昨日、北信地方は初雪のニュースが流れました。
我が家の、用水路を覆うようにコムラサキ(クマズラ科)が実をいっぱい付けています。
この用水路は温泉の排水路になっており、終始湯気で暖かいので
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)もコムラサキを覆うように枝葉を延ばして
コムラサキとコラボしています。
寒冷な場所はとっくに実が散って居ますのに・・・
この用水路は寒さ知らず、これから色付く実も見られます。
コムラサキの実
コムラサキの青い実(8月中旬)
紫式部の花(6月下旬に開花)
通常ムラサキシキブと呼んでいる花はコムラサキです。
ムラサキシキブは3m近い樹木で、山野では見られますが
庭先等で見ることは殆ど出来ません。
普段見かけるムラサキの実をたわわに実らせている植物はコムラサキです。
ムラサキシキブとコムラサキの比較を表示してみます。
★ ムラサキ式部 ★ コムラサキ式部
葉・・・葉の全体に鋸歯がある 周囲は上部半分だけ鋸歯がある
花と実・・・葉根の付け根に付いている 花枝から3㎜程離れて付いている
実・・・まばら ブドウの房状に付く
木・・・・・大型 (3mにもなる) 小型 (1m位で下垂気味)