King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

失われた記憶

2014年10月05日 11時15分54秒 | 日々のこと
今日は地元の鎮守の森のお稲荷さんのお祭りです。

地域の守り本尊として大事にされています。

とはいえ役員の皆さん以外この雨では集まり
祭りを祝うという感じではありません。

もともと晴れたとて、役員以外はゆかりの人と
元地主の人とかかかわり上仕方なく来る人や
こういう集まりには顔を必ず出す議員になりたい
人とか決まった顔しか見られないのです。

遠く昔私はこのお祭りに友達と参加しにた記憶があり、
その後地域の役員をしたときに懐かしく思い出した
のでした。

以来、気にはしていたものの地域役員の職を退くと
今日がお祭りという事以外とくに役員の人のご苦労は
体験しただけに解るものの、お祭りに逆に何の意味が
あるのかという感じがするばかりです。

しかし、このお祭りには人手と金がこうして毎年費やされ
人々の思い入れも積み重なります。

祭りというとよいこととか伝統とか人が集うブラスの
効果ばかりが言われますが、元々は政治に庶民が口を出す
唯一の行動から端を発していて、これを今や税金で支えて
いるという本末転倒の現象がみられるのです。

増々そんなのならやめてもいいのではとおもいますが、
地域活性化、町興し、人口減の唯一の方策と目され
小さな町の祭りにまで税金は支出されているのです。

人の思いとは厄介なものです。
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