King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

スキー客増の報に

2013年01月06日 09時35分32秒 | 日々のこと
昨年から何度か聞くスキー客が増えているというニュース
ですが、私はにわかに信じがたいものを感じます。

そして、これは世によくあるゼロ円サービスによるものと
盛んに報道されています。

このあたりがどうも怪しいなあと思うのです。

この報道とともにスキー客減少のグラフが以前見ていたバブル期
のスキー人口からの漸減の比率もよーくみるとそんなに減っていない
ように見えるのです。

まあ、このグラフの作り方とか、そもそものスキー人口というくくり
というのがあいまいで一年で一回でもスキーをした人とか、今はして
いないが道具はそろっていつでも出かけられるとかそんな人もスキー人口
に入っていたりで、どうも信用にたらないように感じます。

しかし、毎年どこかのスキー場が閉まったとか、経営が変わったとか
身売りの話は尽きないし、景気のいい話はないのです。

それでもスキー場がにぎわっているというニュースが何度か流れると
私も聞いた景気のいい話も思い出されてスキー場は景気がいいんだと
記憶に刷り込まれます。

実際、八ヶ岳周辺や蓼科あたりの中央高速沿いのスキー場が規模が
小さくとも人口造雪機で多額のコストがかかってもつぶれずに
多くのスキー場が現存する様子やバカ高くてまずい食事処が継続
できる様子を見ればそれを我慢してでもお客がいるという証拠であり、
これはもっとやりようによればより良い消費構造が可能であることは
簡単に予測できます。

宿泊場所などもかつての団体客がどっと来て宴会場があってという
旅館も今どんなニーズがあるのか把握することもなく、予約を
ネット業者にゆだね安売りで価格競争することしかない商売を
余儀なくされていますが、団体客でなく平日でも普通に集客できる
充実したサービスの個人客中心の真のリゾートホテルができても
いい時期です。

リゾートと付けば高くてもいいという神話もそろそろやめて、
理想的な休暇のスタイルを日本人は持ってもいい時期だと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ケニアの甘味に | トップ | ガチガチ守り合いの後、ニッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事