印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

表札の和文書体は22種類

2010年10月29日 | お名前入り商品(印鑑以外)
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

ここ2~3日で急に寒くなりました。一気に冬になったようです。

先日、持込のプレートに家族表札を作って欲しい、というご希望のお客様が見えました。デザイン関係のお仕事らしくご自分で文字の位置や外の輪郭のデザインも作って来られました。このプレートにサンドブラストといって、砂を吹き付けて文字を彫ります。出来上がってから、文字の形や位置でお客様のお気に入らない仕上がりでは具合が悪いので、表札メーカーに依頼をして文字校正を取りました。

お客さんに見せたら、少々の文字位置の移動と文字サイズの変更、さらに別の書体(フォント)のサンプルも見たい、というご希望が出ました。最終的にご注文になれば何回文字校正を出しても、基本的には別途の料金は掛からないので、対応させていただきました。

3回ほどの校正を出して、昨日「作成OK」のお返事がお客様から出ました。実印や、銀行印と同様に表札も1度作ればその文字でずっと使用するのですから、やはり“気に入った、納得のいく表札“というのはお客様の望むところと思います。『お客様のご希望を聞きつつプロとしてのご提案もさせていただく』こんなスタンスを考えています。


▲表札の書体は和文だけで22種類あります。一般的には行書が多いものですが、
変わったところでは江戸文字、金文体、サムライ書体、といった書体もあります。


楽善堂の表札のページhttp://rakuzendo.com/shohin/shohin008.html


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都立小宮公園を散策

2010年10月26日 | 八王子の話題
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

秋も日ごとに深まる中、先日の日曜日は都立小宮公園を散策しました。家から歩いて20分ほどです。途中に急な登り坂もありますが頂上付近は芝生のひらけた素晴らしい広場があります。

また、頂上付近の広場から小道を抜けて坂道を降りてくると“八王子の尾瀬”と勝手に私が命名しているスポットがあります。ここはやや湿地帯のところに木を置いて長い橋のようになっています。一本の橋ではなく途中で分かれたりゆるやかに円形になったりの場所もあります。

平日の朝は時間的にここまでは来られませんが、休日には小宮公園をはじめとして近隣の広い公園を散策しています。


▲坂道を登りきったあたりの場所です。ここでストレッチ運動をします。
腹筋運動で寝転がっても、運動着、汚れません。


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長女が二十歳に

2010年10月22日 | 店長のプライベート
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

きのう10月21日(木)は、長女の二十歳の誕生日でした。今までの誕生日も嬉しいものでしたが、二十歳という節目の誕生日はなおさら嬉しいものです。20年前に産婦人科で出産に立会い、看護師さんから「娘さんです。お父さん、抱いてさしあげて下さい。」と言われて、おどおどしながら生まれたばかりの娘を手に持ったのを想い出しました。なんと声をかけていいか分からないで「お疲れ様だったね」と言ってしまったのは、父親になったばかりの言葉であったことよ、と思います。

以来、早いもので20年。私自身が生まれてから二十歳になるまでの20年よりも、娘が生まれてから二十歳になるまでの20年のほうがずっと短く感じます。年齢が行くほど、1年の時間は短く感じるようです。

来年は次女が二十歳を迎えます。成人式が続きます。出費が続いて頭の痛いところではありますが、めでたいことなので、娘たちの今後も応援していきたいと思います。



▲長女の描いた絵です。現在美術大学の2年生です。昨年の作品展より。



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四国、松山に

2010年10月19日 | 店長のプライベート
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日の16日(土)、17日(日)と、四国の松山に出掛けました。四国は30歳ころに一度、高松市の栗林公園に行った以来で、20年ぶりでした。高校の同窓会が道後温泉でありました。全寮制の高校で、同期の仲間は全国に居て、今回の幹事が松山の友だちでした。

2年前に東京、上野での同窓会以来でした。今回は前回よりも多い66名が参加、にぎやかに盛り上がりました。卒業時に150名の人数でしたから40%強の参加でした。20年ぶりに会った友だちもいました。もう、お孫さんがいる人や、片やまだ、独身です、という人までいろいろです。

