このところ信州は秋雨前線の影響で長雨が続いています
昨日ご紹介した 平べったい桃・蟠桃 別名をアンパン桃とも呼んでいるそうですが
是非入手したくて収穫に生産者が桃園においでになるチャンスを狙っていました
雨のやみ間に収穫の車が止まっているのを発見!
生産者の方に直談判すると快く譲って下さいました!
平べったく可食部分が少ないので値段は普通の桃の半分ほどの値段で
サラダ街道の道の駅『今井めぐみの里』で販売もしていらっしゃるとのことでした
普通の桃と同じように冷やして4つ割りが食べやすいそうです
もう2~3日したら食べ頃だそうですが 早速味わってみますと
充分美味しく 甘みが強く フワーッと桃の香りがして清々しい味わいの桃です
桃園には数本の蟠桃の木があり 孫悟空が食し不老不死の身体になった縁起の良い桃なので
贈答用に喜ばれているのだそうですヨ
収穫期の2週間ほど(9月中旬頃まで)入手可能だそうです
桃のを上から見ると・・・
桃を裏返して見ると
半分に切って種を取った状態
西遊記の中で斉天大聖・孫悟空が天界で担当していた職務が天界の蟠桃園の管理です
三千六百本の蟠桃の内 前列の千二百本は三千年に一度実をつけ それを食せば仙人になり
真ん中の千二百本は六千年に一度実をつけ それを食せば不老不死になり
一番奥の千二百本は九千年に一度実をつけ それを食せば 未来永久に生き続けられる
と記されていました
孫悟空はこの蟠桃を盗み食いし不老不死の肉体を手に入れ三蔵法師のお伴をしたのだそうです
単に不死では周りの方に迷惑ですが不老不死なら皆が喜ぶのではないでしょうか?
帰宅してすぐ主人と試食しました
私もtabibito様と同じ事を考えながら味見していましたヨ
不老不死は唐の時代から垂涎の的だったのですネ
古代ハスもですが歴史を重ねて今日見られる植物には歴史のロマンを感じます
こちらも雨が続いています。
晴れの日も安心できません。
突然のスコールがあります。
バントウは初めて見せていただきました。
このような桃があるのですね。
謂われも分りました。
元気で長生きできれば嬉しいですが・・・
年々自分も老化現象が出始め動作が緩慢になるので介護も大変だと思うようになりました
元気でも長生は厭だと思う最近です・・・
不老長寿の桃と聞いてにわかには喜べない自分がいます(涙)
でも・・・唐の時代から地球上で実を付けている蟠桃は珍しくつい試食してしまいましたヨ