★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

百日草

2022-09-09 10:59:10 | 季節の花


この時期、何処でも見られる百日草、全然珍しく無いのですが
郊外の畑地の縁に植えられている百日草は背丈が1m以上もあります。
園芸種の百日草でしょうが、こんなに背高の百日草を見るのは初めてです。
花は背丈に養分を摂られるのか、公園で見る百日草より、少し小ぶりに感じます。









畑地は、家庭菜園らしく、ナスやパプリカなどが植えられていますが
百日草の垣根の背丈が高いので作物は良く見えません。
百日草にはイチモンジセセリやツマグロヒョウモンが吸蜜に飛来しています。
特に、イチモンジセセリは数多く、花に近付くと花から湧き出る様に飛び立ちます。








ツマグロヒョウモンの♂でしょうか?
翅が少し痛んでいます。


一瞬ですがシソの葉にツマグロヒョウモンの♀が飛来しました。


隣接している道端にはカタバミの自生地が在り
此方も近付くと一斉にヤマトシジミが飛び立ちます。
ヤマトシジミの飛んでいる時の翅は明らかに空色で美しいのですが・・・
葉に停まると翅を閉じてしまって・・・写真を写したくて根競べをしたのですが
開いた状態の翅を見せてもらう事が出来ませんでした。

2020.6.16(写)
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アレチウリ

2022-09-06 16:10:09 | 季節の花


夏が終わりを告げる頃、いたるところにアレチウリが繁茂して
既存の植物を覆い隠している様子が見られます。
河川沿いのニセアカシアの幼木全体をアレチウリが覆い尽しています。



アレチウリは日本の侵略的外来種ワースト100で
諏訪湖に流入している河川沿いでも、ご多分に漏れずアレチウリが大繁茂して
既にトゲトゲの小さな実が見られます。


                              
        
アレチウリは雌雄同株ですが、観察してみると
オバナは花柄が少し長めで、メバナより少し早咲きで単独で咲き
メバナは薬玉状に集まって咲いて居るので、雄花と雌花の違いが直ぐに判断出来ます。
また、薬玉状のメバナを横から見ると花のすぐ下に子房が見られます。


単独で咲いて居るアレチウリのオバナ。

中心部分にメバナの蕾群が見られる。

アレチウリのメバナ群



河岸は強風が吹き抜けるので、他の植物に巻きついている蔓も半端ではありません。
吹き飛ばされない様にしっかりメバナをガードしています。



蔓が絡まれたアキノノゲシは花が上に伸びられません。

コセンダングサ(キク科)すぐ傍にアレチウリの葉が見えています。

ショクヨウカヤツリ(カヤツリグサ科)
まもなく、全体を覆いつくされるでしょう。


草刈の作業員さんの配慮で除草をのがれたミソハギ。
周辺のアレチウリは除草されていました。


オニタビラコの茎がアレチウリの蔓に絡まれて、
花の上部は上に伸びられず、舗道に倒されています。
川沿いを歩けばアレチウリの荒行は枚挙に暇が在りません。
アレチウリは蔓にも茎にも細かい棘が密生しており、
草刈の作業員の方々も苦戦しておられました。
広範囲に繁茂したアレチウリは、廃絶が難しい植物だと実感します。



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高砂ユリ

2022-09-04 10:21:29 | 季節の花
高砂ユリは繁殖力が強い事で知られています。
数日前、国道沿いの空き家に、背丈が30㎝位の高砂ユリが
所狭しと繁茂しているのを見かけました。
百合は花姿が美しいので雑草の中で咲いて居るのが不思議な光景に見えます。




かなり以前の事になりますが、高知県立牧野植物園に行った事があります。
博士ゆかりの植物を中心に、2010年春にオープンした温室や、
東洋の伝統園芸植物が見られると言う事で、楽しみに出かけたのですが・・・
野外の植物園は至る所にタカサゴユリが繁茂していました。
当時、タカサゴユリが猛烈に繁殖する事を知りませんでしたので
牧野博士の意図的な栽培かと解釈していました。