せっかくの松山行きでしたので、土曜日は朝一番の飛行機で出発、9時過ぎには松山入り、一人のんびりと子規堂、萬翠楼、松山城、坊ちゃん列車、翌日は道後温泉本館、三津浜などなど、見て回りました。明治期の夏目漱石、正岡子規の足取りをたどれればの思いの文学散歩でした。子規の俳句で二句

  松山や 秋より高き 天守閣
  十年の 汗を道後の 湯に洗へ


▲松山城です。のんびりと佇み、殿様気分に浸りました。


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お手頃な落款印

2010年10月15日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

今年の秋は涼しくなるのが遅く、昨日あたりでもまだ上着が不要、ワイシャツのみで店に居りました。

樹脂で印面を作ってある落款印のご紹介です。本格的な落款印は石材で作りお値段はおよそ10ミリの正方形で6000円、つげ材でも4000円はかかります。“樹脂”というとイメージが出てこないかもしれませんが、半透明のゴム印と思っていただければ近いものがあります。

下記にあるように多種の大きさ、書体、作風をご提供できます。お値段も手頃で一辺が16ミリの正方形なら、2200円で作成できます。先日、お一人のお客様で12本、この落款印をご注文の方がいらっしゃいました。書道塾の生徒さんが作品に捺すものとのことでした。

落款印の落款の語源は落成款識(らくせいかんし)です。何かの作品が落成(完成する)した時に捺すわけです。まさに書道や絵画の作品に捺すのは、正道(せいどう)の使い方です。でもあまり堅く考えずに、葉書や便箋の文末にさり気なく正方形の小さな印を捺す、こんなお洒落を楽しむ、という感覚でいいと思います。


▲上記の番号で005、006は竹印の形を真似たものです。005は白文(文字が白抜き)の作風になります。「サイズ見本」の大きな枠内で
右上、「竹翠」と右から左に彫ってある印です。白文は落款印の場合のみで、実印や銀行印には使わない作風です。


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学生時代の仲間たちと

2010年10月12日 | 店長のプライベート
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日、体育の日は夏のように暑い日でした。一方で湿度は低く過ごしやすい日でした。
2日間、店をお休みにさせていただきました。

10日の日曜日、大学時代のサークルの同期の仲間と集まりました。私と同じ年齢で食道ガンになり、手術後に無事に復帰、その後の経過もよく、今回は経過の結果がよかったので祝いの会を開きました。

友人の病気回復祝いでみんなが集まったわけですが、このくらいの年齢(50歳を少し出てしまった)になると、大きな病気にいつ罹るかわからないと思いました。ご本人はアルコールは飲みませんでした。ドクターからは許可が出ているものの、本人の意思で禁酒にしているとのこと。その目の前で私と隣の友人はワインを飲んでおりました。(少し反省)

この仲間たちとは今まで年に1回くらいは集まって飲み会をしていましたが、人数の増減はあっても今年はもう3回目でした。これからの人生でも“ともだち”は大切な財産と感じております。


▲仲間たちと集まったのは新丸ビルにあるレストランでした。
集合時間より早く着いたので皇居、和田倉門周辺を散策、アヒルがいました。


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シャチハタネーム9、着せ替えパーツ

2010年10月08日 | お名前入り商品(印鑑以外)
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

街中を歩いていても金木犀の香りを感じる時季になりました。
シャチハタ社からネーム9用の「着せ替えパーツ」が売り出されました。今までにお使いの黒いホルダーとキャップの替りに、カラフルな色、柄のホルダーとキャップを取り付けるというものです。印面とインクの部分は今までのものを使います。

ホルダーは24種あり、そのうち12種が柄物でクリップ付きで¥525、残る12種は無地の色で12色、クリップなしで¥210です。クリップ付きは、デスクワークでなく営業でシャチハタネーム9を持ち歩いて頻繁に押す方に、オススメです。胸のポケットにペンのようにさりげなく差しておけます。

