★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

ヒイラギ

2008-11-12 08:50:54 | 季節の花
<
<
<


(クリックオン・6枚画像スライドショー)





さわると痛いことを「ひいらぐ」と言いますが現在は殆ど日常語としては使われていませんネ

初冬に見られる柊はこの「ひいらぐ」からきた命名だそうです

昨年もご紹介していますが柊は古木になると棘がとれてやさしい丸い葉になるそうですヨ

画像をクリックしてご覧ください

一本の木ですが色んな葉が見られます

若々しい新芽には棘が多く見られますネ

人間の世界もですが勢いのよい棘は決して悪いばかりではありませんネ

地方によってはこの鋭いトゲによって邪気を払う木として庭に植える習慣があり

私の町でも古くからのお宅の庭には垣根になっているところも見られます

葉が金木犀そっくりで棘のあるヒイラギの花そっくりな花を咲かせる柊木犀も見かけますが

今年はうっかり写真を撮りそびれてしまいました

地方によっては柊は「鬼の目突き」と言われ節分にはイワシの頭を指して

魔除けにする習慣が残っていますネ

鬼が出入りすると思われる玄関に刺して飾りますが

諏訪地方でも多くではありませんが見かけられます









最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
borancha様 (ran1005)
2008-11-13 09:36:39
日本の風習は意味があって伝えられて来ていると思いますが段々夢のある風習が消えていきますネ
世に悪行が横行するのはこんな風習が重んじられなくなった日常にも起因している事があるかもしれませんネ・・・
心の問題をそこはかとなくいさめる風習がだんだん忘れられて殺伐として行く印象ですネ
返信する
tabibito様 (ran1005)
2008-11-13 09:28:00
子供が小さい時は出来るだけ土地の風習になじむよう心がけましたが今では昔の様な気がします
ヒイラギの木は葉に変化があって本当に面白いですヨ
古木になると目つきにはとてもなれませんが若い葉が鋭くて綺麗!
人間模様を見るようですヨ(笑)
返信する
魔よけ (borancha)
2008-11-12 18:19:29
千葉でも地域によって異なりますが、千葉市の田舎では、ヒイラギの葉とイワシの頭を玄関や出入り口に魔よけにして飾っていました。今は廃れてしまったようです。
返信する
ヒイラギ (tabibito)
2008-11-12 12:04:10
「鬼の眼突き」これは初めて聞いた言葉で柊の葉を
見ると納得できるネーミングですね。
今迄は単に垣根にしておけば他人が入りにくいからとだけ思っていましたがこれからは霞み掛けた目を保護するためにも柊の近くには寄らないようにしようかナ~。
返信する

コメントを投稿