印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

3月26日(土)のつぶやき

2016年03月27日 | 印鑑の業界
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既製の印鑑を作り変える

2016年03月26日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

彼岸を過ぎても10度以下の気温です。早く暖かな春らしい陽気になってもらいたいと思います。

先日、電話で既製印鑑のお問い合わせがあり、「花上」様というお名前でした。5000種類の既製印を置いてありますが、不安だったので念のため確認したら、ありませんでした。とっさに思いついたのが「花田」を直して「花上」に変えることです。電話で「あと10分の内に直しておきますよ。」と少し余裕を持たせてお答えしました。

ご来店なさり「2軒捜したけれどなかった。あったよかった。」と大変喜んでいただきました。文字の1部分を直して別の字に変えることは、バランスは悪くなりますが、急場に間に合わせるという点では、お役に立てる方法です。

※文章中に「印鑑」の単語がありますが、正式には「印章」または「はんこ」になります。「印鑑」は紙に捺された印影のことですが、世間一般的に、はんこのことも言うようになっています。通りのよい表現を使わせていただきました。



▲左端⇒既製印の花田 中央⇒中心の縦画を削り取り、花日に。
右端⇒さらに横画も取って花口に。この「口」は大きすぎる。
初めから作る場合は、左右、上下とももっと小さく作る。
初めからの別注印は930円ですが、1部分加工の仕事は
470円(税込)でお受けしてます。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo
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3月18日(金)のつぶやき

2016年03月19日 | 印鑑の業界
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アイルランドから象牙印鑑の注文

2016年03月18日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

アイルランドのお客様から象牙の実印のご注文があり、今日、日本郵便のEMS(国際スピード郵便物)で発送しました。受注時にアイルランドまで別途1500円の送料がかかることをお伝えしたら、ご了解がいただけました。

英語版のホームページを見て注文が来ました。文字を入力すれば発注できるシステムにはなっていますが、日本に住む外国人の方を対象に作ったので、日本円の価格設定です。初めに、メールで問い合わせが来て、その後、多くの質問に英語で対応して注文内容が決定、制作、発送となりました。今日、送り状をメールに添付して送りましたが、24回のメールやり取りがありました。店頭で対応、接客をしているような流れでした。

「小判型(楕円形)の印鑑と、丸形の違いは?」「行書と篆書の印稿(ラフデザイン)が見たい」などのご質問、ご希望がありました。最終的に丸形の極上象牙に4文字彫刻、28500円をご注文になりました。ユーロで価格設定して、225ユーロをPayPal(ペイパル、国際的にカード決済を代行してくれる会社)に支払っていただきました。

アイルランドのお客様がおっしゃるには、仕事で使うことは無いと思うが、自分のアイデンティティとして印鑑を所有していたい、自分のオリジン、起源を思い出させてくれるものとして所有していたい、とメールに書いてありました。ハーフの方でご両親のどちらかが日本人です。

大げさな言い方ですが、日本の文化を輸出できた、と思いました。



▲ケース付の目無し極上象牙印鑑です。小判型は\19500(税込)です。


▲象牙の中ランクと極上の違いです。
左は中ランク、右は筋、網目の無い中心部から採取された極上です。



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3月12日(土)のつぶやき

2016年03月13日 | 印鑑の業界
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お値打ちの象牙実印

2016年03月12日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

お値打ちの象牙実印のご紹介です。今回は各商品とも先着一名様とさせていただきます。
2商品とも、純金の丹入り(小さな短冊入り)で鞘(さや、キャップのこと)付き、小さな朱肉のフタも象牙製です。山崎民生(みんせい)さんの銘入り、手書きの花押入りです。山崎民生さんは他界なされましたが、東京都墨田区在住だった象嵌(ぞうがん)職人でした。象嵌とは、金、銀を薄く伸ばして鶴亀、山水画の絵などの形にして、象牙などの材料に嵌(は)め込みます。私はご存命中に一度、お宅までお尋ねして仕事を依頼したことがありました。

今回の象牙実印 1.盛り金丹入り   直径15ミリ、長さ60ミリ  194400円(定価)
           ⇒128000円(税込)
        2.金丹入り   直径15ミリ、長さ60ミリ  151200円(定価)
           ⇒98000円(税込)
★ご注文いただいた場合、2種類の印稿(仕上がりのラフデザイン)をまず起こしてお客様にご覧いただき、お好きな方の書体を選んでいただきます。その後に彫刻致します。
(2種類の印稿代金は商品の中に含まれています)

★ご注文方法。1.メール送信(盛り金丹、または金丹のご指示、印鑑に彫るお名前を書いて下さい)
          inkan@rakuzendo.com
         2.電話でご注文(留守電に1.同様に録音下さい。文字は折り返しの電話で確認致します)
          電話 042-622-1976 


▲1.盛り金丹入り。ワニ革のケース付です。皮枠には覆輪(ふくりん、鎖金具の飾り付き) 
128,000円(税込)


▲民生の銘が入っています。金丹は盛り金丹で金が盛り上がっています。






▲2.金丹入り。トカゲのケース付です。上の象牙同様に、朱肉のフタも象牙製です。
98,000(税込)


▲民生の銘があります。金丹は盛り上がりではありませんが、本物の金が光ります。




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3月4日(金)のつぶやき

2016年03月05日 | 印鑑の業界
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はんこ自販機で試作品を作る

2016年03月04日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日、当店から歩いて5分程、八王子のドン.キホーテに行き、はんこ自販機を使って認め印を1本作りました。時々、お客様にこの自販機を紹介することがあり、念のためどこまで作成できるか、確認したかったからです。紹介をしておいて、お客様のご希望に間に合わなかったら、具合が悪いと思いました。

「はんこ自販機に行った方がよいですよ」。と言わなければならないのは、以下の場合です。
 1.別製で作る印鑑が当店の価格、930円では高いという場合。
 2.30分から40分掛かります、とお伝えして、「もっと早く欲しい」という場合。

実際に私がはんこ自販機で試作してみて、文字を作るのに5分、彫刻に10分という時間でした。お値段は、アカネ材(つげ材の一種)、10.5ミリ直径で500円(税込)です。作り方は銀行のATMで振り込みをするように、タッチパネルで文字を入れていきます。旧漢字、異体字(ハシゴの、土が上にくる𠮷、など)にも対応していました。

当店、楽善堂では、旧漢字、異体字(澤、、、嶋など)の既製認め印は、500種類あり、470円(税込)で販売しているので、既製で見つけられれば、自販機の500円よりもお安く、その場でお求めいただけます。



▲ドン.キホーテの一階に、はんこ自販機(左側)が置いてあります。
 仕上がったはんこは、ホットコーヒーのように足元に近い所から出てきました。


▲職人としてびっくりだったのは、印面(彫刻面)に墨打ち(すみうち)がしてありませんでした。
 自販機なのだから、なくて当たり前です。


▲職人仕事は、墨打ちをする前に、トクサ板で印面を滑らかにします。


▲墨打ちすると、文字が見やすくなります。つげ材の場合はこのまま、お客様に渡します。
      象牙、水牛の場合は、仕上げの作業後に、墨を落とすのが正しい作法です。
      文字は、「工藤泰臓」、「工」の字の右側に点を加筆で書く作業も可能でした。




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