カラーキャップは12色あり、無地のカラーホルダーの色と同じです。こちらは¥105です。ネーム9のキャップは日常使っている中で、落として紛失することもあります。カラーキャップに限らず今までも黒のキャップも、¥105で販売をしております。

デスク回りにあるネーム9、または宅配便の荷物受け取り用に玄関先に置いてあるネーム9に彩りを添えてみませんか。


▲新発売のシャチハタネーム9、着せ替えパーツのいろいろです。


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100円札の言われ

2010年10月05日 | 徒然(つれづれ)なるままに・・・
印鑑 八王子 楽善堂
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

今日は朝から小雨の天気です。傘が要るような、要らないような程度の降りです。
前回のブログ『釣銭を間違えてしまった』を読んで、ご来店いただいたお客さまがありました。「100円札なんて、よく持っていたね。」とおっしゃいました。ブログの写真に100円札が写っていました。

100円札は、昭和の昔から保持したものでなく、2年ほど前に、ある必要から古銭ショップで買い求めたものでした。その時は新札で、年賀状のように紙幣の番号が通し番号になっていました。7月に千葉県の成田市で祇園祭りが行なわれ、山車が狭い参道を昇って行きます。参道沿いの店の2階の部屋から、釣竿に紙幣を付けて、山車の屋根方(屋根にいる人)にご祝儀に取ってもらう、慣わしがあります。銀行に勤めている友人に聞いたら「100円札もまだ流通紙幣だよ」と教えられ、まだ世の中で通用することを確認しておきました。

以前から釣竿でのご祝儀付けがあるのを知っていたので、2年前に行く時に1000円札を1枚つけるよりも、100円札を5枚付けた方が格好がいいや、で用意しました。当時、130円で100円札を買った記憶があります。また、このご祝儀付けを何回やっても、費用があまりかさみません。屋根方の人は目を凝らして「ん、外国の金か?」のような顔つきで100円札を取ってくれていました。

写真でその他の紙幣は古銭ショップで買ったのでなく、以前から私が大事に保持していたものです。


▲旧紙幣のいろいろ。上から100円札、500円札、2代前の1000円札、
1代前の1000円札です。ためしに100円札をコンビニで出したら
受け取ってくれました。



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釣銭を間違えてしまった

2010年10月01日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

早いもので今日から10月、神無月です。年賀状印刷の受付も今日から始まります。年賀はがきの売り出しは11月の1日(月)です。

先日、お見えになったお客様に釣銭の間違いをしてしまいました。多く返すべきを少なく返してしましました。閉店後にレジの現金を数えてみると、打ち出されたレシート(今日の現金売り上げレシート)よりも4000円ちょうど多かったのです。明細票をひとつ、ひとつ調べてみると、16200円のお買上のお客さまでした。

会計時はこんな流れでした。お客様、「では17000円で」と現金をお出しになった。私は金種をよく確認しないで「ありがとうございます。」と受け取り、800円の釣銭を出した。お客様はそのままお帰りになった。

閉店後の精算時に分ったことは、このお客様は1000円札のつもりが一枚、5000円札を間違えて出されていたことです。しかも1000円札の下に5000円札があったと思います。私はお客様の言われたとおりの額面を信じた、というわけです。21000円をお預かりしていました。ならば釣銭は4800円を出して正解でした。その場で気が付けば、全額預かる前に、「この1000円札は多いですよ」と言えたかもしれません。

会計時の現金確認は、売価よりも少ない場合もありますが、お客さまが間違えて多く出してしまう場合もあることを経験しました。しっかり確認が大切と痛感しました。このお客様にはすぐに電話して釣銭間違いのお詫びをさせていただきました。やはり多く出してしまったこと、お気づきになっていらっしゃいました。


▲今後のために紙幣のサイズを調べてみました。
1000円札よりも5000円札は5.5ミリ長く、10000円札はさらに4.5ミリ
長いことが分りました。一番上は100円札です。
左端をそろえたので、右端を見ると違いが分ります。


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