印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

映画『風立ちぬ』

2013年11月19日 | 徒然(つれづれ)なるままに・・・
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

日曜の午後、映画『風立ちぬ』を遅ればせながら観に行きました。家族の者はかなり前に観に行きましたが、ちょうどその時は私の都合が合わずに行かなかった記憶があります。

宮崎 駿 監督の最後の作品ということと、昔読んだ文学作品『風立ちぬ』がどのように重なるかに興味があって出掛けました。映画館は家から歩いて2分程のところにあります。ポスターには「堀越二郎と堀 辰雄に敬意を込めて」と書いてありました。

この作品は、宮崎監督の作品中で実在の人物を主人公にした初めてのもので、「兵器が好きな自分」と「戦争反対を訴える自分」この矛盾を抱えた自らの姿を投影しているとWikipedia解説にありました。主人公の堀越がパン屋で買った「シベリヤ」パンを貧しい子供兄弟に与えようとした話を同僚の本庄(同じく航空技術者)にした時、本庄が「飛行機を開発するのにかかる金で、日本中の貧しい子供たちに天丼とシベリヤを食べさせてあげられる。」という内容のセリフがありました。心打たれる場面でした。

昭和10年代の現実の部分を描きながらも、時々、夢の世界が出てきて堀越が少年時代から出会う、イタリアの飛行機製作者、カプローニとの場面も面白いと感じました。これはアニメ作品ならではの面白さだと思います。


▲映画館の入り口にあったポスターです。



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