King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

いかばかりか

2024年07月23日 16時43分51秒 | 日々のこと
暑中お見舞い申し上げます。

昨日の夜は武甲山の裏辺りから稲光がビカビカ光るなかのランニングでした。
その前の日は満月で巴川大橋から国道に至る道で丁度満月が武甲山の頂上に出るダイアモンド武甲のような光景でした。
この光景は肉眼の感じとカメラに収めた時の相違が激しく、カメラなんて所詮偽物というのを思い知りカメラで山の写真とか月の写真を諦めたというか。画角の違いというか人間も見たものを脳内で編集して記憶しているのを感じます。
スキーなどで冬山では液晶が見えなくなり-5度を越えると電子機器は満足に動作しません。
そんなわけで画像の信憑性とか信頼性にも疑問を抱くのですが、この満月が武甲山の頂きの上に出るのは影森辺りで観測できることで市内の中心に来ると月はもっと低く見え位置も武甲の左側へと変わります。
誰もが同じ光景を見ていると思うのは浅はかだということです。
みんな自分の位置から見たものだけを信じてものをいいますが、ちょっと場所を移せばこうも見えかたが違うのです。
バイデン氏が再選に立候補しないと表明しました。
身内民主党議員や大口献金者などから撤退勧告を受けてということですがまだやりもしない選挙戦に候補者対談だけで候補を下ろされてしまうなんてなんともやるせないことでしょう。
トランプ氏は狙撃されたり、共和党指名で演説と戦う前から支持を集め、彼のいうようにバイデンは戦わずして負け、ハリス氏が出てくることになりバイデンより倒しやすいと言われ何か言葉どおりにそのようになりそうに思えてきます。
この前の対談でもまともな政策討論はなく、相手の非難やウソばかり捲し立てる内容のない討論会でした。
それを見てバイデンでは勝てないと思う民主党の皆さんは相手の策にまんまとはまったように見え米人はトランプを選ぶのかと思わせます。
そんな中お祭りは終わりセミが鳴き雷がいななき雷雨に入道雲、スイカに蚊取り線香冷やし中華と夏は進んでいきます。
毎日の暑さに海辺のホテルへリゾートに行く妄想が募りますが、リビングのエアコンを点けてビデオを見るのが一番安全で安上がりな過ごし方でしょう。
そうわかっていても扇風機も点けず過ごしていたりします。
そして飲むのは熱い珈琲です。
今月見たビデオは三体という中国のSFが秀逸でした。
最初なにやらサスペンスのように科学者がなぞの自殺が続くという始まりから物理学は存在しないという謎めかしい言葉と宗教なのか怪しい団体が浮かんできてその団体に潜入する科学者と刑事がコンビで事件にあたるというものでその団体の会合に出ると主催者の講演で二次元の科学者と七面鳥の科学者の寓話が語られ地球の科学者はそんなレベルなんだと話されます。そして物語の中心は自殺した科学者の母親の昔話が出てきます。これはサスペンスなのか宗教のはなしか何かかと思っていると七面鳥の科学者と信じこませるために潜入した科学者の視界にカウントダウンの数値の映像が示されます。更に大いなる力を示すために宇宙が瞬くから確認しろと言われます。そうやって高次元の科学の存在を感じさせ協会に同士となるようまずテストとしてその資格があるかバーチャルリアリティのソフトの体験をさせられるそのソフトの名前が三体なのです。何かと科学的に細かく理論付けて他の文明が襲ってくるということはということが示されて行くのですが、まあ今までのSFだと光速を越えた宇宙船とか船の中も重力も酸素もある設定だったりとかく無理な話だったものに科学的なアプローチをかけたのは真実味とか科学的解釈が加わればこうだよと思わせます。けれど現実的にやはりどうでしょうと思わせる物も多く、今までのSFだと地球の文明を破滅するに足る兵器を突きつけ合い、いつ人類が滅亡するかという危機にあり、そんなおろかな人類を滅ぼして地球を救うとする団体やらテロリストやら人工知能が現れるのですがそういう自然破壊とか環境保護主義者のいう絶滅危惧種の大量殺戮とか人類の悪行を示し行いを正そうと美術館の絵にペンキをかけたり、演劇の舞台を妨害したりするのですが人類の能力はそんな壊滅的な能力があるのか私もかねがね疑問に思っていました。ゴキブリや蚊やダニは人間よりしぶとく一向に絶滅することなく存在します。このドラマでも最後そんなことが語られます。そして結論は結末はということで色々考えることのできるドラマでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする