King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

スマトラ方式

2024年05月11日 12時04分07秒 | 珈琲
アカシアの甘い香りにうっとりとするランニングタイムですが、なぜか昨年のようなゾクゾクとするような興奮はなく、ああ咲いたんだくらいでなんかあまり癒される感もないのでした。
それと同様、伝承館のテイカカズラも咲き出し香り出しています。なんと昨日の夜の香りは昼間嗅ぐのと同じで安っぽいトイレの手洗い洗剤の匂いです。
あのジャスミンのような香りと癒される感じは全くなく今年はトリップ感なしです。
それとは裏腹に最近は走っている人や散歩や犬をつれた人にも出会うようになり、今まで誰にも会わず人の姿さえ見かけなかったのがやっとコロナ前に戻ったのかという感じになってきました。中でもランナーの増加は旧市内や結構な田舎道でもすれ違いまたは追い抜かれたりします。最近追い抜いた記憶はなくそこら辺が花に癒されないことに繋がっているのかもしれません。
さて、クリスタルマウンテンとオレンジハニーが在庫切れになり商社にあるうちにと追加注文しました。倉庫が満杯なのに前回の二倍の二袋づつとついでに気になった豆も入れてみました。
これは多分結果は判っているのにやらずにはおけない衝動もあり購入しました。豆はスマトラ方式の最高峰ともいえる豆です。かつてはゴールデントップとかゴールドマンデリンなどと呼ばれるのが最高でしたが、スマトラ方式の豆が段々隅に追いやられる現代トゥルーブルーとかディープグリーンといった名前のマンデリンが最近目についていたのです。まあ、マンデリン好きの人が何を求めているのか明らかにするまでもないのですがこの豆で今後の予測もたとうかといったところです。同じく今では失われてしまった私の求める珈琲もこれならどうだという感じで入れてみました。これは焼いてみてお楽しみで場合によっては売らないかもしれません。
ブラジルの買い付けが最近中国は二倍以上に増えていて、ヨーロッパの在庫は非常に少なく、ブラジルのアラビカの値段よりベトナムのロブスタの値段が追い抜いたという異常事態になっておりこれから何を買って行ったら良いのか大変難しい時代になりました。私の場合これからはスペシャリティの場合85グレート以下の豆は買わないと思います。それとコンテスト優勝とかシンボリックはたまたトロフィー的なのは避けます。とはいえ味のチェックはしていますのでパナマのゲイシャも持ってますしコンテスト豆も売らない秘蔵豆はあるのです。ハワイコナやブルーマウンテンは在庫するのはやめました。注文が入ることもありますが200g10000円もしたらじゃあいいですとなってしまいますので。バブルの頃喫茶店で一杯10000円のコーヒーがありましたけど、秩父でもブルーマウンテン時価というメニューを目にしたことがあるし、パナマのゲイシャを1000円で飲ませる店や珈琲専門店のマスターがブルーマウンテンと注文が入った時用に豆は用意しているとスーパーで買った豆を見せてくれたこともありました。
そんなことの結論としてもやはりスマトラ方式の最高峰は入れておきたいと買ってしまったのでした。
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