King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

小さな異変

2014年11月19日 23時59分38秒 | 日々のこと
久しぶりに乗った山手線と人混みで
感じたことは些細なことですが、この
世の中の異変を感じさせるものでした。

まず紙の印刷物を読む人が全く車内に
居なくなったこと。

それも朝の通勤時間帯にもかかわらず
紙の新聞を手に持っている人は駅にも
車内にも全く居ないのです。

まして週刊誌や車内の中吊りの広告なん
て読む人も皆無です。

皆スマホやラップトップやタブレットを
いじっています。

何年か前には本を読む人もいたのに、
朝の通勤時間帯ではなしで、新幹線では
ナンプレをやるひとや雑誌を広げる人も
現れます。

私も読みかけの月刊誌を持っていました。

駅の売店では相変わらずたくさんのスポーツ新聞
やら週刊誌が売っていますが、かつての迫力ある
積み方ではありません。

夕方も夕刊紙を持っている人はいません。

そして、人の変化としては男か女かわからない
人が増えたこと。

体型も服も髪型も特長がなく、女か男すらも
わからない小さい人が増えたのです。

そして今の人は、年齢を待って運転免許を
とることもしないし車を買うこともないよう
です。

これでは個人消費の増えようはずもなく、賃金を
増やしたら景気が良くなるという簡単な図式は
既にないのかもしれません。

アベノミクスが失敗という目先の翳りがみえた
この年末それぞれの戦いが始まろうとしている
中、そんな勢力争いの前に世の中の変化を
知ってどんな対処が必要か目指す社会のビジョンと
ともにはっきりと意識できる人が必要だと感じる
異変への気付きでした。

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