★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

高砂ユリ

2022-09-04 10:21:29 | 季節の花
高砂ユリは繁殖力が強い事で知られています。
数日前、国道沿いの空き家に、背丈が30㎝位の高砂ユリが
所狭しと繁茂しているのを見かけました。
百合は花姿が美しいので雑草の中で咲いて居るのが不思議な光景に見えます。




かなり以前の事になりますが、高知県立牧野植物園に行った事があります。
博士ゆかりの植物を中心に、2010年春にオープンした温室や、
東洋の伝統園芸植物が見られると言う事で、楽しみに出かけたのですが・・・
野外の植物園は至る所にタカサゴユリが繁茂していました。
当時、タカサゴユリが猛烈に繁殖する事を知りませんでしたので
牧野博士の意図的な栽培かと解釈していました。


ウイキペディアによりますと、タカサゴユリ(高砂百合)は台湾が原産で
 大正12年に観賞用として日本に輸入されましたが、
繁殖力が雑草なみに強く、あっという間に野生化し、
ほぼ日本全国で見られる様になったと解説されています。
 和名は琉球語で台湾を意味する「タカサング」に由来するとのことです。
うつむき加減に咲いている姿が寂し気に感じられます。

   

タカサゴユリの反対側には、秋海棠も繁茂していました。
この家は、かなりの年数放置されている印象です。
雑草がぼうぼうの様子も寂しいですが、
季節の花が咲いて居る様子はもっと寂寞感があります。

秋海棠のオバナ


秋海棠のメバナを見たのも久しぶりです。
メバナは花被片基部に三角錐状の子房がある のが特徴ですが
若い秋海棠の株には花芯の真ん丸なオバナが、俄然多く見られます。
この秋海棠は、メバナがイッパイ見られるので古株だと思われます。

ネギの花

     


イヌゴマ(シソ科)


スペアーミント(シソ科)

       

ヤブガラシ(ブドウ科・ヤブガラシ属)


サオトメカズラの種

当然ですが、皆、繁茂が大好きな植物ですから
放置しておけばご想像の通りになります。







木の花

2022-09-02 09:16:15 | 季節の花


この処、小雨模様で、あまりはっきりしない天気が続いています。
湖畔公園にはムクゲ(アオイ科フヨウ属)の垣根やシモツケ(バラ科シモツケ属)
アベリ(スイカズラ科ツクバネウツギ属)の垣根が在ります。
ムクゲは1日花ですが、蕾が次々咲いてかなり長い時期、花が楽しめますネ。
公園を一回りして、木の花を写してみました。

ムクゲの垣根















シモツケ(バラ科シモツケ属)



百日紅(ミソハギ科)

百日紅


花は花芯部分が枯れると落下して、木の根元に沢山落ちています。
まるで地面から、いきなりフリル形のピンクの花が咲いて居る様に見えます。

アベリア(スイカズラ科ツクバネウツギ属)

ウメモドキ(モチノキ科)に沢山実がなって居ます。

   
         
          ウメモドキの花・2021.6.20写





9月のカレンダー

2022-09-01 07:36:16 | 水彩画
猛暑もなりを潜めて、今日から9月になりました。
パソコンで水彩画を描かれますミスター靖様より
9月のカレンダーを送って頂きましたのでご紹介します。


   

今年の2/3が終わってしまいました。
モチーフになっているのは上高地・焼岳 です。 2012.10.08写





サマーナイト・ファイアーフェスティバル・ファイナル

2022-08-28 11:12:16 | 花火
諏訪湖花火大会はコロナ禍で3年連続で中止です。
それでも、恒例のサマーナイト・ファイアー・フェスティバルは
7月24日~7月31日
8月1日~8月15日 ( 第74回 諏訪湖祭湖上花火 The Legacy)
8月16日~8月27日
と約1か月間、毎夜8時30分から10分間、500発の花火が打ち上げられました。
昨夜は今夏最後のサマーナイト・ファイアーフェスティバルでしたので
普段より多くの見物客が湖畔に集い花火を楽しみました。









諏訪湖の花火のメーンイベントは何と言っても『キスオブファイア』です。
湖面に尺玉が炸裂して半円を描きます。
花火は円形に開きますので、水中にも尺玉の半分が炸裂しています。
You-Tubeでキスオブファイアーを見つけましたので貼り付けてみました。


処暑の花・夏の輝き

2022-08-25 10:16:24 | 季節の花
朝晩の気温差があると濃い色の花が多く咲くような気がします。
秋が急いでやって来る信州では、濃い色の花は、
夏の終わりの輝きの様にも見えます。

ニチニチソウ(キョウチクトウ科.ニチニチソウ属)

ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科.ヒオウギズイセン属)

マリーゴールドオレンジ(キク科コウオウソウ属)

ダイアーズカモミール(キク科コタ属)

メランポジューム(キク科メランポジューム属)

ミニヒマワリ(キク科)

ベルシカリア・アンプレクシカリス(タデ科)


ヤナギタムラソ(キク科ショウジョウハグマ属)

レッドキャンピオン(ナデシコ科・マンテマ属)

      
     カクトラノオ(シソ科)

コガネバナ(シソ科.タツナミソウ属)

ユーパトリュー(キク科ヒヨドリバナ属)

ガウラ・ハクチョウソウ(アカバナ科マツヨイグサ属)













