八ヶ岳美術館は林の中にあります。
春先は芽吹が綺麗で爽やかですし、夏は木陰が涼しく自然を満喫出来ます。
また、この時期は紅葉が早い植物が、林の中を華やかに色変えしつつあります。
どの季節も車を降りた時の森林の空気がとても澄んでいて快く、
芸術と自然環境の両方があいまって
訪れた人々に感動を与える事、請け合いです。
林の中には彫刻も点在しています。
遊歩道が駐車場から美術館まで続いていますが
その途中に「サワフタギ」が綺麗な瑠璃色の実を付けていました。
初夏に小さな白い花が集合で咲きますが、
花の時期は葉が茂っているのであまり目立ちません。
今は葉が落ちて、こんなに花が咲いていたかしらと思うほど瑠璃色の実がなっています。
八ヶ岳の森の中には割合多く見られます。
沢をふさぐほど茂っている事から、この名に繋がっている様ですが
近くに伏流水の流れる「沢」があるのかも知れません。(地下も含めて)
高ボッチ高原は、今年サワフタギの花の当たり年になったようで、あちこちで白い花を見る事ができました。
2週間前には掲載されているような写真の実を見る事ができました。
この2週間ほど忙しく、高ボッチ高原へは行っていませんが、恐らく、あちこちにこのコバルトブルーの実を見る事が出来るのではないかと想像しています。
八ヶ岳は道が整備されて走りやすいのですぐに行ってしまいます
「さわふたぎ」を見るとこの植物を最初に教えてくださった八ヶ岳の自然インストラクターの方の近辺に水脈があるという言葉が条件反射して思い起こされます