「生活の中に音楽を」をモットーに活躍している
諏訪交響楽団は結成して80周年を迎えるそうですが
メンバー其々が、社会に職業をお持ちのアマチュア集団です。
勿論音楽教育を基礎から受けておられる方々が大多数だとは思いますが・・・
結成と同時に、定期的に演奏会を開催して、国内ばかりではなく
音楽の本場ウィーンでも演奏会を展開するほど
名実ともに充実した音楽活動を繰り広げています。
今年は結成80周年を迎えて特別演奏会が開催されました。
150人のオーケストラ100余名のコーラスで、グスタフ・マラーの「復活」が演奏されました。
指揮はヨーロッパを中心に活躍しておいでの
若手で未来を嘱望されている北原幸男さんを招き
ソプラノ橋爪ゆかさん・アルト永井和子さんがゲスト出演です。
諏訪響は諏訪地方の音楽文化を牽引してきた功績により
NHK地域文化賞も受賞しています。
会場は身近な方や家族の熱演を応援する人々であふれていました。
「復活」は2005年の年の瀬に相応しい
「精神と生命の不滅」を歌い挙げる壮大な賛歌が会場いっぱいに広がり
会場から大きな拍手が惜しみなく送られました。