処暑の花達

2022-08-24 19:42:51 | 季節の花
一昨日、8月23日から24節気の「処暑」に入りました。
暑さが収まる、落ち着く頃という意味合いがあり、暦の上では秋に入って居ます。
私の地方では朝晩めっきり涼しくなりました。
久しぶりに河川沿いの道を散策すると秋を感ずる小さな花達に沢山出会えました。


ミソハギ

        




オミナエシ


オモダカ



ホウズキ


自由にお持ち帰りくださいと・・・

幼い日の郷愁が在り、1個頂いて記念撮影。



ヒルガオ

ほんの一瞬、ブットレアに飛来したキアゲハ。


ブットレア




シュウメイギクの葉上のツマグロオオヨコバイ

成虫で越冬するオツネントンボ
     
ガガイモ

    




ベニバナインゲンマメ(花豆・大豆との比較)


コスモス


カヌー教室

2022-08-22 09:53:19 | 諏訪湖の四季


日中は暑い日も在りますが、諏訪湖畔は朝晩めっきり涼しくなりました。
菱の繁茂が一段と進んでいる湖畔ですが、カヌー教室が開かれています。




カヌーの漕ぎ出る場所はロープが張られて菱が入って来ない様に工夫されています。


参加者は指導者に従って準備体操をしている様子が見られます。
緑深いトンネルは以前にご紹介しているメタセコイヤの並木です。













花火が毎日打ち上げられている島・初島を一周するコースの様です。
菱の繁茂する層は厚いので、ダイサギが飛来しても沈みません。








拡大してみると魚を咥えています。




菱の根元には魚が多く集まっているのでしょう。


菱の根は頑強でそう簡単には抜けません。
帯状に広がっている菱はカルガモの隠れ場所にもなって居ます。


2組のカルガモの親子。(頭部が白いのが親鳥)









ハクセキレイの水浴

2022-08-19 13:46:46 | 小鳥





高島城公園ではハクセキレイが遊んでいるのを良く見かけます。
とても好奇心旺盛で、動くものが目前にあると
尾羽を振り振り、前に回って偵察しているかの様な行動をします。
今日は雀の縄張りの水浴場に飛来しました。


あっ!! いきなり水浴びをはじめました。
かなり以前ですが、同じ場所でカワラヒワが水浴びして、
雀に追われて居た様子をご紹介しています。


ハクセキレイは雀より大きいので、飛沫もそれなりです。


お~、案の定、監視役の雀がやって来ました。




ハクセキレイは前後をスズメの挟み撃ちにあって居ます。





水浴びを続けているハクセキレイを、雀は行きつ戻りつ威嚇しながら、
ハクセキレイを追い払おうとしています。


恐れることなく水浴して居るハクセキレイの上を
雀は行ったり来たりして攻撃態勢に入りました。




雀の威嚇体制に、さすがのハクセキレイも石の上に退散!


ハクセキレイは羽繕いしたいのですが・・・ 未だ監視役に睨まれて居ます。




ハクセキレイは仕方なく羽繕いもそこそこに飛び去って行きました。
恐るべし、雀の縄張り意識!!









アサガオのグリンカーテン

2022-08-17 19:10:53 | 季節の花
アサガオの花には様々な色や形があり、育てるのも比較的簡単なので
身近な植物として親しまれています。
先日、絞りアサガオのグリーンカーテンを目にしました。
お願いして写真を写させて頂きました。
アサガオは種を取るのも簡単ですが
種まきしても、翌年、必ずしも同じ色合いの花が咲かないそうです。











アサガオは日本で古くから親しまれている植物ですが、
日本原産ではなく、奈良時代に中国から渡来し、
薬草として用いられたのが始まりだそうです。
アサガオの黒い種は冷え性、便秘などの不調を改善できるそうです。

                     
 

数年前から、我が家の小さな庭に背丈ほどの立派な葉が茂り、
根元に摩訶不思議な茗荷の花が咲きます。
一度に沢山の収穫はありませんが、ソーメンやおつゆの薬味に利用しています。
ここ数日、雨の日が続き、丸々太った茗荷が収穫出来ましたので
茗荷を2つ割りして甘酢に1時間程漬けて、茗荷寿司にして味わいました。











茗荷寿司は 京都に出掛けた際、懐石料理の1皿に、箸移として添えられていて、
とても美味しかったので、
それ以来、庭の茗荷が収穫出来ると、一度は作っているお寿司です。




お盆の花火

2022-08-16 07:39:53 | 花火


例年8月15日は諏訪湖の花火大会で知られています。
戦没者の慰霊を追悼する目的で77年間続けられて来た花火大会ですが
コロナの影響で、ここ3年間、休止せざるを得なくなりました。
今年は大規模な花火では在りませんが、
8月1日から分散形式で8月15日迄打ち上げられて来た花火の最終日なので
湖岸は思いの他、大勢の人出でした。
市長さんの挨拶の後、戦没者に黙祷をささげ
参加者全員でカウントダウンして花火が打上げられました。
分散式花火の最終日なので連日の花火より、かなり豪華絢爛な花火に
観覧席から拍手がわいていました。

   


        










      













尺玉は頭上で炸裂するので、見当をつけてカメラを構えていても
花火全体が写らない時が多々在ります。
花火は何回写しても、次に花火を写す期間が長~く空くので、
何時まで経っても初心者で、迫力ある花火が写せません。
最終日の花火は、実際には、とても迫力ある花火でした。
湖面にとどろく花火の轟音と共に今年のお盆も終わりました。
今日は送り盆です。
ご先祖様をお送りしながら家族で墓参します。
送り火はご先祖様に迷わずお戻りいただく様、墓前でも焚きます。