ウイキペディアによりますと、タカサゴユリ(高砂百合)は台湾が原産で
 大正12年に観賞用として日本に輸入されましたが、
繁殖力が雑草なみに強く、あっという間に野生化し、
ほぼ日本全国で見られる様になったと解説されています。
 和名は琉球語で台湾を意味する「タカサング」に由来するとのことです。
うつむき加減に咲いている姿が寂し気に感じられます。

   

タカサゴユリの反対側には、秋海棠も繁茂していました。
この家は、かなりの年数放置されている印象です。
雑草がぼうぼうの様子も寂しいですが、
季節の花が咲いて居る様子はもっと寂寞感があります。

秋海棠のオバナ


秋海棠のメバナを見たのも久しぶりです。
メバナは花被片基部に三角錐状の子房がある のが特徴ですが
若い秋海棠の株には花芯の真ん丸なオバナが、俄然多く見られます。
この秋海棠は、メバナがイッパイ見られるので古株だと思われます。

ネギの花

     


イヌゴマ(シソ科)


スペアーミント(シソ科)

       

ヤブガラシ(ブドウ科・ヤブガラシ属)


サオトメカズラの種

当然ですが、皆、繁茂が大好きな植物ですから
放置しておけばご想像の通りになります。






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木の花

2022-09-02 09:16:15 | 季節の花


この処、小雨模様で、あまりはっきりしない天気が続いています。
湖畔公園にはムクゲ(アオイ科フヨウ属)の垣根やシモツケ(バラ科シモツケ属)
アベリ(スイカズラ科ツクバネウツギ属)の垣根が在ります。
ムクゲは1日花ですが、蕾が次々咲いてかなり長い時期、花が楽しめますネ。
公園を一回りして、木の花を写してみました。

ムクゲの垣根















シモツケ(バラ科シモツケ属)



百日紅(ミソハギ科)

百日紅


花は花芯部分が枯れると落下して、木の根元に沢山落ちています。
まるで地面から、いきなりフリル形のピンクの花が咲いて居る様に見えます。

アベリア(スイカズラ科ツクバネウツギ属)

ウメモドキ(モチノキ科)に沢山実がなって居ます。

   
         
          ウメモドキの花・2021.6.20写




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9月のカレンダー

2022-09-01 07:36:16 | 水彩画
猛暑もなりを潜めて、今日から9月になりました。
パソコンで水彩画を描かれますミスター靖様より
9月のカレンダーを送って頂きましたのでご紹介します。


   

今年の2/3が終わってしまいました。
モチーフになっているのは上高地・焼岳 です。 2012.10.08写




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サマーナイト・ファイアーフェスティバル・ファイナル

2022-08-28 11:12:16 | 花火
諏訪湖花火大会はコロナ禍で3年連続で中止です。
それでも、恒例のサマーナイト・ファイアー・フェスティバルは
7月24日~7月31日
8月1日~8月15日 ( 第74回 諏訪湖祭湖上花火 The Legacy)
8月16日~8月27日
と約1か月間、毎夜8時30分から10分間、500発の花火が打ち上げられました。
昨夜は今夏最後のサマーナイト・ファイアーフェスティバルでしたので
普段より多くの見物客が湖畔に集い花火を楽しみました。









諏訪湖の花火のメーンイベントは何と言っても『キスオブファイア』です。
湖面に尺玉が炸裂して半円を描きます。
花火は円形に開きますので、水中にも尺玉の半分が炸裂しています。
You-Tubeでキスオブファイアーを見つけましたので貼り付けてみました。

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処暑の花・夏の輝き

2022-08-25 10:16:24 | 季節の花
朝晩の気温差があると濃い色の花が多く咲くような気がします。
秋が急いでやって来る信州では、濃い色の花は、
夏の終わりの輝きの様にも見えます。

