印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

米寿記念の文字入り印鑑

2013年04月30日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

早いもので今日で4月は終わりで、1年の三分の一が過ぎたことになります。
先日、お孫さん4人に“米寿記念”にと印鑑をご注文のご夫婦がいらっしゃいました。印鑑の側面に米寿記念の文字を入れてくれますか、というご希望でした。米寿記念のお祝いの席がご家族であり、その時のお礼に差し上げたいとおっしゃっていました。

印材の側面に文字を入れることを側款(そっかん)と言います。円形の印材よりも主には角材の石印材に入れることが多いです。この場合は彫りあがった日にちや、作者名を入れます。印鑑を捺そうとしたときにアナログ時計でいう9時の位置に入れます。右利きの人が右手で捺せば、9時の位置にある側款の文字が見えるようになるわけです。

携帯ストラップの木札(きふだ)の名入れ彫刻をしているメーカーに依頼して、彫刻と文字に朱の色を入れてもらいました。文字色は黒よりも祝いの内容なので、朱の色にしました。印鑑は、使う方ご本人からのご注文もありますが、このようにギフトとして差し上げる印鑑もかなりあります。今回は、贈り主さまのお気持ちがよくわかるご注文でした。


▲米寿記念の文字入り印鑑です。
文字入れ代金で別途1,000円になります。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttp://inkan-reform.com

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4月29日(月)のつぶやき

2013年04月30日 | 印鑑の業界
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4月28日(日)のつぶやき

2013年04月29日 | 印鑑の業界
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4月27日(土)のつぶやき

2013年04月28日 | 印鑑の業界
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新語?「よさげ」

2013年04月27日 | 徒然(つれづれ)なるままに・・・
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

店頭接客、お客様との会話の中で「良さげのケースを付けて下さい。」と言われました。「良さそうなケース」の意味と解釈しました。同時に日本語の古語に「よさげ」があり、このお客様の生まれ育った環境に「よさげ」の言葉が残っていたのかな、と思いました。

早速に岩波の古語辞典を引いてみたら「よさげ」の古語はありませんでした。接尾語に「げ」があり、「外から見たところ、そのように見える意、気色・様子・感じを表す。」と出ていました。調べ方を変えて、スマホで国語辞書、goo辞書を引いたら出できて「形容動詞、形容詞「よい」の名詞形「よさ」に接尾語「げ」の付いた語。若者言葉。例として「けっこうよさげな番組」「気持ちよさげに歌う」とありました。

古語でなく、若者言葉でした。「よさげ」とおっしゃったお客様は、若者よりもやや年齢的に上の方でしたが、言葉が伝播したのでしょう。仕事の中で、お客様との会話が楽しめればいいな、と思いつつ、また自分が話すよりもお客様の話をよく聞くこと、が大事と思います。


▲朝の散歩道、八重桜が満開でした。
本文とは関係ありません。



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4月26日(金)のつぶやき

2013年04月27日 | 印鑑の業界
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4月25日(木)のつぶやき

2013年04月26日 | 印鑑の業界
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4月24日(水)のつぶやき

2013年04月25日 | 印鑑の業界
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4月23日(火)のつぶやき

2013年04月24日 | 印鑑の業界
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片岡 球子展に

2013年04月23日 | 店長のプライベート
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

一昨日の日曜日、肌寒い気温、雨降りの中を鎌倉までドライブしました。カミサンと長女、私の3人でした。美大、大学院生の長女の希望で、神奈川県立近代美術館 鎌倉に出かけました。日本画家、片岡 球子さんの作品展です。

仕事柄、落款印に目が行きます。一寸角(30ミリの正方形)くらいの大きさで「球」の一文字が篆書(てんしょ)でありました。よく見ると印(いん)で捺したのではなくて押し型を手で書いていました。いくつかの作品の落款印を比べてみると、微妙に線の太さや線質が違っているのがわかりました。印の赤の色加減は、朱肉の色よりも絵の具の色に近い感じがしました。

作品で私の興味を引いたのは面構(つらがまえ)の作品群です。日本の歴史上の人物の上半身を大きく描いています。日蓮上人、足利尊氏や徳川家康、葛飾北斎もいました。パネルにある説明によれば、片岡さんは昭和41年(61歳の時)から面構の作品をライフワークにしました。本画(額装付きや屏風仕立てなど)の他に多くのスケッチブックの作品も展示されていて、のんびりとよい休日を過ごせました。


▲この作品は《火山(浅間山)》です。
大胆な色使いにしばし見入ってしまいました。
「片岡球子 想像の秘密」5月26日(日)まで
休館日:月曜日



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