King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

十三夜の月に

2013年10月18日 10時40分36秒 | 日々のこと
どこぞで花火が上がる祭りが多い秩父です。

今週末も色々イベントが催されるようです。

当店開設当初はそんな催しにも積極参加で顧客獲得を
と目論んでいましたが、日銭稼ぎの露天商ならそれも
いいのでしょうが、地域に求めらる豆屋としては、味を求め
遠方からも足を運んでもらえる店にならないとというコンセプトと
齟齬を感じ最近はどうしてもというところにしか出かけません。

美術館関係とか知人で面白そうなイベントにはかかわりたいと
何かしらの引力を感じるものは今でも出かけていきたいのですが、
最近そんな魅力あるイベントや人をひきつけてやまない人もいない
し、イベントといっても趣味を同じくする人の飲み会に毛が生えた
程度のことが実は多いというのが解ってしまい、後は地域の商店街
など補助金欲しさの事業とか全く地域発展とか文化向上とか
人を集めてもそれは予算の消化でしかないという内幕を知ってしまうと
イベントに出かけるのも参加するのもばからしくなるのです。

それならばいっそもっと人目に触れて宣伝も不要な立地なり、
販路の獲得に違う方法を見出した方が良いと考えます。

さて、台風も去り、日差しが出ても汗ばむということが無くなった
秋の穏やかな日が訪れるようになると今まで閉じこもっていた
心にも秋のお出かけがしたくなる何となくそわそわとした気分に
なったりします。

涼しくなると夜のランニングのペースも徐々に本来のランペースを
取り戻し、早く走るという気分に抵抗もなくなってきます。

ただ気がかりはこれから増す冬の寒さです。

昨日は長スパッツと長袖Tシャツとほぼ冬の装備になってしまい、
それでも汗が出るのは2K過ぎてからでした。

これから心の励みは星の輝きや月の明かりと見慣れぬ店の
看板とか街灯の変化にわずかに心を温められるようなそんな
心細い光の変化です。

まだ満ち切らぬ今夜の月はどんな姿でしょうか。

お団子とススキを飾るうちも少ないこの頃ですが、店頭に飾られた
ススキと団子に十三夜を知りどんな月が見られるか今から楽しみです。

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