなどが
出てきましたが、ナインストーリーの最初に隻手の公案が乗っていること
までは出てこないのが残念です。

昨年夏に那智の滝に有名登山家が昇って騒ぎになりました。

よく言われる日本人の精神性ですが、何物にも神が宿るとか由緒正しきとか
なんでもありがたがる人は今でもいます。

古い言い伝えを信じ、信心を貴ぶのもいいでしょう。

しかし、やはり本来はモノや場所や偉い人ではなく、その精神がたどったもの
を考えたり、追体験したりといったことが重要であり、白隠展でもその絵より
それを見て何を感じ何を考えるかが重要なはずです。

それなのにで答えはのことばはすべてぶち壊しでした。

今、この白隠展やエルグレコ、根津の那智の滝とそそる展覧会が開催中ですが、
人気の展覧会というのはこの時期、体力も気力も充実していないと気疲れして
インフルエンザにかかりに行くようなもので、気が進みません。

さらに、雪のあるときにスキー以外に時間を取るのもなかなか難しくやりくり
に苦慮します。

那智の滝そのものももちろん行きたいところです。

杉本氏がまた写真を撮ったという番組も先日ありました。

よくパワースポットだからとか世界遺産だからと熊野を訪れる話をする人が
いますが、それなら生麦も重要な日本の地として行かなくてはですよねえと
いう話をしますが、そうではないようです。

何とか原理主義と通じるものを感じます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 連休後 | トップ | 突然の出会いも »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事