印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

縦書きゴム印、アポストロフィーの位置

2024年03月22日 | ゴム印(ラバースタンプ)
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日いただいたご注文で、縦書きのゴム印(ラバースタンプ)にアポストロフィーが入るものがありました。同じ文字内容で横版のご注文もありました。アポストロフィーは、中学の英語学習で習った懐かしい単語ですが、
Tom’s book にあるTomの右上の「’」のことです。

 新しく会社を起こした時に、同じ文字内容(社名、住所、電話など)をお客様から横版、縦版でいただくことは、ままあります。横版の内容を縦版に変える時は、
数字:123⇒一 二 三
階数表示:1F 2F ⇒1F 2F(これを、このまま縦書き) Fとのバランスで漢字には変換しない。
メールアドレス(あまり無いが):文末が下に来るようにして、そのまま横書き。名刺で縦組みの場合も同じです。
 こんな方法で対応しています。

 今回のアポストロフィーに関しては、メールアドレスの表記と同じにしようと考えましたが、すぐあとはabc 表記でなくカタカナでした。○○’sビル のような表記です。ネットで調べて、下記のようにしました。ゴム印のメーカーさんには、位置を細かにお願いしたら指示通りに作ってくれました。



▲アポストロフィーの位置は、Mの右上でなく、Sの左上 が妥当のようです。
本来はどっちの文字にも属するものではないと思いますが。


▲縦書きのゴム印のサンプルです。住所でマンションの部屋番などは、
漢字表記にしています。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

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同じ文字が3本の印鑑に入るご注文

2024年03月02日 | 印鑑の文字
 先月、一人のお客様から3本の印鑑のご注文をいただき、同じ文字が3本ともに入っていました。
書体は3本とも行書体でした。詳しくは分かりませんが、私の勝手な想像では、3人の女の子さんが居て
一緒にプレゼントなさる、こんな状況かと思いました。
 印影(印鑑の押し型)も個人情報なので、お客様にお納めした印影は開示できないので、このブログ専用に
「美」の文字を入れた作品を作ってみました。お客様の仕事は「美」の文字ではありません。
ご覧下さると幸いです。行書の場合、楷書に近く作るか、草書寄りに作るかで、文字の雰囲気を変えられます。



▲楷書に近い作風の行書、「美」です。




▲一般的な行書「美」です。




▲草書に近く書いてみました。
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