King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

恒例春のガーラへ

2006年04月04日 23時49分32秒 | スキー
4月の11日にガーラの検定を受けるのが、ここ数年の慣わしの
ようになっています。
結局、2シーズン前から検定を受け出して、今度で3度目ですが、
この検定の前にガーラでスクールを受けるのも恒例になっています。
と言っても、2シーズン前はスクールなど入った事がなく、スクールに
入ればとにかくうまくなると思っていました。
それは今まで自己流でやって来もがプロの指導を受ければ、格段に
上達するものと信じていました。

今年は、12月からいくつものスクールに入り、各スクールにより言う事
や指導方法がまちまちであり、上達はあくまで本人しだいと言う事が
骨身にしみて解っています。ですから、別にコースも良く知るガーラは
前の週に滑っておく必要もないのです。まして、スクールも受ける必要が
ないとも言えます。ただ、ここのところのスキーでファットスキーを履いて
検定はどちらが良いのかちょっと履き比べてみようと思い、それでは
一日では無理だと思いました。別に板を二枚もってガーラに行けば
それで済むのですが、休みもあるので一泊のスキー旅行としました。
一日目の4日は田代からかぐらに上がりました。

前の日は雪で当然新雪を滑るべく、ファットスキーを履きました。
かぐらのコブは端の方にあるだけでテクニカルもジャイアントもコブは
ありません。朝方ちょっと新雪でした。田代はチャレンジバーンも
かぐら連絡も朝の8時40分のロープウェイで上がって第一ゲレンデで
何本か滑ってかぐらに向かったのにまだ開いてませんでした。
9時半くらいにパトロールが開けに来て、まだボーダーがロープをくぐって
つけた2本くらいのシュプールのところを滑りました。

この気持ちよさは病み付きになります。
しかし、2本も滑るとボーダーが大挙して入ってきてぼこぼこの悪雪に
なりました。例年の今頃なら決してボーダーが近寄らない大きなコブの
斜面ですが、今年は新雪で適度にブレーキがかかるためボーダー
天国になっています。まあ田代の方が広いので、新雪を味わうなら
田代ですね。ありとあらゆる新雪をこれでもかと滑り倒して、さらに
かぐらに行って、今シーズン二度目の幻の第5ロマンスに行きます。
前回ほどではありませんが、今回も天気が良く、見晴らしも良いです。
ただし、かぐら峰にはいくつもシュプールがついてました。
私が上った時にも、これから上を目指すBCな人がいました。

普通に何の装備のない人もかなりの人が滑っています。
みんな担いで上から降りてきたらしいです。歩いて1時間程度で
上れるので皆BC装備無しのコース外走行です。みると丸で滑れない
ボーダーもコース外を滑っています。アライのように滝つぼに落ちる
ことはないでしょうが、立ち木にぶつかり死亡することくらいありそうです。
まあ普通にゲレンデでもボーダーは死亡事故が多いので、止めませんが、
救助が必要な方へ勝手に行って迷惑をかけるのだけはやめて下さい。

シュプールが多かったのは、ヘリスキーも行われたからでしょう。
今年気になったのは、子供連れが多いことです。普通この時期に
子供を連れて春スキーには来ないのです。見かけるのは、まだ
滑り足りないもの好きなスキーヤーやボーダーです。それが、今年は
多くの家族連れがいます。そうだまだ春休みなんだと今更ながらに
気づかされました。そして、コブに半袖Tシャツの奴がいると見ると
いい年のオヤジだったり、なんだか景気回復がにわかに真実味を
帯びる今年のゲレンデの光景です。

こんなコブと新雪を味わっていたので、検定の練習などもままならず
ワックスを入れたせいか、前にこの板を履いたよりかなり板が走ります。
そして、ほぼ新雪のややクラストっぽい斜面を滑った時に板が暴走して
かなりひどく転倒しました。この時には、なぜ暴走したかなんてまったく
気がつきません。圧雪バーンで大回りを練習して、上に抜けるのは
やや収まったかと思いましたが、上下動を入れる大回りですぐに太もも
が痛くなりました。苗場でさんざ上下動を入れてもまったく痛くならなかった
筋肉が今回はすぐに筋肉痛になり、更にメインゲレンデが一気に下まで
降りられません。体力の低下でしょうか。このときにはそんなことしか考え
られませんでした。
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