ニチニチソウ(キョウチクトウ科.ニチニチソウ属)

ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科.ヒオウギズイセン属)

マリーゴールドオレンジ(キク科コウオウソウ属)

ダイアーズカモミール(キク科コタ属)

メランポジューム(キク科メランポジューム属)

ミニヒマワリ(キク科)

ベルシカリア・アンプレクシカリス(タデ科)


ヤナギタムラソ(キク科ショウジョウハグマ属)

レッドキャンピオン(ナデシコ科・マンテマ属)

      
     カクトラノオ(シソ科)

コガネバナ(シソ科.タツナミソウ属)

ユーパトリュー(キク科ヒヨドリバナ属)

ガウラ・ハクチョウソウ(アカバナ科マツヨイグサ属)












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処暑の花達

2022-08-24 19:42:51 | 季節の花
一昨日、8月23日から24節気の「処暑」に入りました。
暑さが収まる、落ち着く頃という意味合いがあり、暦の上では秋に入って居ます。
私の地方では朝晩めっきり涼しくなりました。
久しぶりに河川沿いの道を散策すると秋を感ずる小さな花達に沢山出会えました。


ミソハギ

        




オミナエシ


オモダカ



ホウズキ


自由にお持ち帰りくださいと・・・

幼い日の郷愁が在り、1個頂いて記念撮影。



ヒルガオ

ほんの一瞬、ブットレアに飛来したキアゲハ。


ブットレア




シュウメイギクの葉上のツマグロオオヨコバイ

成虫で越冬するオツネントンボ
     
ガガイモ

    




ベニバナインゲンマメ(花豆・大豆との比較)


コスモス

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カヌー教室

2022-08-22 09:53:19 | 諏訪湖の四季


日中は暑い日も在りますが、諏訪湖畔は朝晩めっきり涼しくなりました。
菱の繁茂が一段と進んでいる湖畔ですが、カヌー教室が開かれています。




カヌーの漕ぎ出る場所はロープが張られて菱が入って来ない様に工夫されています。


参加者は指導者に従って準備体操をしている様子が見られます。
緑深いトンネルは以前にご紹介しているメタセコイヤの並木です。













花火が毎日打ち上げられている島・初島を一周するコースの様です。
菱の繁茂する層は厚いので、ダイサギが飛来しても沈みません。








拡大してみると魚を咥えています。




菱の根元には魚が多く集まっているのでしょう。


菱の根は頑強でそう簡単には抜けません。
帯状に広がっている菱はカルガモの隠れ場所にもなって居ます。


2組のカルガモの親子。(頭部が白いのが親鳥)








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ハクセキレイの水浴

2022-08-19 13:46:46 | 小鳥





高島城公園ではハクセキレイが遊んでいるのを良く見かけます。
とても好奇心旺盛で、動くものが目前にあると
尾羽を振り振り、前に回って偵察しているかの様な行動をします。
今日は雀の縄張りの水浴場に飛来しました。


あっ!! いきなり水浴びをはじめました。
かなり以前ですが、同じ場所でカワラヒワが水浴びして、
雀に追われて居た様子をご紹介しています。


ハクセキレイは雀より大きいので、飛沫もそれなりです。


お~、案の定、監視役の雀がやって来ました。




ハクセキレイは前後をスズメの挟み撃ちにあって居ます。





水浴びを続けているハクセキレイを、雀は行きつ戻りつ威嚇しながら、
ハクセキレイを追い払おうとしています。


恐れることなく水浴して居るハクセキレイの上を
雀は行ったり来たりして攻撃態勢に入りました。




雀の威嚇体制に、さすがのハクセキレイも石の上に退散!


ハクセキレイは羽繕いしたいのですが・・・ 未だ監視役に睨まれて居ます。




ハクセキレイは仕方なく羽繕いもそこそこに飛び去って行きました。
恐るべし、雀の縄張り意識!!








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